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ξ゚⊿゚)ξに友達ができたようです 2011年01月02日 日常等 トラックバック:0コメント:0

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:04:50.49 ID:yA7VYE4F0

季節は春。
桜が咲き乱れ、新入生が心踊る季節。
またクラス替えなどで一喜一憂する季節。

そして、出会いと別れの季節。

ツンの心中は歓喜で満ちていた。
・・・これで、このクラスと別れられると。



ξ゚⊿゚)ξに友達ができたようです。


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:06:17.01 ID:yA7VYE4F0
朝7時、目覚ましが鳴る。

けたたましく鳴るそれは、1日の始まりを告げる合図。

それはツンにとって憂鬱でしかなかった。
朝が弱いとか、寝不足であるとかではない。
もっと違う理由。

ξ゚⊿゚)ξ「・・・行きたく、ないな」

毎朝同じ事を思い、口に出してみる。
これがツンの、抵抗。

――――――――――――――――


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:09:39.20 ID:yA7VYE4F0
キーンコーンカーンコーン・・・

嫌だ嫌だとは思いつつ、結局学校に来てしまう。
ツンはこれを2年間繰り返してきた。

( ・∀・)「はぁはぁ・・・セーフ!」

ξ゚⊿゚)ξ「・・・」ビクッ

从 ゚∀从「モララーおせーよ!ギリギリじゃねーか」

( ・∀・)「うるせーな・・・俺は朝弱いんだよ」

( ´∀`)「きっと3年になっても変わらないモナーw」

( ・∀・)「うるせー!!」
笑いが起きる教室の一角。
それまでざわついていた教室が、更に騒がしくなる。
原因は、クラス内の中心人物達が揃った事による。


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:13:18.82 ID:yA7VYE4F0
その中でツンは一人隅の方で小さくなっていた。
彼らがバカ騒ぎをする中、ビクビクとしていた。

( ・∀・)「・・・お?アイツいたのかwwwww」

从 ゚∀从「あ?空気みたいで気づかなかったなwww」

( ´∀`)「相変わらず暗いオーラ出してるモナww」

ξ゚⊿゚)ξ「・・・・」

いつもの光景だった。

それは明らかにツンに向けられた言葉。
それも、聞こえるように大きな声で。

――――――――――――――――――――


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:15:01.85 ID:yA7VYE4F0
それは1年生の初めの頃だった。
ツンは学級委員を務めていた。

ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと、あんたたち真面目に掃除しなさいよね」

( ・∀・)「・・・ウザ、何こいつ」

( ´∀`)「必ずいるモナね、こういう真面目ぶってる女」

ξ゚⊿゚)ξ「はぁ?別に真面目ぶってるわけじゃ・・」

从'ー'从「あははー、マジKYだぁ」

( ・∀・)「空気読めよバーカ」

――――――――――――。

ツンはいじめられていた。
きっかけは些細なこと、しかしそれは肥大していく一方だった。


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:16:30.05 ID:yA7VYE4F0
この時がきっかけで、ツンは現在までモララーやモナーたちの標的になった。

最初は抵抗していたツンだったが、抵抗すればするほど、拒否すればするほど酷くなっていった。
周りは見てみぬふり。いじめと言うのは明日は我が身だからだ。

物を隠す
陰口を目の前で言う
暴力
集団無視

全てされた。
しかし教師は助けてくれない。
クラスで中心となっている彼らの言葉を信用する。

告げ口もいない、したら次はその人が標的になってしまう。


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:19:14.78 ID:yA7VYE4F0
ツンは、2年間そのような生活を送ってきた。
彼女は希望を胸に学校に通っていた。
それは、クラス替え。

ツンの通うVIP高校は本来ならば3年間クラス替えをしない。
入学時に割り振られたクラスで3年間を過ごすのだが、今年は違った。
モララー、モナーを中心とするメンバーがあまりに授業中もうるさいため・・・
特例としてクラス替えをすることになった。

( ・∀・)「でもクラス替えとかウザくね?」

从'ー'从「ねー、うちらのクラス最強だよねぇ」

( ´∀`)「誰かさんがいなければ、だモナー」

从 ゚∀从「それってアイツとかか?www」

( ・∀・)「バッカ、アイツいてこそのクラスだろーがwww」

从'ー'从「えー、ウザいようwwwww」

ギャハハハハ、と騒ぐ連中。

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:22:46.83 ID:yA7VYE4F0
耳障りでしかない、中傷。
けどそれも今日でお別れ、2週間の春休みを終えると新しいクラスが待っている。

ξ゚⊿゚)ξ「・・・」
頑張れ自分。
そう言い聞かせながら、終業式が始まるのを待っていた。
―――――――――。

(`・ω・´)「えー、では2週間後に会いましょう」

担任の話が終わり、わぁっと教室は騒がしくなる。
夏や冬に比べたら短いが、それでも2週間の休業。
学生にとっては嬉しい連休だ。

ツンは鞄を持って教室を出ようとした。
一緒に帰る人はいない。友達と呼べる人はいない。
放課後の友達同士の談笑も、羨ましい。
いつものように、羨望の眼差しで見ていると頭をはたかれた。


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:25:10.18 ID:yA7VYE4F0
ξ゚⊿゚)ξ「痛・・・。」ビク

从 ゚∀从「あーわりぃわりぃww」

ξ゚⊿゚)ξ「・・・」

( ・∀・)「なー、お前なんで学校来てんの?」

ξ;゚⊿゚)ξ「・・・ぇ・・・」

从'ー'从「友達もいないのに来るんだねwww」

ξ;゚⊿゚)ξ「えっと・・・その・・・」

从# ゚∀从「はっきり喋ろや!!」

ハインの鞄がツンに振りかざされた。
ツンは反射的に腕を伸ばすが、鞄の金属部分がツンの腕を強打した。


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:28:26.62 ID:yA7VYE4F0
ξ;゚⊿゚)ξ「・・・っ・・・すいません・・・」

( ・∀・)「ウザ、早くマック行こうぜ」

从'ー'从「そうだねー、あー邪魔くさいよう」

ツンはただ立ち尽くし、赤くなった腕をさする。
周りはいつものように、見てみぬふり。

わかってる、大丈夫。あと2週間の辛抱だ。

そう言い聞かせた。
彼らと話をするときは、膝が震える。
声も出なくなる。
とりあえず謝ってしまう。
この2年間でツンの体はそのようにできあがってしまっていた。

ξ;⊿;)ξ「・・・・帰ろう」ジワ


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:29:40.54 ID:yA7VYE4F0
わかっている、誰も助けてくれない。
涙を流したところで、さらにバカにされてしまう。
ツンはトボトボと家路に着いた。

家に帰る途中、コンビニの前を通った。
コンビニの前には、ブレザーを来た高校生が何人かいた。

ツンは思わずビクビクしてしまう。
もしかしたら彼らかも知れない。
同じ学校の制服を見ただけでそんな気持ちで不安になっていた。


ξ;゚⊿゚)ξ(気づかれる前に通り抜けよう・・・)
そう考えていたツンは、少し早歩きになってコンビニを通過しようとした、その時。

「・・・あ。」

ξ;゚⊿゚)ξ「・・・」ビクッ


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:32:50.37 ID:yA7VYE4F0
反射的に足を止めて、うつむく。
あ、と言われた。
気づかれた。

1人がこちらに近づいてくるのがわかる。
ビクビクしながら、足は震えて動かなかった。
泣きそうになる自分がたまらなく嫌だった。

そしてーーーーーーーーーーーー。


( ^ω^)「ツンさんですかお?」


いつものニヤニヤした、バカにしたような視線だと予想していた。
しかし、そこにはとても穏やかな顔があった。
ニコニコして、少しふくよかな男の子。
とても優しい声だった。


20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:35:45.68 ID:yA7VYE4F0
ξ;゚⊿゚)ξ「ぁ・・・はい・・・」

(*^ω^)「やっぱり、1組のツンさんだお」ニコニコ

ξ゚⊿゚)ξ「・・・ぇ、あの・・・」

( ^ω^)「僕はブーンですお、2組の」

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン、君?」

( ^ω^)「おっおっお、そうですお、こんにちはですお」

ξ゚⊿゚)ξ「・・・ぁ、こんにちは・・・」

いきなりの出来事に困惑するツン。
初めて話しかけられた、隣のクラスの男の子。
何で私に話しかけてくるんだろう、そうか、隣のクラスだから知らないんだ。
私が、いじめられてる事―――――――――――――――。

ξ;゚⊿゚)ξ「・・・」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:37:51.17 ID:yA7VYE4F0
(´・ω・`)「ブーン、どうしたの?」

( ^ω^)「お、隣のクラスのツンさんがいたんだお」

彼の後ろから別の男の子が歩いてきた、これまた人の良さそうな男の子。
背が高く、垂れた眉毛が特徴的だ。
ブーン君の、友達なのかな。


(´・ω・`)「あぁ、こんにちは、初めまして、かな?僕はショボン」

ξ;゚⊿゚)ξ「は・・・はい、はじめまして・・・」

モララーたちに話しかけられた時とはまた違った緊張に襲われる。
いじめられてから、誰かにこうして話しかけらる事は皆無だったから。


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:39:25.79 ID:yA7VYE4F0
( ^ω^)「お、ツンさんは今帰りかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「え、あ・・・はい、そうです」

( ^ω^)「おっおっおっ、敬語やめてくれお、同い年なんだから」

ξ;゚⊿゚)ξ「ぁ、はい、すいません・・・」

勝手に出てしまう敬語、謝罪の言葉。

いじめられているとこれが勝手に出てくる。
下手に反論するよりも被害を抑えられるからだ。

情けないことに、それが癖になってしまっていた。


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:42:25.10 ID:yA7VYE4F0
(´・ω・`)「まぁまぁ、初対面だもん緊張するよ」

(;^ω^)「そうだおね、ツンさん、いきなり話しかけてゴメンお」

ションボリするブーン。
なんて優しい人なんだろう、そんな事を考えていたら、逆に申し訳なくなっていた。
私がもっとちゃんと話すことができたら・・・・。

(´・ω・`)「ドクオもおいでよ、ブーンがナンパした女の子だよ」

ξ;゚⊿゚)ξ「ぇ?・・・ぇ?」
困った表情でキョドってしまうツン。

(;^ω^)「ちょwwwwナンパってwwwwww違うおwww」

ショボンの声に反応して、また1人の男の子がやってきた。
小柄で、オドオドした感じの男の子。

('A`)「・・・こ、こ、こんにちは」

ξ゚⊿゚)ξ「こ、こんにちは・・・」


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:44:36.72 ID:yA7VYE4F0
なんだろうこの空間は。
知らない男の子3人と会話をしている。
そしてドクオとツンの間には気まずい雰囲気が流れている。

