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( ^ω^)ブーンが精神病になったようです 第一部 第六話 2011年03月20日 ( ^ω^)ブーンが精神病になったようです(ヽ゚ω゚) トラックバック:0コメント:0


609 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/03(金) 20:40:26.26 ID:CVribECx0
翌日もブーンは何とか工場に出勤した

作業を始めると手が震える
隣の従業員達はブーンのまねをして、手を震わせて、備品を落としたりしながら笑いあっていた

( ;ω;)(くやしいお!)

ブーンは悔しくて涙が出てきた

それを見た従業員たちは、今度は泣くまねを始めたのだった

ブーンはこの場から走り去りたい気持ちで一杯だった
しかし、そんなことをすればクビになってしまう
工場をクビになるとブーンは収入が全くなくなってしまうのだ

ブーンは歯を食いしばって耐えた

636 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/02/03(金) 21:43:59.83 ID:CVribECx0
バイトを終えフラフラになりながら、ブーンは帰途に着いた

アパートのブーンの部屋の窓はいつものように暗かった

ブーンはドアを開け、電気をつけた

「おかえりなさい、ブーン」

( ^ω^)「!?」

光が灯った瞬間、聞きなれた声がブーンの耳に入ってきた

639 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/03(金) 21:47:38.40 ID:CVribECx0
( ^ω^)「カ、カーチャン!?」

J( 'ー`)し「今日も遅かったわね、ブーン」

部屋には病院で入院しているはずの母がいた

( ^ω^)「カーチャン、なんで家にいるんだお!?」

J( 'ー`)し「何言ってるの、ブーン
      カーチャンが家にいたらおかしいのかい?」

そういうと母はにっこり微笑んだ

640 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/02/03(金) 21:48:12.64 ID:DJvoUbR80
これは・・


641 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/03(金) 21:49:22.10 ID:CVribECx0
( ^ω^)「でも、カーチャンは入院してるお
      もう退院できたのかお?」

J( 'ー`)し「何言ってるの
      カーチャンは入院なんてしてないよ」

母は肌につやもあり輪郭もふっくらしており、確かに健康そうに見えた

650 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/03(金) 21:52:45.68 ID:CVribECx0
( ^ω^)「?
      よく分からないけど、カーチャンが戻ってきてうれしいお!
      やっとひとりぼっちじゃなくなるお!」

ブーンは久しぶりに楽しい気分に浸ることができた

J( 'ー`)し「疲れたろうから、早くお休みブーン」

( ^ω^)「ヘロヘロだお
      薬飲んだら、横になるお」

ブーンはコップに水を注ぎ、薬を取り出し飲んだ
その間、母はただ座って微笑んでいるだけであった

653 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/03(金) 21:55:32.75 ID:CVribECx0
( ^ω^)「またカーチャンと一緒に暮らせてうれしいお
      これで明日からも頑張れるお」

J( 'ー`)し「ほほっ
      何言ってるの、この子は
      カーチャンはずっとブーンと一緒だよ」

( ^ω^)「うん!
      一緒だお!」

ブーンは布団をひき、布団に潜った
母は相変わらず座りながらブーンに微笑み続けるだけであった

663 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/03(金) 22:01:54.76 ID:CVribECx0
その晩ブーンは久々にぐっすり眠る事ができた

朝目を覚ますと、母の姿はなかった
電気はついたままであった

( ^ω^)「カーチャン、どこに行ったのかお?」

ブーンは変に思ったが、きっと買い物にでも出かけたのだろうと思い、バイトへ行く準備を始めた

( ^ω^)「カーチャンにメモを書いておくお」

ブーンは母へメモを書き綴った

内容は“バイトへいってくるお
     なるべく早く帰るお”
といったものであった

664 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/03(金) 22:04:40.13 ID:CVribECx0
ブーンの手の震えは止まらなかった
いや、徐々にひどくなっているようだった

(;^ω^)(作業ができなくなってきたお)

ブーンは何とか必死に業務をこなした
周りからは嘲笑のあざけりが聞えてきたが、今のブーンにはそれほど気にならなった

やがて、終業時刻となり、ブーンは母の待つ自宅へと足早に急いだ

669 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/03(金) 22:06:31.87 ID:CVribECx0
アパートの前につくと、部屋の電気はついておらず、真っ暗であった

( ^ω^)「あれ?
      カーチャンまだ帰ってないのかお?」

ブーンはおかしく思い、扉を開け、電気をつけた

すると声が聞えてきた

「おかえりなさい、ブーン」

674 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/03(金) 22:09:28.89 ID:CVribECx0
( ^ω^)「カーチャン、いたのかお?」

J( 'ー`)し「いたわよ
      ブーンの帰りを待ってたんだよ」

( ^ω^)「そうだったのかお
      電気がついてなかったから、てっきりいないのかと思ったお」

J( 'ー`)し「電気はちゃんとついてるよ」

( ^ω^)「そうなのかお?
      まあいいお
      頭が痛いから、薬飲んで横になるお」

676 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/03(金) 22:11:53.72 ID:CVribECx0
ブーンは台所にいき、コップを取った
その時、今朝書いたメモが残ったままであることに気付いた

( ^ω^)「カーチャン、メモ見てないのかお?」

J( 'ー`)し「見たよ
      バイトに行ってたんだね
      ご苦労様」

ブーンは母と話せる事が嬉しかった

680 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/03(金) 22:14:39.80 ID:CVribECx0
( ^ω^)「じゃあ、しんどいから先に寝るお」

J( 'ー`)し「ゆっくり休むんだよ」

ブーンは布団を敷き、横になった

( ^ω^)「カーチャン、昨日と同じ服着てるのかお?」

母は昨日と同じ服を着用しているのだった

J( 'ー`)し「・・・」

母は何も話さなかった

さがて、心地よい眠気がブーンを包んだ

685 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/03(金) 22:21:14.59 ID:CVribECx0
ブーンが目を覚ますと、またもや母はいなかった
電気は昨晩と同じようについたままであった

( ^ω^)「またどっか行ったのかお?」

ブーンは母にメモを書き、工場へ向かう為、扉を開けた

( ^ω^)「?」

不意に視線を感じた



691 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/03(金) 22:24:30.53 ID:CVribECx0
視線の先をおうと近所の主婦二人がブーンを怪訝な顔つきで見ていた

( ^ω^)(なんで僕を見てるのかお?)

ブーンは不思議に思ったが、それほど気にせずに自転車に乗り、軽快な足取りで工場のほうに向かっていった

「あの子どうしたのかしら?」

「夜になると一人なのに話し声が聞えるけど」

主婦達の会話はブーンの耳に届いていなかった





( ^ω^)ブーンが精神病になったようです 第一部 第七話
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