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(炎^ω^)ブーンがアニメ店長になったようです 2 2011年03月03日 (炎^ω^)ブーンがアニメ店長になったようです トラックバック:0コメント:0


18 名前:第二話「熱血の呪文、赤く煌くサンバイザーだお!」[] 投稿日:2007/02/19(月) 01:20:18.21 ID:17inKkzO0

【午前7時・アキバハラ病院】


ξ゚⊿゚)ξ「お母さん!」


 クーが目を開くとそこには娘のツン。そしてショボンの姿。


川 ゚ -゚)「・・・そうだ。事故にあって・・・私は病院に運ばれたんだな。
   今はいつだい?三年の月日が」

(´・ω・`)「流れてはいないよ。今は200X年7月25日。君が事故に巻き込まれた翌日だ」

川 ゚ -゚)「そうか。起きれるかな・・・っと」


 娘の力を借りて上半身を起こすクー。


ξ゚⊿゚)ξ「看護婦さんから聞いたわ。ひき逃げだなんて・・・ひどい!」

(´・ω・`)「全くだね。捕まえたらお仕置きをしないと」

川 ゚ -゚)「だが、こうして私はまだ生きている。運よく、いい人に助けてもらえたしな」

ξ゚⊿゚)ξ「それについて聞きたかったんだけど・・・」



19 名前:第二話「熱血の呪文、赤く煌くサンバイザーだお!」[] 投稿日:2007/02/19(月) 01:21:29.40 ID:17inKkzO0

ξ゚⊿゚)ξ「お母さんのサンバイザーかぶったピザがいきなり店にやってきて
   『お母さん(クー)がこれなくなったから今日から俺がアニメ店長』
   ・・・みたいな事言ってたんだけど・・・」

川 ゚ -゚)「ああ、ブーン君のことか。彼は今どこに?」

(´・ω・`)「とりあえずバイザーと財布を奪って開放したよ。明日の朝(=今日)、返すことになっている」

ξ゚⊿゚)ξ「マウントとって殴ってたら、病院から電話がかかってきたの。母さんがここに運ばれたって・・・」

川 ゚ -゚)「・・・・・・話くらい聞けばいいのに」

ξ゚⊿゚)ξ「だって近頃変な人が増えたし・・・あとキモかったもん。
   ねぇ。あんなピザがウチの店長──略してアニメ店長──になるなんて嘘だよね?」

川 ゚ -゚)「いや。彼の言ってることは本当だ。私が彼にあのサンバイザーを渡して
   店長(代理)になってもらったんだ」

(´・ω・`)「・・・・・・正気かい、クー?」

ξ゚⊿゚)ξ「あのニートっぽいピザがウチで働けるわけなんてないわ」

川 ゚ -゚)「ショボン、私はいたって正気だよ。実際彼はニートだが、きっと店を手伝ってくれる。
   そのためにあのサンバイザーを渡しておいたんだ・・・・・・」



20 名前:第二話「熱血の呪文、赤く煌くサンバイザーだお!」[] 投稿日:2007/02/19(月) 01:23:00.02 ID:17inKkzO0

【午前八時アキバハラ・『anim@te』本店】


 ショボンとツンが店に戻った5分後、約束の時間から10分ほどおくれてブーンが顔をだした。


( ^ω^)「おはようございますお」

(´・ω・`)「やぁ、おはよう。昨日は悪かったね、ツンが殴りかかったりして」

( ^ω^)「大丈夫ですお。マウントとられたとき、あの女の子のパンツが見えたからフィフティフィフティですお」

(´・ω・`)「僕はショボン。ここ『anim@teアキバハラ本店』の副店長だ」

( ^ω^)「ブーンは内藤ホライゾン、ブーンって呼んで欲しいですお」

ξ#゚⊿゚)ξ「ちょっと、あんたたち何普通に挨拶してるのよ!」


 栗色の巻き毛をした少女が店の奥からづかづかとやってきた。
 その格好は昨日と同じで、フォーマルな学生服の上から店内正装の青エプロンをつけている。


ξ゚⊿゚)ξ「ブーンとか言ったわね。お母さんやショボンさんが認めても、あたしはアンタを
   ウチの店の店長・・・『アニメ店長』だなんて認めないんだから!」



21 名前:第二話「熱血の呪文、赤く煌くサンバイザーだお!」[] 投稿日:2007/02/19(月) 01:24:14.71 ID:17inKkzO0

(*^ω^)「(昨日のキティちゃんパンツの娘だお)」

( ^ω^)「えっと・・・ツン、かお?」

ξ#゚⊿゚)ξ「アンタなんかに名乗る名前はない・・・って!
   なんでアンタがあたしの名前知ってるよ?」


(;^ω^)「(いや、エプロンに名札がついてるお)」

(´・ω・`)「彼女は須直ツン。君が助けたクー店長の娘だ。
   ・・・遅れてしまったが、クーを助けてくれて本当にありがとう」


 ショボンが深々と頭を下げる。


ξ゚⊿゚)ξ「・・・・・・」

(´・ω・`)「ほら、ツン。君も・・・」

ξ゚⊿゚)ξ「知らないっ!あたし戻って寝るから!」


(;^ω^)「・・・・・行ってしまったお。何かマズい事でも言ったかお・・・」

(´・ω・`)「あの娘はいつもあんな感じだ。気にしないでくれ」



23 名前:第二話「熱血の呪文、赤く煌くサンバイザーだお!」[] 投稿日:2007/02/19(月) 01:27:58.01 ID:17inKkzO0

(´・ω・`)「さて、話を戻そうか。店長代理云々はともかく、クーがいなくなると正直人手不足だ。君がよければ
   今日から店を手伝ってもらいたいん・・・」

(;^ω^)「その事ですけど・・・やっぱりブーンには無理ですお。昨日は流れであんな事言ったけど
   あれは何となくふいんき(変換できない)で言っちゃっただけだし・・・やる気も正直ないし
   それ以前に、ブーンはアニメについてもよく知りませんお」