( ^ω^)「春休み終わったらクラス替えだおね、ツンさんは楽しみかお?」

その雰囲気を払拭するようにブーンはニコニコしながらツンに質問する。

ξ゚⊿゚)ξ「は・・・ぅん、楽しみ」

危うく敬語になりかけた。

(´・ω・`)「ツンさんのクラスはモララーとかうるさいからね」

ξ;゚⊿゚)ξ「・・・ぁ」ビクッ

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:47:40.25 ID:yA7VYE4F0
モララーの名前にビクッとしてしまうツン。
自分をいじめている中心人物人だ。

たったそれだけなのに、嫌な汗が流れた。

(´・ω・`)「あれ、ツンさんどうかした?」

ξ゚⊿゚)ξ「・・・な、なんでもない、よ」

( ^ω^)「それじゃあ、また始業式に会おうだお」

(*^ω^)「ツンさんと同じクラスになれたら嬉しいお!!」

(´・ω・`)「ばいばい、ツンさん」

ξ゚⊿゚)ξ「ぇ、あ、う、うん。またね」

ドクオは無言で遠慮がちにヒラヒラと手を振っていた。

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:49:59.51 ID:yA7VYE4F0
思わぬところで、思わぬ会話をしてしまった。

普段誰からも話しかける事のない自分。

無視されて、自分の存在が否定されている空間にいたツンにとって
この日の出来事はとても嬉しいものであった。

ξ*゚⊿゚)ξ「同じクラスになれたら嬉しい、か」

ξ*゚―゚)ξ「ふふ、初めて言われた、こんなこと」

思わず零れる笑み。涙ではなく、笑みが零れたのは、何時振りだろうか。
言われたことを反芻しながら、ツンは再び帰路に着いた。


2週間後――――。

ジリリリリリリ・・・

いつもの時間に目覚ましが鳴る。
今日から新学期だ。期待と不安を胸にツンは

ξ゚⊿゚)ξ「・・・よし」

学校へ向かった。


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:53:06.94 ID:yA7VYE4F0
―――――――――。
掲示板に新しいクラスが張り出されていた。
歓声を上げている生徒も入れば、悲壮感を出している生徒もいた。
ツンはある程度生徒が散った頃を見計らって掲示板に目を通す。

少し、確信があった。
クラス替えの根本的な理由は、モララーやモナーたちにある。
とすれば、彼らが離れるのはわかっていた。
しかし・・・・

ξ;゚⊿゚)ξ「う、そ・・・」

ツンの名前があるクラス。
そこにモナーやハインの名前は無いものの
モララー、渡辺の名前があった。

さらに、モララーと仲のよい、いようやニダーの名前もあった。

ξ;゚⊿゚)ξ「せっかく、離れられると思った、のに」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:55:58.56 ID:yA7VYE4F0
絶望感。

いじめの中心には必ずモララーがいた。
彼と離れないことは、いじめが続くことを暗喩していた。

ξ;⊿;)ξ「・・・そ、んな・・・」

掲示板の前でしばらく動けないツン。
しかし、後からやってきた生徒の集団を察して
憂鬱な気持ちで新しいクラスへと向かった。

ガラガラ・・
ξ゚⊿゚)ξ「・・・」

無言のまま戸を引くと、既に騒がしい空気が流れていた


35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 19:59:01.43 ID:yA7VYE4F0
( ・∀・)「まさかお前らと一緒になるとはなwww」

(=゚ω゚)ノ「うるさいクラスになりそうだよう」

<ヽ`∀´>「ニダニダ、クラス替えした意味ないニダね!!」

ぎゃはははは、と馬鹿笑いが聞こえる中、ツンは自分の席へと座った。

从'ー'从「あれれー、またこの人いるよー?」

( ・∀・)「なんだ、お前もこのクラスかよ」

ξ;゚⊿゚)ξ「ぁ・・・ハイ」

(=゚ω゚)ノ「おいおい、あんまりいじめるなようwww」

( ・∀・)「なんだよ、ただ話しかけてるだけだろwww」

从'ー'从「うちらがいじめるわけないじゃーん、ねー?」

ξ;゚⊿゚)ξ「う・・・ハイ・・・」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:02:00.95 ID:yA7VYE4F0
嫌だ、もうこのクラスは嫌だ。
早いと思われるかも知れないが、このグループと同じ空間にいたくない。
今すぐにでも逃げ出したかった。

ξ;⊿;)ξ「・・・」

ツンが今にも泣きそうになっていると、教室のドアが開いた。

( ^ω^)「おー、新鮮な感じがするお」

(´・ω・`)「そりゃあね、クラス替えなんか初めてだし」

(;'A`)「き、緊張するなぁ・・」

( ^ω^)「おっおっおっ、緊張しすぎだお、ドクオ」



ξ゚⊿゚)ξ「ぁ・・・」


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:04:43.35 ID:yA7VYE4F0
見たことのある、優しい顔。
2週間前、ツンに優しく接してくれたブーンたちだ。

( ^ω^)「お?ツンさんだお!」

(´・ω・`)「本当だ。ツンさん、おはよう」

('A`)「お、おはよう、ございます」

ξ*゚⊿゚)ξ「お、おは、おはよう・・・」

(*^ω^)「おっおっ、本当に同じクラスになれたお、嬉しいお」

(´・ω・`)「よろしくね、ツンさん」

嬉しい、嬉しい。
さっきまで嫌な気持ちだったのに、逃げ出したかったのに
この人たちに会えただけでその気持ちは吹き飛んだ。

( ・∀・)「・・・」

モララー、渡辺は面白くなさそうにその光景を見ていた。

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:07:56.52 ID:yA7VYE4F0
その日の放課後、ツンはモララーたちに呼び出された。

( ・∀・)「なぁ、お前なんか調子乗ってるよな」

ξ;゚⊿゚)ξ「ぇ・・・そんな事ない、です」

从'ー'从「珍しく話しかけられたから調子乗っちゃったー?」

ξ;゚⊿゚)ξ「・・・」

(=゚ω゚)ノ「なんとか言えよう」

(# ・∀・)「聞いてんのかよ!!」

ξ;゚⊿゚)ξ「痛!・・・聞いてます・・」

从'ー'从「ムカつくなー、なんか」

<ヽ`∀´>「やっちゃうニダ?やっちゃうニダ?」


43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:10:31.12 ID:yA7VYE4F0
ξ;⊿;)ξ「う・・・うぅ・・」

(# ・∀・)「泣いてんじゃねーよ!!」ドカッ

突き飛ばされるツン、制服がドロだらけになってしまった。

从'ー'从「ねーねー、ホースあるよホース」

(=゚ω゚)ノ「お、ドロ落としてやるよう」

ツンに浴びせられる冷水、意外と勢いが強くて痛い。

ξ;⊿;)ξ「や、やめ・・・てくださ・・」

( ・∀・)「ハハハ、ビッチャビチャじゃねーか」

<ヽ`∀´>「泥が落ちて良かったニダねwww」

从'ー'从「ていうか学校でずぶ濡れってどういう事ですかー?www」

ξ ⊿ )ξ「・・・」


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:12:24.82 ID:yA7VYE4F0
ツンはずぶ濡れになっていた。
春とは言え、まだ水浴びをするには早い季節だ。

( ・∀・)「あんまり調子乗ってるとボコるからね?」

(=゚ω゚)ノ「俺ボクシングやってるからね、サンドバッグ欲しいようwww」

満足したのか、ゲラゲラ笑ながらモララーたちは帰っていった。

ξ;⊿;)ξ「うぅ・・うっうぅぅぅ・・・」

ツンは泥にまみれながら、ずぶ濡れになりながら泣いた。

誰も助けてくれない。
ブーン達に話しかけられて、喜んでただけ。
たったそれだけなのに・・・。

新しいクラスになっても変わらない、いじめ。
ブーンたちと同じクラスになったとて、絶望はそのままだった。


47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:16:35.42 ID:yA7VYE4F0
――――――――――――――。

朝登校すればブーンやショボン、ドクオたちが挨拶してくれる。
それが楽しみでツンは学校へ休まずに通っていた。
自分に分け隔てなく接してくれる、彼らの優しさが、ツンの安らぎだった。

しかしその反面、モララーたちのいじめはエスカレートしていった。
ブーンたちに話しかけられて、喜んでいるツンが面白くなかったのだ。
自分のオモチャを取られた子どもが、ストレスを発散する。
矛先は、ツン。

そんなある日、いつものように朝登校したツン。

( ・∀・)「ギャハハハ、いようウゼーwww」

(=゚ω゚)ノ「デンプシーロールだようwww」

从'ー'从「あ、ツンちゃんおはよーwwww」


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:19:17.07 ID:yA7VYE4F0
ξ;゚⊿゚)ξ「お、おはよぅ・・」

( ・∀・)「今日も朝から暗い女来たなー」

<ヽ`∀´>「エアー読んで学校来ないで欲しいニダwww」

ξ゚⊿゚)ξ「・・・」

大丈夫、こんなのいつもの・・・いつもの事。
もう少ししたら、ブーン君たちが来てくれる。
ニコニコした笑顔で、挨拶してくれる。

( ・∀・)「ハハハ、本当ウザってー・・・痛っ」ドンッ

いつものようにツンに絡んでいたモララーは誰かにぶつかった。

(,,゚Д゚)「・・・」

(;・∀・)「お、おうギコ、わりぃわりぃwww」

(,,゚Д゚)「・・・ちっ」スタスタスタ・・・

モララーにぶつかられたギコは明らかに不機嫌そうに席に向かった。


51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:22:10.77 ID:yA7VYE4F0
(# ・∀・)「ちっ、何だよアイツ、感じ悪いな」

(=゚ω゚)ノ「大方一人ぼっちが寂しいんだよう」


ギコはクラスで浮いていた。
といってもツンのように浮かされていたのではなく、自分から浮いている感じだ。

いわゆる不良系で、いつもガラの悪い連中とつるんでいた。
騒がしいお調子者のようなグループであるモララーたちとは違った雰囲気を醸し出していた。

モララーたちもギコにはあまり強く言わない、言えないといった状況だった。

ξ゚⊿゚)ξ(どうしよう、また私に当たられる・・・)

モララーたちの不機嫌は全てツンに向けられる。
いじめられるようになってから、人の顔色ばかりうかがう癖がついていた。

教室全体に不穏な空気が流れる中、勢いよくドアが開いた。


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:25:05.93 ID:yA7VYE4F0
ツンの待ちわびたニコニコ顔が、そこにあった。

