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( ^ω^)極悪ビジネス('A`)のようです 3 2011年03月08日 ( ^ω^)極悪ビジネス('A`)のようです トラックバック:0コメント:0


77 名前: ◆Ymtt.Y6YOc [] 投稿日:2011/03/08(火) 22:26:52.14 ID:5XgX5um60 [33/44]
( ^ω^)「久しぶりですお」

( ´ー`)「あ、お久しぶりです」

 シラネーヨは笑顔で答え、内藤と握手を交わした。

( ´ー`)「いやー、おかげさまでなんとか暮らしていけてます」



( ^ω^)極悪ビジネス('A`)のようです
 第三話 「薬」



79 名前: ◆Ymtt.Y6YOc [] 投稿日:2011/03/08(火) 22:30:18.86 ID:5XgX5um60 [34/44]

( ^ω^)「どうですかお?新生活は」

( ´ー`)「やっぱり寝る場所があるのはいいですね」

( ^ω^)「おっお、それは良かったですお」

( ^ω^)「お金は困ってませんかお?」

( ´ー`)「ええ、特に困ってはないですね」

( ^ω^)「おっお、無ければ困るが有っても困らないのがお金だお」

( ´ー`)「ええ、それは……そうですね」

( ^ω^)「今日はシラネーヨさんに、いいビジネスの話があるんだお」

( ´ー`)「ビジネスの話……ですか?」

( ^ω^)「おっお、これは安全で確実に、長期に渡ってお金がもらえる話なんだお」


82 名前: ◆Ymtt.Y6YOc [] 投稿日:2011/03/08(火) 22:34:57.28 ID:5XgX5um60 [35/44]

( ´ー`)「それは……そんな夢のような話があるんですか?」

( ^ω^)「それが、あるんですお」

 内藤はもらえる額は小額ですけどねと言って舌を出した。

 小額でも、お金が増えるのはありがたい話だ。
 シラネーヨは周りの住民とボランティアをして過ごしている。

 確かにそれも充実した日々だが、まぁちょっとは楽しみたいという気持ちもあるのだ。

( ´ー`)「それで、何をすればいいんです?」

( ^ω^)「この病院に行って、薬を貰ってきて欲しいんですお」

( ^ω^)「ブーンの紹介でと言えば、薬を出してくれますから」

 それを、内藤さんが買い取ってくれるらしい。



85 名前: ◆Ymtt.Y6YOc [] 投稿日:2011/03/08(火) 22:38:21.73 ID:5XgX5um60 [36/44]
 生活保護のシラネーヨは、医療費がかからない。

 医者は医療費を国に請求できる。
 シラネーヨは内藤に薬を売り、小遣いを手にする。
 そして内藤はそれを他者に売るのだそうだ。

( ^ω^)「WIN、WINのビジネスですお」

 内藤はそう言って、にっこりと笑顔を浮かべた。


 それは小さな診療所だった。
 閑散とした住宅街の中にある、白い壁の病院。

 中に入ると、人の良さそうな男が一人、椅子の上に腰掛けていた。

爪'ー`)「いらっしゃい」

 笑顔でシラネーヨを迎える男。
 年齢は上手くつかめなかった。

( ´ー`)「ブーンさんの紹介です」

爪'ー`)「あー、わかった。
    薬出しておくよ」

 たったこれだけのやり取り。


86 名前: ◆Ymtt.Y6YOc [] 投稿日:2011/03/08(火) 22:41:42.68 ID:5XgX5um60 [37/44]
( ´ー`)「はい、どうぞ」

( ^ω^)「ありがとうだお」

 内藤は、薬を受け取ると、1500円を手渡しした。

(; ^ω^)「少なくてすまんお、そこまで高値取引できるものじゃないんだお」

 正規な方法より高額にはできないから、と内藤は頭を掻いた。

( ´ー`)「いやぁ、元は無料なんだから気にするなーヨ」

( ^ω^)「ありがとうだお」

( ´ー`)「お礼を言いたいのはこっちの方だーヨ」

( ^ω^)「おっお、またよろしく頼むお」


88 名前: ◆Ymtt.Y6YOc [] 投稿日:2011/03/08(火) 22:47:13.42 ID:5XgX5um60 [38/44]
( ^ω^)「二万円だお」

( )・∀・)「二万?ちょっと待ってくれ」

 なんでそんなに値上がりしてるんだ!そう言ってモララーは内藤を睨んだ。

( ^ω^)「入手がなかなかできなくなったんだお」

( ^ω^)「いらないなら、別にかまわないお」

(;)・∀・)「待ってくれ、わかった。払う。払うよ」

 依存度は麻薬ほど高くはないが、それでも依存物質を含んでいるのだ。
 依存してしまえば、それは麻薬と変わらない。
 入手するには手段を選ばなくなるのだ。

( ^ω^)「金は?」

(;)・∀・)「今持ってないんだ。貸してくれ、頼む」

( ^ω^)「かまわないお」

 書類を渡し、サインをさせる。
 すると、書類を見もしないでモララーはサインをはじめた。

( ^ω^)「まいどあり」

 内藤はにこやかに笑いかける。


92 名前: ◆Ymtt.Y6YOc [] 投稿日:2011/03/08(火) 22:56:19.15 ID:5XgX5um60 [39/44]

('A`)y―~~「かっかっか、モララー君も見る影がねぇな」

( ^ω^)「見てたのかお」

( ^ω^)「まぁ仕方ないお。薬も依存したら抜け出せないものだお」

( ^ω^)「心療内科が増えすぎたんだおね」

 欝は、薬で治ることはない。
 一時的に忘れることはできるが、今度はその薬を使用していない状態がそれまでより悪くなってしまう。

 それなのに、何故鬱の患者に薬が簡単に処方されるか
 それは、心療内科のシステムに問題があるからだ

( ^ω^)「心療内科は投薬によって点数を稼げるお
       いくらカウンセリングを丁寧にやっても、大したお金は稼げないんだお」

('A`)y―~~「それで一旦薬を処方された人は抜け出せず心療内科に入りびたり
      薬を止められた人は大金を払って薬を買うのか」

( ^ω^)「だお。最近は転売目的の通院も増えているお」

('A`)y―~~「怖いねぇ、患者の味方のはずの先生が、お金のために患者を薬漬けにしてるとは」

94 名前: ◆Ymtt.Y6YOc [] 投稿日:2011/03/08(火) 23:00:14.06 ID:5XgX5um60 [40/44]

( ^ω^)「おっお、次の産業は、麻薬の代わりとしての薬売買だお
       麻薬だと抵抗ある人が簡単に堕ちていくんだお」

('A`)y―~~「更にその薬漬けになった人を利用してビジネスに利用するのか」

 いやらしい笑みを浮かべるドクオを一瞥し、内藤は空を見上げた。

( ^ω^)「そっちはドクオの仕事だお」

('A`)y―~~「ひっひひ、違いねぇ」

( ^ω^)「ブーンは人が人であることを利用したビジネスだけだお」







( ^ω^)極悪ビジネス('A`)のようです
 第三話 「薬」終了





( ^ω^)極悪ビジネス('A`)のようです 4
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