(´・ω・`)「・・・ふむ。ちなみに身体に問題はないのだろう?」

( ^ω^)「健康優良児ですお」

(´・ω・`)「ニートだから時間も十分。つまり・・・やる気だけか、問題は」

( ^ω^)「その問題ひとつで十分ニートになれますお。幸い、ブーンの家はお金持ちだから
   ニート道をつっぱしるのに何の障害もありませんお」

(´・ω・`)「(ふむ、説得はめんどいなぁ・・・こうなったら強硬手段といこう)」



24 名前:第二話「熱血の呪文、赤く煌くサンバイザーだお!」[] 投稿日:2007/02/19(月) 01:29:19.40 ID:17inKkzO0

(´・ω・`)「ブーン君、目を瞑ってくれないか」


 訝しげにブーンが目をつぶったところでショボンは素早く壁にかかったサンバイザーを手にとり、ブーンの頭に装着する。
別に変身呪文や変身シーンがあったわけでもないが、ヒカリにつつまれてブーンのAAが変化した。




(´・ω・`)「クーがいなくて僕たちは困っているんだ。店を助けてくれないだろうか?」

(炎^ω^)「義をみてせざるは勇なきなり!
   任せてほしいお!名実ともに立派なアニメ店長を目指しますお!!」



(炎;^ω^)「・・・って、冷静になって考えてみたらなんで俺はこんな安請け合いしてるのかお?」

(´・ω・`)「それはそのサンバイザーの効果だね」


25 名前:第二話「熱血の呪文、赤く煌くサンバイザーだお!」[] 投稿日:2007/02/19(月) 01:30:35.96 ID:17inKkzO0

(´・ω・`)「そのサンバイザーはクーの亡夫・・・初代アニメ店長が幼少の頃から使用していたものなんだ。
   かなりの熱血漢でね。その魂はサンバイザーにも受け継がれている」

(炎^ω^)「・・・・・まさか、俺の体にその“初代アニメ店長”が憑依しているとかかお?!!」

(´・ω・`)「いや。そのサンバイザーをつけた人間は、心に眠っている『熱血』が増幅され、前面に押し出されるようになるんだ」


(´・ω・`)「つまり普段の君は「ボクに仕事なんてできないお・・・」って悩むんだが、今みたいに
   『熱血』状態だと「『アニメ店長』か、やってやるぜ!」って闘志を燃やすような人間になっているんだ」

(炎^ω^)「つまり、今の俺は超ポジティブでアクティブでアグレッシブな人間になっている、ってことかお?」

(´・ω・`)「そうだね」


(´・ω・`)「(しかしサンバイザーの効果で一人称まで変わるとは・・・
   彼はかなりの『熱血』を心の奥にしまいこんでいたみたいだね)」



26 名前:第二話「熱血の呪文、赤く煌くサンバイザーだお!」[] 投稿日:2007/02/19(月) 01:31:28.91 ID:17inKkzO0

(´・ω・`)「ともかく、今日は夕方まででもいいから手伝ってほしい。マニュアルや陳列表をわたしておこう。
   僕はしばらく表で作業をしているから、裏で少しの間読んでいてくれないか?」

(炎^ω^)「まかせてくださいお!」


 少し贅肉で膨らんだ胸をバン、と叩く。


(炎^ω^)「開店までに全部の商品をおぼえてみせますお」

(´・ω・`)「そうか。それは楽しみだ。がんばってくれ」

(炎^ω^)「ラジャー!(了解ですお!!!)」


(´・ω・`)「・・・・・・」

(´・ω・`)「(・・・それにしてもこのピザ、ノリノリである)」



28 名前:第二話「熱血の呪文、赤く煌くサンバイザーだお!」[] 投稿日:2007/02/19(月) 01:32:45.35 ID:17inKkzO0

 ブーンが裏のスタッフルームに下がり、店内は急に静かになった。ショボンが事務の仕事を続けていると、私服に着替えたツンが顔をだした。


ξ゚⊿゚)ξ「・・・手伝おうか、ショボンさん」

(´・ω・`)「ツンか。ヒッキー君が朝イチで着てくれるから今は手伝わなくていいよ
   昨日は一日クーにつきっきりだったし、疲れているだろう?寝たほうがいい」

ξ゚⊿゚)ξ「うん、シャワーあびてそうする。
   ・・・ショボンさん、あのピザは?」

(´・ω・`)「ブーン君か。結局手伝ってもらうことになったよ。
   今はスタッフルームでマニュアルを読んでいるはずだ」

ξ゚⊿゚)ξ「・・・・・・ちょっと話してくる
   お母さんを助けてもらったのは本当だし、これから店を手伝ってもらうんでしょ」

(´・ω・`)「それがいい」

ξ//⊿//)ξ「べっ、別にお礼をいいたいわけじゃないんだからね。あたしもすこぉしは悪かったから、
   軽く話してあげるだけなんだから!」



30 名前:第二話「熱血の呪文、赤く煌くサンバイザーだお!」[] 投稿日:2007/02/19(月) 01:35:17.01 ID:17inKkzO0

ξ゚⊿゚)ξ「・・・入るわよ」


 そこには豪快にイビキをかきながら眠るブーンの姿が!
 マニュアルは2ページ目で止まっている。


ξ#゚⊿゚)ξ「・・・・・・起きろっ、このピザ!!」


 容赦ない罵声と蹴りが飛ぶツンの授業は、ヒッキーが来るまで続けられた・・・


     【続く】





(炎^ω^)ブーンがアニメ店長になったようです 3
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