( ^ω^)「みんなおはようだお!おっ?なんだおこの空気!!」

まさに空気が読めないブーン、しかし一気に教室は普段どおりの流れに戻る。

(* ^ω^)ノシ「ツンさーん、おいすー」

ξ*゚⊿゚)ξ「お、おはよう・・」

(´・ω・`)「ブーン、みんないるようだし・・・」

( ^ω^)「お、そうだおね。ドクオ、これ回してくれお」

('A`)「ぅ、うん」

ブーンとショボン、ドクオが手分けしてプリントを配る。


55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:28:31.99 ID:yA7VYE4F0
(*゚ー゚)「新クラス親睦会・大焼肉大会?」

ζ(゚ー゚*ζ「わぁ、ブーン君たちが企画したの?」

( ^ω^)「そうだお!みんな仲良くなってほしいから企画したんだお」

( ・∀・)「へぇ、焼肉か。いいね!」

(´・ω・`)「予定は今週の土曜日、参加希望者は僕らに声をかけてね」

ブーンたちにワラワラと集まる生徒たち。

「これまでクラス替えがなかった事から、新しいクラスの親睦を深めたい」
ブーンたちのそんな計らいに反対するものなどいなかった。

たちまち参加希望者が増えていく。


58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:32:09.77 ID:yA7VYE4F0
みんなの輪からポツン、と離れているツン。

ξ*゚⊿゚)ξ+「焼肉、クラス会・・・」

ツンはキラキラした瞳でプリントを見ていた。
自分も参加したい、ブーンたちと、みんなと仲良くなりたい。

ξ゚⊿゚)ξ「でも・・・きっとダメだよね・・・」

自分が行ったら空気が悪くなる。
きっと行っちゃダメだ。

その事を考えていたら、悲しくなっていた。
ションボリしていると、ブーンが話しかけてきた。

( ^ω^)「おっ、ツンさんも参加するおね?」

ξ゚⊿゚)ξ「ぇ・・・でも・・・」


61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:35:37.62 ID:yA7VYE4F0
( ´ω`)「おー・・・もしかして土曜日忙しいかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「そ、そんな事ない、です!」

( ^ω^)「おー、じゃあ是非参加してくれお」

ξ*゚⊿゚)ξ「ぃ、いいの?」

( ^ω^)「もっちろんだお、みんなで楽しく食べるお!」

ツンは心の中でガッツポーズをした。
参加できる。自分も輪に入れる。
それを促してくれた、優しいブーン。

自分にとって、やっぱり眩しすぎる存在。

( ^ω^)「おっおっ、ギコも来るおー!!」

(,,゚Д゚)「あぁ?・・・いーや俺は」

( ゜ω゜)「なんでだお、肉だお!肉――!!」

(,,;゚Д゚)「肉肉うるせーよ!」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:40:57.05 ID:yA7VYE4F0
ブーンはギコにも普通に接する。
それが彼の魅力なのかもしれない。

なつっこい性格、ニコニコ顔
ちょっと空気の読めないところがあるけれど・・・

誰にも嫌われない、そんな能力を持っていた。

ξ*゚⊿゚)ξ(やったぁ・・・)

入学して以来、ツンは初めて学校で笑った。
それくらい嬉しくて嬉しくてたまらなかった。


だから、気づかなかった。
モララーや渡辺たちがニヤニヤ見ていることを。

( ・∀・)从'ー'从(=゚ω゚)ノニヤニヤ


<*ヽ`∀´>「バイキング・・キムチ食べ放題ニダー」


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:44:11.05 ID:yA7VYE4F0
その日の放課後―――――。

ガチャ、バタン!!

ξ*゚⊿゚)ξ「ただいまー!」

ミセ*゚ー゚)リ「あらツンおかえり」

ξ*゚⊿゚)ξ「ママ、あのね、今週の土曜日、クラスのみんなで焼肉行くの!!」

ミセ*゚ー゚)リ「あら、本当!?良かったわね」

ξ*゚⊿゚)ξ「うん!ブーン君がね、誘ってくれて、それで・・」

ミセ*゚ー゚)リ「あらあら、じゃあ今度ウチにも連れてきなさい」

ξ*^⊿^)ξ「うんっ!!」

その日の夜からツンは楽しみで仕方がなかった。
何を着て行こうか、何を話せばよいのか。
もちろん不安もあったが、期待で胸が一杯だった。


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:48:25.70 ID:yA7VYE4F0
次の日、学校―――

从'ー'从「ツンちゃーん、土曜日の事なんだけどねー?」

ξ゚⊿゚)ξ「ぅ、うん・・・」

从'ー'从「ニュー速公園に6時集合、その後みんなで行くんだってー」

ξ゚⊿゚)ξ「ニュー速公園に6時・・・」

( ・∀・)「遅刻すんなよwwwww」

ξ;゚⊿゚)ξ「う、うん」

<*ヽ`∀´>+「遅れたらキムチ没収ニダよ」

意外だった。罵声を浴びせられたり、中傷されると思った。いつもの通り。
緊張したが、ただの言伝のようだった。
相変わらずうまく言葉は出てこないし、ビクビクするが

それよりも土曜の事が楽しみで仕方が無かった。
ブーン君が作ってくれた機会。


77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:51:58.30 ID:yA7VYE4F0
今日耳すまじゃねぇかwwwwwwww
雫可愛いよ雫

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:53:23.04 ID:yA7VYE4F0
そして土曜日――――――。

ξ*゚⊿゚)ξ「いってきまーす!」

ツンは午後5時に家を出た。
ツンの家からニュー速公園までは10分とかからない距離だが
余りにも楽しみなため待ちきれなかった。

ξ゚⊿゚)ξ「・・・はぁ、緊張するな」

何を話そう、どんな顔をしよう。
この日のために新しいワンピースも買った。
せっかくブーン君が作ってくれた機会だ、みんなと仲良くなりたい。

ξ*゚⊿゚)ξ「ファイトだ、うん」

気合を入れてみんなを待つツン。


85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:55:58.99 ID:yA7VYE4F0
午後8時――

ξ゚⊿゚)ξ「誰も・・・来ない、な」

ツンはずっと待っていたが、誰一人としてやってこない。
携帯で連絡を取ろうとしても、誰ともアドレス交換をしていないツンにとっては打つ手がなかった。

ブーンを信じているが
現実は信じたくない。

ξ゚⊿゚)ξ「もしかして・・・騙されたの?」

ポツリとこぼしてみる。

ξ゚⊿゚)ξ「・・・」

ブーン君が誘ってくれた、ブーンが君が・・・。

ξ;⊿;)ξブワッ


90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 20:59:21.73 ID:yA7VYE4F0
誰もいない夜の公園で、ツンは一人泣いた。

あぁやっぱり、アタシは嫌われている。
みんなと同じようにはなれない、なっちゃいけないんだ。
ワンピース、着てきたのにな。
色んな話題、考えてきたのにな。

パパとママには何て言おう。
あんなに嬉しそうなママの顔見れたのに・・・

美味しかったって言おうかな。
匂いでバレる、かな?

アハハ、と自嘲気味に笑うツンの足取りは重かった。

――――――――――――


93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:02:20.89 ID:yA7VYE4F0
月曜日。

(*゚ー゚)「美味しかったね、焼肉」

ζ(゚ー゚*ζ「うん、ブーン君たちに感謝しないと」

ξ゚⊿゚)ξ「・・・」

やっぱりみんなは行ったんだ、焼肉。
羨ましい。楽しかったのが伝わってくる。
泣きそうになっていると、ブーンがやってきた。

( ^ω^)ノシ「ツンさん、おはようだお」

ξ゚⊿゚)ξ「う、うん」

泣きそうなのを必死でごまかす。泣いたらまたからかわれる。

( ´ω`)「でも残念だったお。ツンさん急用入っちゃうなんて」

ξ゚⊿゚)ξ「・・・ぇ?」


98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:05:51.29 ID:yA7VYE4F0
(´・ω・`)「あれ、モララーたちから聞いたんだよ。ツンさんは急用で来れないって」


( ・∀・)从'ー'从(=゚ω゚)ノニヤニヤ


そうか、そういう事か。
ツンはすぐに理解した。場所と時間を教えたのも、彼らだ。
ブーンたちは何も知らない、悪くない。

ξ゚⊿゚)ξ「そ、その・・・ゴメンなさい」

( ^ω^)「ブーンはツンさんが来るの楽しみだったお・・・」

(´・ω・`)「ブーン、そんな事言ってもしょうがないよ」

(* ^ω^)「そうだおね、また別の機会に行こうお!」

ξ゚⊿゚)ξ「う、うん・・・」


<ヽ`∀´>「日本のキムチも美味かったニダー!!!」


100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:08:10.28 ID:yA7VYE4F0
その日の放課後、また呼び出された。

ξ;゚⊿゚)ξ「あの・・・」

( ・∀・)「いやー、楽しかったな土曜www」

从'ー'从「美味しかったしねーww」

(=゚ω゚)ノ「急用じゃしょうがないようwwww」

<ヽ`∀´>「キムチ食べれなくて可哀相ニダwwwwww」

ξ ⊿ )ξ「・・・」

( ・∀・)「なにシカトしてんだよバーカ」

(=゚ω゚)ノ「お前が参加できると思ったら大間違いだようwww」

( ・∀・)「何とか言ってみろよ」

ξ;⊿;)ξ「うぅぅ・・・」


104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:10:28.19 ID:yA7VYE4F0
気づけば、泣いていた。
こんなに悔しかった事はない。こんなに悲しかった事はない。
これまでは希望がなかった。けど今回は希望があった。
ブーンが誘ってくれた、みんなと仲良くなれると思った。
希望があった分、フィードバックは異常に大きかった。

(# ・∀・)「何だよコイツ、ムカつくな」ドカッ

ξ;⊿;)ξ「・・・痛!」

(=゚ω゚)ノ「何泣いてるんだよう」ドカッ

ξ;⊿;)ξ「痛い痛い・・・やめて・・・」

从'ー'从「女の子蹴るなんて最低―」

(# ・∀・)「うるせーよ、ホラ、お前も蹴れよ」

从'ー'从「いいのー?えいっ」ドカッ

ξ;⊿;)ξ「・・・うぅ、やめ、て」

何も悪いことはしていない。なのに蹴られる。
ただ期待しただけ。みんなと仲良くなりたかっただけ。
それが、そんなにいけないこと?


106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:12:56.24 ID:yA7VYE4F0
しばらくして、飽きたのか彼らは帰って行った。
ボロボロに、ドロドロになりながらツンはただ泣いていた。

(,,゚Д゚)「ん?」

ξ;⊿;)ξ「・・・ぁ」

見られた。こんな姿で泣いてるところを、ギコに見られてしまった。

ξ;⊿;)ξ「ご、ゴメンなさい・・・今帰ります・・」

もはや自分でも何故謝っているのかわからなかった。
何も悪いことはしてないはずなのに、反射的に謝ってしまった。

(,,゚Д゚)「・・・お前、いじめられてんのか?」

ξ ⊿ )ξ「・・・」ビクッ

声は出なかったが、体で答えてしまっていた。
情けない、情けない。


108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:15:22.43 ID:yA7VYE4F0
(,,゚Д゚)「モララー達か?」

ξ ⊿ )ξ「・・・はい」

(,,゚Д゚)「ふーん」

いかにも興味ありませんといった感じでギコは反応した。
不良と言われている人なのに、何故か恐怖感は沸かなかった。

(,,゚Д゚)「お前さ」

ξ ⊿ )ξ「・・・はぃ」

(,,゚Д゚)「嫌なら嫌って言ったほうがいいよ」

ξ;⊿;)ξ「・・・っ」

言った、しかも早い段階で。
しかし彼らは止めてくれなかった。
それでも嫌と言えばいいのか、更に辛くなることがわかっていても。

(,,゚Д゚)「バカなやつらはシメるのが1番だ」

ま、俺には関係ないけどね。
そう加えてギコはスタスタと去っていった。


111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:18:14.89 ID:yA7VYE4F0
ξ;⊿;)ξ「うぅぅー・・・」

どうしようもない、もうダメだ。
自分はギコのように強くない。
弱い自分が嫌いだけど、強くなれないものはしょうがない。
もう、学校なんて来たくない。

泣きながらツンは学校を後にした。

――――――――。

フラフラと家に向かっていたが、あのコンビニの前に通りかかった。
そこでまた思い出す。
初めてブーンたちに話しかけられた場所。
初めて学校に行くのに希望が持てた場所。

ボーっと眺めていたら、コンビニの自動ドアが開いた。



つーかやべぇ、このままだとラストらへんが「結婚してくれないか」と時間かぶる・・・
鯖落ちるよなwwwwwww


114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:20:46.62 ID:yA7VYE4F0
( ^ω^)「うまい棒納豆味買い占めたおwwwww」

(´・ω・`)「うーん・・・僕は理解できないけどね」

('A`)「ぼ、僕は好きだよ、納豆味」

( ^ω^)「ドクオはわかってるお、ネバネバがたまらんのだおwwww」

いつものニコニコした顔が、更にニコニコしていた。
いいなぁ、3人仲が良くて。
そんな事を考えていたら、目が合ってしまった。

(;´・ω・`)「やぁ、ツンさ・・・どうしたの!?」

(;'A`)「せ、制服泥まみれだ・・・」

(;^ω^)「どうしたお!?ツンさん大丈夫かお!?」

ξ;⊿;)ξ「ぁ・・・」

忘れていた。今自分はボロボロだったんだ。
仲睦まじいのがあまりにも羨ましくて、失念していた。


117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:22:29.94 ID:yA7VYE4F0
ξ;⊿;)ξダッ

気づけば駆け出していた。逃げたかった。
いつも仲がいい3人組に
自分に優しくしてくれる3人組に
憧れているブーンに

こんな姿は見られたくなかった。

(;^ω^)「ちょ、ツンさん!待つお!!」
うまい棒を投げ出して追いかけるブーン。
それに続くようにドクオとショボンも駆け出していた。



これで半分手前くらい
全部溜めてあるから、猿んないように素早く投下してくわ


123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:24:41.82 ID:yA7VYE4F0
(;^ω^)「はぁ、はぁ、捕まえたお・・・」

ξ;⊿;)ξ「うぅぅー・・・」

(;^ω^)「どうしたんだお、なんでこんなにボロボロなんだお!!」

ξ;⊿;)ξ「・・・」

なんでもない、転んだだけ。
そう言いたいのに言葉が、出てこなかった。

(;´・ω・`)「誰にやられたの?」

ξ;⊿;)ξ「う、う・・うわぁぁああん!!」

声を出して泣いた。
心配してくれるのが嬉しかったのか
蹴られたところが痛かったのか
どちらかはわからなかったが、溢れて止まらなかった。

――――――――――。


126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:26:24.29 ID:yA7VYE4F0
時間は午後7時。いつもならとうに帰宅している時間なので
ツンは予め母にメールで「友達の家で遊んでいる」と連絡をいれた。

(´・ω・`)「はい、どうぞ」コト・・・

ショボンはホットココアの入ったマグカップをツンに手渡した。

ξ;゚⊿゚)ξ「あ、あの・・・ありが、とう」

(´・ω・`)「どういたしまして。落ち着いた?」

ξ゚⊿゚)ξ「う、うん」

「流石にその格好で帰るのはマズイ」
ツンもそう思っていた。親には知られたくない。
娘がいじめられているのを知ったらどれだけ悲しむことか。
いや、もう気づいているかもしれない。
それでも、できるだけ気を遣わせたくなかった。

現在、ショボンのマンションにいる。
制服を洗濯させてもらっているのだ。ショボンはここに一人暮らし。


132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:27:50.66 ID:yA7VYE4F0
(´・ω・`)「親とちょっとあってね、一人暮らししてるんだ。」

その言葉に甘えさせてもらった。
今は制服を乾燥機に入れているところだ。
遠くでゴウン、ゴウンと乾燥機が回っている音が響く部屋で、ショボンが口火を切った。

(´・ω・`)「さて、もう大丈夫?・・・ブーン」

(;^ω^)「おー、すまないお。取り乱したお」

(´・ω・`)「まったく、僕とドクオがどれだけ苦労したことか」

('A`)「ブ、ブーンが落ち着いて良かった」

(;^ω^)「面目ないお・・・」


1時間前――――――――。

(;´・ω・`)「誰にやられたの?」

ξ;⊿;)ξ「う、う・・うわぁぁああん!!」


136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:29:35.47 ID:yA7VYE4F0
(;^ω^)「お、ショボン、ツンさんは誰かにやられたのかお!?」

(;´・ω・`)「そりゃそうだよ、転んだだけじゃこうはならないよ」

(;'A`)「制服に、く、靴の痕がある」

(;´・ω・`)「ツンさん、誰かに蹴られたの?」

ξ;⊿;)ξ「うわぁぁああん!!」

(#^ω^)「ショボン!誰だお!誰がツンさん蹴ったんだお!!」

(;´・ω・`)「だ、だからそれを今・・・」

(#゜ω゜)「誰だーーーー!!誰だおおおおおおおお!!」

(;´゜ω゜`)「ぐぇ・・苦し・・・」

(;'A`)「ブ、ブーン、落ち着いて!」

(#゜ω゜)「誰だこらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ξ;⊿;)ξ「うわぁぁああん!!」


142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:31:01.54 ID:yA7VYE4F0
―――――――――――――――――

(;´・ω・`)「ツンさんとブーンを交互になだめるのは大変だったよ」

本当にゴメンだお、とブーンはションボリしている。
ツンが誰かから暴力を受けたとあって、激昂したようだ。

(´・ω・`)「それで・・・ツンさん、どうしたの?」

ξ;゚⊿゚)ξ「そ・・・それは・・・」

(´・ω・`)「無理に、とは言わないよ。」

(´・ω・`)「ただ、僕たちはツンさんが心配なんだ」

心配――――。
誰かに気にかけてもらうなんて、ありえない事だと思ってた。
期待しちゃいけないって、そう思ってた。

ξ;⊿;)ξ「・・・」ポロポロ


146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:32:43.05 ID:yA7VYE4F0
(;^ω^)「あぁツンさん、泣かないでお」

(;´・ω・`)「ゴメン、やっぱり言いたくないよね、ゴメン」

ξ;⊿;)ξ「ち、ちがう、の」

ξ;⊿;)ξ「う、嬉しくて・・ヒック」

ξ;⊿;)ξ「誰か、に、気にかけてもらえるのが」

ξ;⊿;)ξ「う、ヒック、嬉しくって・・・グス」

(;^ω^)「ツンさん・・・」

(;'A`)「だ、大丈夫?」

何で、何でこの人たちは優しいのだろう。
期待しちゃうよ、嫌われないのかな?
こんな事言って、ウザいって思われないかな?

ξ;⊿;)ξ「ぁ、たし・・・ヒック、今まで、いじ、められてた・・・」


154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:34:37.69 ID:yA7VYE4F0
(;'A`)ビクッ
(;^ω^)そ「!」
(;´・ω・`)(やっぱり・・・)

それからツンは全てを話した。
ウザがられるかもしれない
でも、この3人なら話をしてもいいような気がした。

1年生の時からいじめられていた事―。

クラス替えでいじめがなくなるかと思った事―。

ブーン達が普通に接してくれたのが嬉しかった事―。

普通に接してくれるのがブーン達だけだった事―。

ギコに言われた事―。

誰かに、助けて欲しかった事。

そして、クラス会で騙された事――――――――――。


160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:36:13.26 ID:yA7VYE4F0
ξ;⊿;)ξ「そ、それで・・・今日も蹴られて」

ξ;⊿;)ξ「アタシは学校行っちゃいけないのかな、とか」

ξ;⊿;)ξ「みんなみたいに楽しく過ごせないのかな、とか」

ξ;⊿;)ξ「そんな事考えてたら、学校行きたくなくなって」

ξ;⊿;)ξ「ヒック、ブーン君たちを見つけて、羨ましくて」

ξ;⊿;)ξ「それで、そ、れで・・・うわぁぁぁん」

(´・ω・`)「ずっと、我慢してたんだね・・・。」

(;A`)「いじめ・・・」

ドクオは涙が零れた。同情だろうか、いや違う。
ドクオも中学のときいじめられていたのだ。
アニメが好き、人と話すことが苦手。たったそれだけの理由で。


166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:37:44.05 ID:yA7VYE4F0
それは悲惨を極めた。中学生は限度を知らないから。
それを救ったのがブーンとショボン。
彼らはドクオの初めての友達。

ドクオは今でも人とうまく話せない。
だが、それでも少しずつ心の傷はふさがっていた。

だから、ツンの気持ちがよくわかるのだ。
孤独―。
絶望―。
恐怖―。
それらが思い出されての涙だった。

(;´・ω・`)「ドクオ、大丈夫。僕たちがいるから。ね、ブーン」

(  ω )「・・・」


175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:39:47.55 ID:yA7VYE4F0
(;´・ω・`)「ブーン?」

(  ω )「ツンさん、辛かったおね?」

ξ;⊿;)ξ「・・・」コクコク

(  ω )「毎日毎日、辛かったおね?」

(;´・ω・`)「ブ、ブーン?」

(  ω )「・・・。」

(# ゚ω゚)「ふおおおおおおおおおおおお!!!」

ξ;⊿;)ξ「ビクッ」(;'A`)

(# ゚ω゚)「許さんお、許さんお!!」

(# ゚ω゚)「ツンさんを泣かせるなんて絶対許さんお!!」


181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:41:21.92 ID:yA7VYE4F0
(;´・ω・`)「ブーン、待って、落ち着いて!」

(  ω )「何言ってるお?ブーンは十分落ち着いてるお、ただ小宇宙が高まっただけだお」

(;´・ω・`)「コスモって何!?目が落ち着いてないって・・・」

(  ω )「何言ってるお?南米じゃこの目できないとうんこだお?」

(;´・ω・`)「な、南米って、ジーコっぽい人じゃないんだから」

明らかにヤバイオーラを出しているブーン。
相当マズイ状態なのか、ショボンがあたふたしてる。

ξ;゚⊿゚)ξ「あ、あの」

( ^ω^)「なんだお、ツンさん?」コロッ

(;'A`)「よかった、普通のブーンに戻った」

(;´・ω・`)「うん、中学の時以来の暴走するところだったよ」


187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:43:17.81 ID:yA7VYE4F0
ξ゚⊿゚)ξ「ゴ、ゴメンなさい、こんな話して・・・」

(;^ω^)「ツンさんが謝ることないお!!」

(;^ω^)「何ならブーンがフルボッコにしてやるお」

ξ゚⊿゚)ξ「そ、それは・・・」

(´・ω・`)「ブーン、これはツンさんの問題だよ」

(´・ω・`)「ツンさんがはっきりと意思表示をして、それから僕たちが手助けするんだ」

(;^ω^)「お、でも・・・」

(´・ω・`)「見てられないのはわかるよ、僕だってそうさ。」

(´・ω・`)「ツンさんが頑張って、それでも足りない分を補う」

ξ゚⊿゚)ξ「が、頑張るって・・・?」

(;'A`)「も、もう一度はっきり、いじめしないでって言う」


194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:45:27.39 ID:yA7VYE4F0
ξ;゚⊿゚)ξ「え・・・」

(´・ω・`)「恐いのはわかるよ。だけど、つけ上がらせたのはツンさんだよ」

(;^ω^)「ショボン!」

('A`)「ブーン、ショボンは、正しいよ」

(´・ω・`)「ギコの言った通りなんだよ」

嫌だって言う?
最初に言ったけど止めてくれなかった。
また酷くなったらどうしよう、また蹴られたらーーーーーーー。

(´・ω・`)「大丈夫、その時は僕らの出番さ」

ξ゚⊿゚)ξ「え?」

( ^ω^)「ツンさんが勝てない所は、僕たちに任せるお!!」

(* ^ω^)「だって僕らはーーーーーーーー」


198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:47:17.23 ID:yA7VYE4F0
その日の空は、とても澄んでいました。
星がキラキラ光っていて、あたしを応援してくれてるようで。
ホカホカの制服は、心も体も温かくしてくれました。

ξ゚⊿゚)ξ「・・・頑張ろう」

恐い、恐いけど
もしかしたら今よりもっと酷くなるかも知れない。それでも・・・

(* ^ω^)「だって僕らは友達だお!!」

その言葉を信じてみたい。
高校に入学して、初めて「友達」って言われた。
憧れの、あの人に。

ξ*゚―゚)ξ「えへへ・・・」

今日は痛いことされたけど
その分嬉しい事ができました。
ママ、友達3人もできたよ。
とっても優しい人たちだから、心配いらないよ。


206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:48:58.93 ID:yA7VYE4F0
次の日。
ジリリリリリリ・・・
朝7時、いつものように目覚ましが鳴る。
いつもだったら憂鬱な時間が、今日は違った。

今日は戦う。昨日みんなと約束した。
アタシが頑張る。アタシが頑張らなかったら何も変わらない。

ξ゚⊿゚)ξ「よし」

ξ゚⊿゚)ξ「いってきまーす!!!」

ママに制服の汚れは何も言われなかった。
ショボン君の家で洗濯してもらったおかげだ。
今日はどうだろう、もっと汚れるかな?
それでも、頑張るって決めた。

そして教室へ――――――。


210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:50:23.90 ID:yA7VYE4F0
ガヤガヤ・・・

( ・∀・)「?・・・なんか視線感じるなぁ」

从'ー'从「モララー自意識過剰だよー」



( ゜ω゜)(真っ直ぐ行ってぶっ飛ばす、右ストレートでぶっ飛ばす、真っ(ry)

(;´・ω・`)「ブーン、落ち着いて・・・」


ドアが開いた。

ξ゚⊿゚)ξ「お、おはよ、ぅ」

シーン・・・。
自分が入った瞬間だけ時が止まったように静かになる教室。
そしてまた、何事も無かったかのように騒がしくなる。

( ^ω^)ノシ「ツンさんおいすー!!」

(´・ω・`)「おはよう」

('A`)「お、おはよう」

ξ*゚⊿゚)ξ「お、おは、おはよう」


215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:52:03.01 ID:yA7VYE4F0
( ・∀・)「よう、また来たのか」

从'ー'从「空気読めないと嫌われちゃうよー?」

<ヽ`∀´>「元から嫌われてるニダwww」

(=゚ω゚)ノ「それもそうだよう」

ギャハハハハ、といつものようにバカにしてくる彼ら。
いつもならここで涙ぐんでいるのだが・・・

ξ゚⊿゚)ξ「・・・」

堪えた。大丈夫だ、今日変るんだ。

ξ;゚⊿゚)ξ「ぁ、ぁ・・・あの」

( ・∀・)「あ?何だよ」

一呼吸置いて、勇気を出してみる。


221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:54:21.44 ID:yA7VYE4F0
ξ;゚⊿゚)ξ「も、もう、いじめないでくだ・・・さい」

(=゚ω゚)ノ「は?」

ξ;゚⊿゚)ξ「あ、たし、もういじめられたくない・・・です」

(,, ‐Д゚)「zzz・・・ん?」

声が震えていた。足も震えていた。
小さい声だったかも知れない。
けど、勇気を出して言った。

自分の声が、教室に響いた・・・気がした。

从'ー'从「はぁー?うちらがいじめ?」

<ヽ`∀´>「こいつ何言ってるニダwww」

ξ;゚⊿゚)ξ「あ、あの・・・」

( ・∀・)「・・・わかったよ」

ξ;゚⊿゚)ξ「!!」


230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:56:05.17 ID:yA7VYE4F0
( ・∀・)「今まで、悪かったな」

从'ー'从「モララー、何言ってるのー?」

( ・∀・)「もう、しないから」

ξ;゚⊿゚)ξ「・・・」

やった、ちゃんと伝わった。
謝ってくれた。もう、いじめられずに済む・・・。

(*^ω^)「ツンさんツンさん」

ξ゚⊿゚)ξ「・・・?」

( ^ω^)bそ
(´・ω・`)bそ
('A`)bそ

思わず笑える。
自然と笑みが零れてしまう。
やっぱり、この3人は優しいなぁと。

えへへ、と照れた後、アタシは3人に返した。

ξ*゚―゚)ξbそ


237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:57:47.36 ID:yA7VYE4F0
放課後―――。

(´・ω・`)「今日は頑張ったね」

ξ゚⊿゚)ξ「うん・・・よかった、かな?」

( ^ω^)「これからちょっとずつクラスに馴染んで行こうお」

ξ*゚⊿゚)ξ「そう、だね」

( ^ω^)「じゃあ僕たちは掃除当番のドクオを待つから、また明日会おうお」

ξ*゚⊿゚)ξ「うん、ばいばい」

( ゜ω゜)そ

(* ^ω^)ノシ「ば、ばいぶー」

(´・ω・`)「じゃあ、また」


244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 21:59:28.91 ID:yA7VYE4F0
(´・ω・`)「ふぅ、何とか大丈夫そうだねツンさん」

( ∩ω∩)「・・・」

(;´・ω・`)「ど、どうしたのブーン?」

(*∩ω∩)「ツンさんが眩しすぎて地球がヤバイお・・・」

(;´・ω・`)「え?」

(*∩ω∩)「これはもうサングラスしないと直視できないレベルだお」

(;´・ω・`)「そ、そう・・・」


ブーン達と別れ、一人下駄箱に向かう。
今日はとても気分がいい。
クラスのみんなは相変わらず関わりがないけど
いつもの呼び出しもないし、なによりブーン達と仲良くなれた気がした。


251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:01:28.91 ID:yA7VYE4F0
ξ*゚⊿゚)ξ(さっきの、友達っぽかったなぁ)

ルンルンした足取りで下駄箱まで行き、靴を取り出そうとした時。



【校舎裏に来い】



ξ;゚⊿゚)ξ「・・・」

油断していた。
さっきまでの浮ついた感じが一気に地面に叩きつけられた。
変な汗が流れてくる。
しかし、いじめはもう無いはずだ。

ξ;゚⊿゚)ξ「な、なんだろう」

ツンは校舎裏へと向かった。

―――――――――――――――――――――


256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:03:19.14 ID:yA7VYE4F0
校舎裏

( ・∀・)「おせーよバカ」

ξ;゚⊿゚)ξ「ゴ、ゴメンなさ・・・ぃ」

从'ー'从「やっぱり調子乗ってるねー」

(=゚ω゚)ノ「蹴られ足り無かったみたいだよう」

( ・∀・)「なーんかお前が楽しそうにしてんの、ムカつくんだよ」

ξ;゚⊿゚)ξ「・・・ぇ」

<ヽ`∀´>「と、いうわけで今日もおしおきニダwww」

从'ー'从「もう学校来ないで欲しいよー」

ξ;゚⊿゚)ξ「あ、朝・・・もうしないって・・・」

( ・∀・)「ん、明日からもうしないよ」

何だろう、何を言われるのだろう・・・。




( ・∀・)「もう、学校来れなくしてやるよ」


262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:05:08.47 ID:yA7VYE4F0
え?なんて言ったの?
朝、いじめはもうしないって言われた。
けど今・・・学校来れなくしてやるって・・・


(# ・∀・)「オラ、聞いてんのかよ!」ドカッ

ξ;゚⊿゚)ξ「キャッ」ドシャ・・・

希望が、絶望に変わった。
やっぱりアタシは期待しちゃいけないんだ。
学校、来ちゃダメなんだ。



('A`)「ん?あれは・・・」

(;'A`)「ツ、ツンさん・・・とモララー君達だ・・・」

(;'A`)「どど、どうしよう・・・また蹴られてる」ガクガク


269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:06:37.08 ID:yA7VYE4F0
ドクオは持っていたゴミ袋を落とし、力なく震えていた。
過去自分がされていたことがフラッシュバックする。
その光景が、今目の前で繰り広げられている。


从#'ー'从「あームカつく」ドカッ
(# ・∀・)「死ねよテメー」ガッ

ξ;⊿;)ξ「痛い・・・痛いよ・・・」


女の子が、男に、女に蹴られている。
相変わらず膝はガクガクするし、呼吸もうまくできない。
それでも・・・それでも・・・。
僕は、変わるんだーーー。


(;'A`)「や、やめ、なよ!」


273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:08:14.41 ID:yA7VYE4F0
(# ・∀・)「・・あ?」

(;'A`)「うぁ・・・いや、その・・・」

(=゚ω゚)ノ「ドクオじゃねーかよう、何の用だよう」

(# ・∀・)「何の用かって聞いてんだよ!!」

(;A`)「ひ・・・ぃや・・・」

<ヽ`∀´>「邪魔するならお前も同じようにしちゃうニダよ?」

立ってるのがやっと、声は出ない。すでに半べそだ。
情けない。これじゃあ中学の時となんら変わりがない。


280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:09:41.35 ID:yA7VYE4F0


ξ;⊿;)ξ


僕は、ブーンとショボンに助けてもらった。
初めて出来た2人の友達、彼らに憧れていた。
いつか、僕もーーーーーーーーーーー。

(;A;)「・・・」

(うA;)グシグシ


(# ・∀・)「ちっ、何なんだよコラ」


( A )「や、やめ、やめなよ」


(;'A`)「ツンさん、な、泣いてる、じゃないか」

(;'A`)「そんな酷いこと、も、もうやめなよ・・・」


288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:11:31.27 ID:yA7VYE4F0
(;'A`)「そ、それに、朝、もうしないってーーーーー」

(# ・∀・)「るっせぇよコラ!!!」バキッ

ドクオが言い終わる前に、モララーが殴りかかった。

(# ・∀・)「テメーみたいなキモオタが意見してんじゃねーよ!!」バキッ

(=゚ω゚)ノ「あらー、モララーキレちゃったよう」

从'ー'从「ねー、場所かえよー」

<ヽ`∀´>「そうニダね、騒ぎが大きくなっても困るニダ。」

ξ;⊿;)ξ「ド、ドクオ君・・・」

その後腕を無理矢理引っ張られて、校舎裏の更に奥に連れて行かれた。

ξ;⊿;)ξ「・・・」

自分のせいだ。自分が弱いからドクオ君が・・・。
ボコボコにされてるドクオを見ながらツンは引きずられて行った。


(,,゚Д゚)「・・・。」

296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:13:20.30 ID:yA7VYE4F0
―――――――――――
―――――
(-●ω●)「ドクオ遅いおー」

(;´・ω・`)「ツンさんいないのにサングラスしても意味が・・・」

●-●¬⊂( ^ω^)「・・・それもそうだお。ドクオどうしたんだおね?」

(´・ω・`)「掃除当番に聞いたら、ゴミ捨てから帰ってこないんだって」

( ^ω^)「そんなに沢山あったのかお?」

(;゚ー゚)「ブーン君、ショボン君いた!!」

( ^ω^)「お?しいちゃんとデレちゃん」

(´・ω・`)「どうしたの?そんなに慌てて・・・」

ζ(゚ー゚;ζ「大変なの、ドクオ君が・・・!!」


301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:15:09.20 ID:yA7VYE4F0
校舎裏には人が沢山集まっていた。
その中心に、ドクオは倒れていた。

(;^ω^)「ドクオ、しっかりするお!!」

(;´・ω・`)「誰にやられたの!?」

(※A※)「ゴ、ゴメ・・ン」

(※A※)「モララー君達が、ツンさんに暴力してるの見て、それで・・」

(※A※)「ぼ、僕、頑張ったんだけど、敵わなくて・・」

(※A※)「た、助けれなくて・・グス」


308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:16:44.88 ID:yA7VYE4F0
(;´・ω・`)「ドクオ、しっかり!」

(※A※)「僕、やっぱり弱虫で・・・ヒック」

ζ(゚ー゚;ζ「ツンさん、奥に引きずられて行ったの!」

(  ω )「デレちゃん、しぃちゃん、ドクオを保健室に運んでくれないかお?」

(;゚ー゚)「うん、デレ、早く行こう!!」

ζ(゚ー゚;ζ「ドクオ君、もうちょっと頑張ってね!!」





(  ω )「・・・奥、だおね」

(´・ω・`)「ブーン、行こう」


313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:18:22.87 ID:yA7VYE4F0
――――――――――――――――――
――――――――
―――――

(;゚ー゚)「なんで先生いないの!?」

ζ(゚ー゚;ζ「アタシたちでやろう、消毒しなきゃ!!」

(※A※)「ぅ・・・ぁ・・」

(;゚ー゚)「ドクオ君、大丈夫!?」

ζ(゚ー゚;ζ「ちょっと染みるけど、我慢してね!」

(※A※)「ぃ・・・大丈夫ですから」

ζ(゚ー゚;ζ「全然大丈夫じゃないよ、こんな怪我!」

(※A※)「ふ、2人の制服汚れちゃうから・・・グス」

(;゚ー゚)「そんな事気にζ(゚ー゚#ζ「そんな事気にしなくていいの!!」


319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:20:01.40 ID:yA7VYE4F0
(;※A※)ビクッ

(;゚ー゚)「デ、デレ?」

ζ(;ー゚#ζ「ドクオ君が心配しなくていいの!とにかく今はそのままでいて!」ポロポロ

(;※A※)「は、はぃ・・・」

ζ(;ー;ζ「・・・さっき見てたけど、ドクオ君は弱虫なんかじゃないよ」

ζ(うーとζゴシゴシ

ζ(^ー^*ζ「すっごいカッコよかったよ」

(*゚ー゚)「うん・・・そうだね!」

(;※A※)「え・・・」

(*※A※)「・・・」カァァーッ


325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:21:39.98 ID:yA7VYE4F0
(# ・∀・)「オラ!」ドカッ
(=゚ω゚)ノ「もう来るんじゃねーよう」ドカッ
<ヽ`∀´>「クラスに必要ないニダ」ガッ

ξ;⊿;)ξ「ぅぅぅ・・・」

痛いよう、痛い。
アタシは学校来ちゃダメなんだ。
せっかく勇気出したのに、裏目に出るなんて。もう、嫌だ。

(# ・∀・)「ちっ、最後なんだからハインとかモナー呼べばよかったな」

(=゚ω゚)ノ「それじゃあ本当に死んじゃうようwww」

(# ・∀・)「いいんだよこんなやつ、死ねばいいんだよ」

从'ー'从「モララー、断髪式やろー断髪式―」

<ヽ`∀´>「それは面白いニダ、髪切っちゃうニダ」


332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:23:10.80 ID:yA7VYE4F0
( ・∀・)「・・・いいねぇ、俺美容師志望だし?」

(=゚ω゚)ノ「カットモデルだよう、よかったようwww」

ξ;⊿;)ξ「ぇ・・・いや、やめ・・・」

( ・∀・)「カッターでもいいか、俺のカリスマっぷり見せてやるよ」

从'ー'从「カリスマってwwww」

ξ;⊿;)ξ「や、やめてくだ・・・さぃ」

(=゚ω゚)ノ「はーい、ちょっと大人しくするんだよう」

( ・∀・)「動いたら坊主になるからなーwww」

( (# ・∀・)「動くなっつってんだろコラ」

( ^( ・∀・)「いよう、そのまま押さえとけよー」

( ^ω( ・∀・)「・・・ん?」

( ^ω^)(・∀・ )「・・・・・・・・。」




(# ゜ω゜)「何しとんじゃクラァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」


339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:24:41.49 ID:yA7VYE4F0
ξ;⊿;)ξ「ブ、ブーン君・・・。」

(; ・∀・)「お、おうブーン。これは・・・(# ゜ω゜)「ッシャァァァァァァァ!!!」

言い終わる前に、ブーンの逆水平チョップで吹っ飛ばされるモララー。

(#  ω )「何をしてるお?おまえらツンさんに何してるお?」

(´・ω・`)「ツンさん、大丈夫・・・じゃないね」

(´・ω・`)「今保健室連れてってあげるからね」

ξ;⊿;)ξ「・・・ウワァァァァン!!」

ブーン君とショボン君が来てくれた。
学校に来ちゃダメなアタシを助けに来てくれた。
嬉しくて、弱い自分が情けなくて、大声で泣いた。


345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:26:17.51 ID:yA7VYE4F0
(; ・∀・)「ゲホッ・・・いきなり何すんだよブー・・・(# ゜ω゜)「シャァァァコラァァァァ!!!」

聞く耳を持たないブーンはモンゴリアンチョップを浴びせた。
倒れこむモララーにブーンは容赦せずに続けた。

(# ゜ω゜)「ッシャァァァァ!!ストンピン!ストンピン!!」ドカドカドカ

ドクオがやられ、ツンの様子を見て完全にキレたブーン。
いつもの温厚な顔が修羅の顔になっていた。

<;ヽ`∀´>「おいコラ、いい加減にするニダ!!」

モララーを助けようとニダーが割って入る。
ゆっくりとブーンが振り返った。

(#  ω )「・・・ドクオとツンさんに酷い事した奴らは許さないお」ユラ~

<;ヽ`∀´>「ニ、ニダ!?」

ニダーをがっちりと掴み、そのままDDTをかけるブーン。


349 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:27:43.82 ID:yA7VYE4F0
<;ヽ`∀´>「ぎゃぁぁぁ!!痛いニダ!」

(#  ω )「ツンさんはその何倍も・・・」

悶絶するニダーの体を再び掴むブーン」

(# ゜ω゜)「痛かったんだっしゃおらぁぁぁぁぁぁ!!」

ニダーにジャーマンスープレックスをかます。ニダーは花壇に埋まった。

(# ・∀・)「て、てめぇコラァァァ!!!」

立ち上がったモララーは腕を大きく振りかぶってブーンに向かって行く。
ブーンはその腕をとり、飛びつき腕十字をかける。

(# ゜ω゜)「うるぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

(; ・∀・)「ギャァァァl!!痛ぇ、痛ぇ!!」

(# ゜ω゜)「灘神影流は逆技も天下一なんじゃぁぁぁぁぁい!!!」



ブーンはヤングジャンプが好きなようです。


356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:29:20.07 ID:yA7VYE4F0
(;=゚ω゚)ノ「な、なんなんだよう」ダッ・・・

いようはモララーに加勢しようとしたが、ショボンが目の前に立った。

(´・ω・`)「君たちは許されない事をしたよね?死んで償うべきだよね?」

(#=゚ω゚)ノ「ちょ、調子乗ってんじゃねーよう!」

(#=゚ω゚)ノ「俺はボクシングやってんだよう!!死ね!」ヒュッ・・・

ドゴッ!!!

いようのストレートが当たる前に、とても鈍い音がした。
ショボンのローキックがいようの左太ももに入っていた。

(;=゚ω゚)ノ「ぁぁ、ぁ・・・」

(´・ω・`)「ボクシングってさ・・・・・・・・・ムエタイとどっち強いのかな?」

(;=゚ω゚)ノ「ギャァァァ!!」


363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:30:47.40 ID:yA7VYE4F0
余りの痛さにのたうち回るショボン。
ショボンのムエタイ仕込みの蹴りはまさに一撃必殺だった。
が・・・

(´・ω・`)「立ちなよ、ツンさんが受けた痛みはこんなもんじゃないよ?」

(´・ω・`)「その痛みがわかるまでまだまだいくよ」

一撃必殺の蹴りが、いように繰り返し放たれる。

从;'ー'从「な、なんなのよう、これー・・・」

渡辺は目の前の光景に唖然としていた。

いようは無理矢理立たされ、何度もショボンのキックの餌食になっている。
モララーは腕十字からヒールホールドに移行され、悲鳴を上げている。
ニダーは花壇から生えている。

次は自分だ、そう考え渡辺は動揺していた。


370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:32:12.91 ID:yA7VYE4F0
从#'ー'从「っ・・・!大体アンタが!!」ドカッ

ξ;⊿;)ξ「キャッ」

泣いているツンを蹴り続ける。

从#'ー'从「アンタがいるからっ・・・!こんな事に!!!」

ξ;⊿;)ξ「い・・・痛い!」

ツンを理不尽な怒りのままに蹴り続ける渡辺を
誰かが殴り飛ばした。

从;'ー'从「・・・・っ!!!」

(,,゚Д゚)「・・・よう」

予想外な人物。
ツンにいじめをやめるよう言えと忠告した本人、ギコだった。


377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:33:36.25 ID:yA7VYE4F0
从#'ー'从「っ!アンタ、女を殴るなんて最っ低!!!」

普段と完全に口調が違う渡辺。
これが彼女の本性なのだろう。
激昂する彼女を無視するように、ギコはツンに向けて話しかけた。

(,,゚Д゚)「・・・頑張ったんじゃねーの?」

そっけない、言葉。
それでもツンを褒める言葉としては十分だ。

ξ;⊿;)ξ「あ・・・あの・・・」

今度はツンの言葉を無視して渡辺の方を向くギコ。

(,,゚Д゚)「お前らもコイツ殴る蹴るしてたんじゃねーの?」

从#'ー'从「うるさい!そんな奴と一緒にすんな!!!」

(#,,゚Д゚)「俺、お前みたいに都合のいい時だけ女を盾にする女が」

(#,,゚Д゚)「死ぬほど嫌いなんだよゴラァ !!!」


382 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:35:15.49 ID:yA7VYE4F0
从;'ー'从「キャア!!」

渡辺の腹を思いっきり蹴りつけるギコ。
不良として喧嘩慣れした彼の蹴りは、女子が受けるには重すぎた。

从;ー;从「エホッ・・・ゴホッ・・・ぅぅ」ビチャビチャ・・・

思わず吐いてしまった渡辺。
それくらい強烈で、容赦の無い蹴りだった。

(# ゜ω゜)「っしゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

(; ・∀・)「ギャァァァl!!痛ぇ、痛ぇ!ギブ!ギブ!!」

(# ゜ω゜)「うっせぇお!お前らツンさんがギブしたら許したのかお!!」

( ;∀;)「だ、大体、いじめられる原因あるんだから俺らは悪くねーだろ!」

ξ;⊿;)ξ「・・・」ビクッ


ヤバイヤバイ鯖落ちまでカウントダウンが・・・

387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:36:45.69 ID:yA7VYE4F0
いじめられる方にも原因がある。前から言われていた。
自分は悪くないと思いつつ、原因があるから、といじめられる。
具体的には教えて貰えないけどーーー。

(# ゜ω゜)「原因があっても、いじめていい理由にはなんねーんだお!!!」

( ;∀;)「ギャァァ!わ、わかったよ!俺らが悪かった!!」

(# ゜ω゜)「ツンさんに謝れお!土下座して死ねお!!!」

(´・ω・`)「ブーン、そこいらへんにしときなよ」

(´・ω・`)「本当に靭帯切っちゃうよ?」

(# ゜ω゜)「構わねーお!ドクオとツンさんの仇だお!!!」

ξ;⊿;)ξ「ブ、ブーン君!」

ξ;⊿;)ξ「も、もういいから・・・ありが、とう」

(´・ω・`)「ほらブーン、とりあえずツンさんを保健室に連れて行かなきゃ」


392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:38:23.43 ID:yA7VYE4F0
(; ゜ω゜)そ「そ、そうだお!!ツンさん、ブーンに捕まれお!!」

ξ;⊿;)ξ「ぁ、ぇ・・・え?」

ツンを肩にしがみつかせ、「ブーン!!!」と叫びながらブーンは走り出した

(;,,゚Д゚)「うるせぇやつだな、しかし」

(;´・ω・`)「よっぽどツンさんが好きなんだね」

(,,゚Д゚)「えっ」

(´・ω・`)「えっ」


397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:40:00.16 ID:yA7VYE4F0
(,,゚Д゚)「・・・まぁいいか、俺は帰る」

(´・ω・`)「・・・ありがとう、ギコ。加勢してくれて」

(,,゚Д゚)「別に、ただ俺がムカついただけだ」

(    )ノシ「じゃあな」 スタスタ・・・

(´・ω・`)「男前だねぇ・・・さて。」

( ;∀;)
从;ー;从
<ヽ ∀ >
(=;ω;)ノ

(´・ω・`)「ブーンにはああ言ったけど、まだまだ反省してもらわなきゃね・・・」

――――――――――――――


403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:41:06.92 ID:yA7VYE4F0
保健室―――。

ガラララッ
(;^ω^)「ドクオ、大丈夫かお!?ツンさん、もう大丈夫だお!!」

(;^ω^)「あぁぁ、でも大丈夫じゃないお、ツンさん大丈夫かお!?」

(;□A`)「ブ、ブーン落ち着いて。僕は大丈夫。ツンさん、大丈夫?」

ξ;⊿;)ξ「う、うん・・・もう、平気」

(;゚ー゚)「デレ・・・」

ζ(゚ー゚;ζ「・・・うん」

ダッ・・・

デレとしぃは保健室から出て行った。
ボロボロの、自分の姿を見たからだ。
驚かせてしまったかな、ひいてしまったかな?
そんな事を考えていたら、悲しくなってきた。


407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:42:29.40 ID:yA7VYE4F0
そんな事を考えていたら、悲しくなってきた。

ξ;⊿;)ξ「・・・」ポロポロ

(;^ω^)「アワワワワ・・・ツンさん、痛いお?大丈夫かお?消毒するお!」オロオロ

ツンをいじめていたモララーたちはブーン達がやっつけてくれた。
だからいじめはもうなくなるかもしれない。
でも、デレやしぃみたく避けられるのはやっぱり辛い。
過去の2年間で慣れたといっても、辛い。

(;^ω^)「消毒液・・・いやまず洗った方がいいのかお?」オロオロ

オロオロするブーンのすぐ後ろの、保健室のドアがまた開いた。

(;゚ー゚) 「・・・はぁ、はぁ」
ζ(゚ー゚;ζ「・・・はぁ、はぁ」

先ほど出て行ったデレとしぃが息を切らせて戻ってきた。
そこに調度ショボンもやって来た。

(;´・ω・`)「ドクオ、ツンさん大丈・・・ってどうしたの?」

ひと呼吸おいた後、デレとしぃは大きな声で言った。

( ;ー;)「ツンさん、ゴメンなさい!!」ζ(;ー;ζ


410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:43:48.07 ID:yA7VYE4F0
ξ;⊿;)ξ「・・・え?」

ζ(;ー;ζ「今まで、ツンさんが・・・ヒック」

( ;ー;)「いじめられてるの知ってたけど・・・グス」

( ;ー;)「自分がいじめられるのが恐くて、何もできなかった」ヒック

ζ(;ー;ζ「見てみぬふりしてて・・・ぅぅ、ゴメンなさい!!」

うぇぇぇぇ・・・と泣き崩れる彼女たち。

ξ;⊿;)ξ「・・・」

その手にはジャージとタオルが握られていた。

ζ(;ー;ζ「こ、これ・・・アタシのジャージ」

( ;ー;)「タオルも、教室から持ってきたから・・・良かったら使って」


413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:45:09.24 ID:yA7VYE4F0
ξ;⊿;)ξ「・・・!」

先ほどはひいて出て行ったのではない。
ボロボロの自分を見て、着替えが必要だろうと必死に教室まで走って、持ってきてくれたのだった。
嬉しい、初めて、優しくされた。

ξ;⊿;)ξ「あ、・・・ありが、とう・・・うゎぁぁぁん」

ζ(;ー;ζ「ゴメンね、ゴメン・・・うゎぁぁぁん」

( ;ー;)「許してとは言わないけど・・・・うぇぇぇぇん」

( ;ω;)「お、おーーーーーん」



4人で泣いた、大声で泣いた。

(;□A`)「ブ、、ブーン・・・」

(;´・ω・`)「ブーンまで泣いてる意味がわからないけど・・・」

(;´・ω・`)「それよりドクオ、怪我は大丈夫?」

(;□A`)「うん、デ、デレさんとしぃさんが手当てして、くれたから」


419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:46:26.62 ID:yA7VYE4F0
―――――――――――――――――――
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー

その日はみんなでショボンの家に行った。
ドクオとツンの制服を洗うために。
デレとしぃはずっとツンに謝っていた。
ツンは咎めるわけでもなく、「気にしないで、もう済んだ事だから」と声をかけた。
それでも2人は謝っていたが、最後には笑ってくれた。

ツンとドクオの怪我も大事には至らず、ブーンは安堵からまた泣いていた。
午後8時くらいにもう遅いから、と6人は解散することになり、別れた。

――――――――――――――――――――


424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:47:45.69 ID:yA7VYE4F0
次の日、学校。
ガラララ・・・

ξ;゚⊿゚)ξ「・・・」

相変わらず教室は静まりかえったが、普段と違う光景がそこにあった。

(*゚ー゚)「おはよう、ツンさん!!」ζ(゚ー゚*ζ

ξ*゚⊿゚)ξ「お、おはよう・・・」

デレとしぃがツンに挨拶した。
ただの挨拶だが、それはツンにとってとても嬉しい事だった。

ζ(゚ー゚*ζ「ツン・・・ちゃんって呼んでいい?」

ξ;゚⊿゚)ξ「ほぇぃ!?」

突然の申し出に、思わず変な声が漏れてしまった。


427 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:49:26.07 ID:yA7VYE4F0
ξ*゚⊿゚)ξ「い、いい!呼んで!!」

(*゚ー゚)「じゃあ、アタシはしぃって呼んでね!」

ζ(゚ー゚*ζ「アタシはデレ・・・改めてよろしくね!」

ξ*゚⊿゚)ξ「ぅ、うん!あ・・・」

ζ(゚ー゚*ζ「?」

ξ*゚⊿゚)ξ「呼び捨て、で呼んで欲しい・・・な」

ξ*゚⊿゚)ξ「その方が・・・友達、ぽいから・・・なんて・・・」

(;゚ー゚)「・・・・・・。」ζ(゚ー゚;ζ

ξ;゚⊿゚)ξ「ゴ、ゴメンなさ・・・調子に乗りま・・・」アワアワ

( ;ー;)「うぁぁぁぁぁぁん!!」ζ(;ー;ζ

ξ;゚⊿゚)ξそ


431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:50:39.00 ID:yA7VYE4F0
デレとしぃがいきなり泣き出した。
ツンは「図々しい事を言ったせいだ」と慌てていたが

名前で呼んで欲しい、たったそれだけの事
自分達にとって当たり前の事

ツンがそれに憧れていたことを知って
自分たちは今まで何て事をしていたんだ、と罪悪感に苛まれ泣いているのだ。

ξ;゚⊿゚)ξ「え、と・・・デレ・・・しぃ・・・だ、大丈夫?」オロオロ

ツンが慌てふためいていると、勢いよくドアが開いた。
いつも変わらない、ツンの元気の源。

(*^ω^)「ツンさん、おいすー!」

(;□A`)「デレさん、しぃさん・・・どうした、の?」

(;´・ω・`)「どういう状況?」


435 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:52:04.40 ID:yA7VYE4F0
ツンがしどろもどろになりながら状況を説明する。
話を聞いたあと、ショボンはにっこりと笑った。
ブーンとドクオも慌てていたが、やがて落ち着いた。

今日はモララー達は全員欠席。
昨日の出来事があったためだ。

教室はいつもと違う空気を感じ取っていた。
やがてツンへの雰囲気も変わるだろう。
時間はかかったけど、晴れてツンはいじめから解放された。


そして放課後―――――。
5人はツンの家に遊びに行くことになった。
デレとしぃがツンと遊びたいと言い出し、ツンは喜んで受け入れた。
ツンが勇気を出してブーン達にも声を掛けたら、満面の笑みで快諾した。


441 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:53:25.65 ID:yA7VYE4F0
( ^ω^)「お菓子でも買って行くかお」

(*゚ー゚)「そうだね、手ぶらじゃなんだし」

( ^ω^)「ん?あれは・・・」

(,,゚Д゚)

(´・ω・`)「ギコだね」

( ^ω^)「せっかくだからギコも誘うお、おーいギコー!」

(,,゚Д゚)「ん?」

( ^ω^)「これからみんなでツンさんの家に行くんだお、ギコもどうだお?」

ξ*゚⊿゚)ξ「あ、あの、昨日はあ、ありがとう」

(,,゚Д゚)「ああ、別に」


447 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:54:37.85 ID:yA7VYE4F0
ξ*゚⊿゚)ξ「よ、よかったら一緒に・・・」

(,,゚Д゚)「・・・いいや」

スタスタと校門に向かうギコ。

ξ;゚⊿゚)ξ(・・・馴れ馴れしかった、かな)

ツンがションボリしていると・・・

(    )ノシ「また今度、な」

ξ*゚⊿゚)ξ「!」

ギコ君もなんだかんだ優しい。
不良って言われてるけど、本当は優しい人。

――――――――――――。


450 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:56:00.32 ID:yA7VYE4F0
「おじゃましまーす!!!」

みんなで元気よく挨拶し、ツンの部屋へと向かう。
最後尾にいたブーンが、お土産をツンの母に渡す。

(*^ω^)「おっおっ、これケーキですお!」

ミセ*;ー゚)リ「あら、ありがとう・・・後で持っていくわ」
ツンの母ミセリは、高校に入って初めてツンが友達を連れてきた事が嬉しくて泣いた。

(*^ω^)「お?それは今日ご家族で召し上がってくださいお」

(*^ω^)「僕たちはお菓子買ってきたので大丈夫ですお!」

ミセ*;ー;)リ「・・・っ」

(*^ω^)「ツンさんは僕たちがいるから大丈夫ですお」

(*^ω^)「ツンさんとずっと友達ですお!」

ミセ*;ー;)リ「あ、ありがとうございます・・・」

なんて優しい男の子だろう。
こんなに優しい友達がいるなら、もう心配いらない。
よかった、本当によかった。


456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:57:13.80 ID:yA7VYE4F0
ζ(゚ー゚*ζ「それじゃあ、土曜日みんなで遊びに行こうね!」

ξ*゚⊿゚)ξ「ぅ、うん!うん!!」

(´・ω・`)「せっかくだから晩御飯も食べに行こうか」

(*゚ー゚)「そうだね、改めて親睦会しよー」

ξ*゚⊿゚)ξ+(親睦会・・・遊ぶ約束・・・)キラキラキラ

( ^ω^)「おっ、ドクオも空けとくお」

(;□A`)「え、僕もいいの?」

ζ(゚ー゚*ζ「当たり前だよ、みんなで遊ぼ?」

(*□A`)「う、うん・・・」

ξ*゚⊿゚)ξ+(すごい、友達っぽい会話に参加してる・・・)キラキラキラ


462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:58:40.34 ID:yA7VYE4F0
( ´_ゝ`)「ただいまー、っと・・・なにやら沢山いるねぇ」

( ^ω^)ζ(゚ー゚*ζ(*゚ー゚)(´・ω・`)(□A`)「こんばんわー!!」

ξ*゚⊿゚)ξ「パパ、おかえり!あのね、と、友達!!」

(*´_ゝ`)「お・・・おおおおお!!そうかそうか!うん、友達かーー!!」

ミセ*゚ー゚)リ「せっかくだから皆さんに鍋を食べてもらっているところなんですよ」

(*´_ゝ`)(そうかそうか、ツンに友達が・・・)

クイクイ・・・(*´_ゝ`)「・・・ん?」

(*゚ー゚)「鍋、良かったら一緒にいかがですか?」スッ

( ´_ゝ`)「あ、あぁありがとう、えーっと・・・」

(*^ー^)「しぃです、よろしくお願いしますっ」ペコ

( ´_ゝ`)「しぃちゃんか、ありがとう。では着替えてくるとするよ」


469 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:00:14.60 ID:yA7VYE4F0
―――――――――――。
ガチャ、バタン。

( ´_ゝ`)「・・・・・・・・。」

(*゜_ゝ゜)「しぃちゃん!しぃちゃん!しぃちゃん!しぃぃぃぃわぁぁああああああああああああああああん!!!
あぁああああ・・・ああ・・あっあっー!あぁああああああ!!!しぃしぃしぃぃぃぃぃぃぅわああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!いい匂(ry・・・」

(*´_ゝ`)「・・・ふぅ」

(*´_ゝ`)「ヤバイよあの子何?マジ天使wwwwwwwww」

ミ(*´_ゝ`)「びっくりしたもん、え?天使ですか?っつってねwwwワンダラーンっつってねwww」

ミセ#(*´_ゝ`)「だってスーツの裾引っ張って「一緒にいかがですか?」だよwww」

ミセ#゚ー゚(*´_ゝ`)「あの小動物的な可愛さヤバイっしょwwwヤバイっしょwwww」

ミセ#゚ー゚)リ(*´_ゝ`)「・・・?」

ミセ#゚ー゚)リ(_`  )「・・・。


475 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:01:42.89 ID:yA7VYE4F0

ミセ#゚ー゚)リ「あなた、ご飯にする?お風呂にする?それともア・タ・タ?」

(;´_ゝ`)「人生ホワタァ\(^o^)/」


アタタタタタタタタタタタタタ・・・ホワタァ!!!
ギャァァァァァァァァァァ!!!ハインナイ!ソンナノハインナ・・・ギャァァァ!!
―――――――――――――――――


( ^ω^)「なんか今コピペ聞こえなかったかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「こぴぺ・・・?」

(´・ω・`)「気のせいじゃないかな、多分」


――――――――――――――。
家の外

「おじゃましましたーーー!!!」


484 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:03:21.97 ID:yA7VYE4F0
ζ(゚ー゚*ζ「ドクオ君ってどっち方向?」

(;□A`)「ビビ、VIP駅の、方」

ζ(^ー^*ζ「同じ方向だ!一緒に帰ろ?」

(;□A`)「う、う、うん」

(* ー )「へぇー」
(*´ ω `)「ほぉー」

ζ(゚ー゚;ζ「な、何?2人して・・・」

(* ー )「別にぃ?」
(*´ ω `)「別にぃ?」」

  ?  ??
( ^ω^)ξ゚⊿゚)ξ


486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:04:36.13 ID:yA7VYE4F0
(´・ω・`)「じゃあしぃさん、帰ろうか。空気を読んで」

(*゚ー゚)「そうだね、2人で帰ろう。空気を読んで」

ζ(///*ζ「しぃのアホ・・・」

(□A`)「?」

―――――――――――――。

(*^ー^)ノシ「ばいばい!」(´・ω・`*)ノシ

(*□A`)ノシ「それじゃあ、また学校で」ζ(^ー^*ζノシ

(*^ω^)ノシ「おっおっお、また明日だお」


ξ*゚⊿゚)ξノシ「う、うん、ばいばい!」

夜8時過ぎに解散した。
デレはドクオが、しぃはショボンが送ることになった。
ブーンは人生で初めて空気を読んで1人で帰った。


493 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:05:53.58 ID:yA7VYE4F0
今日は水曜日、土曜日になったらみんなで遊びに行く。
学校へ行ったら、ブーン達だけじゃなく、デレとしぃも挨拶してくれる。
今まで憧れていた、「日常」がやってくる。

ξ*゚⊿゚)ξ「友達・・・」

「ばいばい、また明日、学校で」
友達同士では当たり前の会話。
ツンは何度も何度も心の中で繰り返した。

えへへ、と笑いながら明日の学校の準備をした。
そして、携帯を開いた。
高校入学の時に買ってもらった為、電話帳は家族だけだった、携帯。
新しく作った「友達」のフォルダをツンは眺めている。

そこに書かれた4人の友達の名前。
そして、憧れのあの人の名前も。


496 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:07:11.32 ID:yA7VYE4F0
今まで寝る前は苦痛だった。
朝が来なければいいと思っていた。
1日の始まりを告げる目覚ましが鬱陶しかった。

でも、今は違う。早く学校へ行きたい。
友達に、会いたい。

土曜日が、待ち遠しい。

ξ*゚―゚)ξ「学校、楽しみだな」


そう言って、ツンはベットへもぐりこんだ。



ξ゚⊿゚)ξに友達ができたようです

おわり

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