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(ヽ゚ω゚)ブーンが精神病になったようです 第三部 第二十一話 2011年03月24日 ( ^ω^)ブーンが精神病になったようです(ヽ゚ω゚) トラックバック:0コメント:0


49 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 20:08:10.36 ID:YYYRwHE90
(-_-)(暇だな・・・)

まことは暇になってきたのでブザーを押した

しかし、誰もやってこない

(-_-)「(おかしいな)

まことはもう一度ブザーを押した

看護士「遅くなってごめんよ
      どうかしたのかい?」

しばらくしてやってきたのはしぃ看護婦長ではなく、見たことのない若い看護士だった

50 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 20:10:44.47 ID:YYYRwHE90
(-_-)「しぃさんはどうしたの?」

まことは若い看護士に尋ねた

看護士「いや、しぃ看護婦長は今ちょっと取り込み中で・・・」

看護士は言葉の語尾を濁した

(-_-)「僕の所に来れないような事なの?」

看護士「う、うん
     ちょっとね・・・」

看護士は何か言いにくそうな様子だった

51 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 20:13:04.87 ID:YYYRwHE90
(-_-)「おかしいな
     何か隠してる?」

看護士「いや、そんなことは・・・」

(-_-)「しぃさんはどこなの?」

まことは看護士に詰め寄った

看護士は白を切っていたが、そのうちごまかしきれないと観念したように話した

看護士「彼女は今ERにいるよ」

(-_-)「ER?」

52 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 20:16:01.50 ID:YYYRwHE90
看護士「うん
     救急救命室のことだよ」

(-_-)「ふーん
     そこに行けばしぃさんに会えるんだね?」

看護士「ダメだよ!
     ERは命の危険に晒されている患者さんが運ばれるところなんだ
     関係ない人間が行くと、邪魔になる!」

看護士はまことがERに向かいそうな様子だったので、慌てて制した

57 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 20:31:07.56 ID:YYYRwHE90
(-_-)「・・・
     いや、行かないよ」

看護士「ならいいんだ・・・」

まことの言葉を聞いて看護士はホッとしたようだった

看護士「ところで何の用だい?」

(-_-)「いや、もういいんだ」

看護士「そうかい
     じゃあ何かあったらブザーを押して教えてくれよ」

そういい看護士はまことの病室から出て行った

58 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 20:36:05.48 ID:YYYRwHE90
まことは看護士が出て行って、見えなくなったのを確認してから
ベットから起き上がり、スリッパを履いて病室から出た

(-_-)「ERってどこにあるんだろう)

まことはエレベーターの側に貼られた館内案内を隅から見始めた

(-_-)(・・・ないなあ)

どうやら自分の入院している病棟にはERがないようだtった

63 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 20:41:25.03 ID:YYYRwHE90
まことは自分の入院している第2病棟の4階のナース・ステーションに向かった

(-_-)「すいません」

看護婦「はい
     どうしたの?」

(-_-)「ERってどこにあるの?」

看護婦「え?
     ER?」

看護婦は全く予想していなかった単語がまことの口から出てきて、驚いた

65 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 20:47:06.73 ID:YYYRwHE90
看護婦「そんなところにいってどうするの?」

看護婦はいぶかしげにまことに尋ねた

(-_-)「いや、本を読んでたらERってところが出てきて、どんなとこか見たくなって・・・」

まことにとっさに思いついた嘘を口にした

看護婦「・・・そうなの
     でもあそこは勝手に入れないわよ」

(-_-)「そうなんだ
     まあ、いいや
     どこにあるか教えてよ」

看護婦「・・・」

看護婦は考え込んでいた

68 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 20:53:34.27 ID:YYYRwHE90
看護婦「・・・ERは第1病棟のほうにあるわよ」

看護婦は第1病棟にあることだけ教えた

(-_-)「そうなんだ
     ありがとう」

まことはナース・ステーションを離れ、エレベーターのボタンを押した

しばらく待ってるとエレベーターが4階で止まった

ドアが開き、まことはエレベーターの中に入った

エレベーターのドアが閉まり、下の階へ向かって下がっていった

85 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 21:53:55.22 ID:YYYRwHE90
ある晴れた日曜の午後、暖かな日差しが真新しいブーンの家を照らしていた

ブーンの家は閑静な新興住宅街に建てられていたベージュの壁で彩られた近代的なデザインの建物だった

ブーンは母と共にペットのポチの散歩に出かけるところだった

J(‘ー`)し「ポチ
       散歩に行くよ」

U゚∀゚U「ワン!」

( ^ω^)「ポチは散歩が大好きだお」

U゚∀゚U「ワンワン!」

ポチはブーンの周りをグルグル走り回っている

88 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 22:00:52.04 ID:YYYRwHE90
(  )「ポチは元気だなあ
    俺も見習わないと」

( ^ω^)「トーチャン
      何じじくさいこと言ってるお」

(  )「いやいや、俺ももういい年だよ
    早くブーンに養ってもらいたいよ」

( ^ω^)「僕はまだ中2ですお」

J(‘ー`)し「まだまだお父さんには頑張ってもらわないと
       ねー、ポチ」

U゚∀゚U「ワン!」

89 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 22:05:49.55 ID:YYYRwHE90
(  )「ははは
    ポチまで言うのか
    俺ももっと働かないといかんなあ」

J(‘ー`)し「そうよ
       家のローンもあるし、車のローンもあるし
       ブーンの教育費もあるし・・・」

(  )「おいおい
    こんな天気のいい日曜日に現実的な話はよそうじゃないか
    俺も羽を伸ばしてのんびりさせてくれよ」

J(‘ー`)し「フフフ
       冗談よ、冗談」

U゚∀゚U「ワン!」

( ^ω^)「ポチにシードつけたお」

ブーンはポチにリードのついた首輪を取り付けていた
    

122 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 23:02:59.87 ID:YYYRwHE90
(  )「ポチは幸せ者だなあ」

J(‘ー`)し「じゃあ行こっか」

( ^ω^)「僕がリード持つお」

U゚∀゚U「ワン!」

(  )「気をつけて行ってこいよ
    それとあまり遅くならないようにな
    俺が出かけられないからさあ」

J(‘ー`)し「じゃあ留守番よろしくね」

(  )「わかったよ」

128 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 23:12:42.24 ID:YYYRwHE90
ブーンと母はポチを連れて近所の河の河川敷に来た

J(‘ー`)し「ブーン、この間大学に行きたいって言ってたわよね」

( ^ω^)「うんだお
      大学で勉強して、トーチャンと同じ仕事に就くお」

J(‘ー`)し「そう言ってくれるとカーチャンもうれしいわ
       今の若い子達は、自分のやりたいことが見つからなくて
       アダルトチンルドレンとかって社会現象にもなってるのよ」

( ^ω^)「アダルトチルドレン?」

J(‘ー`)し「そう
       大人になりきれない大人のことをそう呼ぶのよ」

( ^ω^)「そうなのかお」

131 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 23:16:08.74 ID:YYYRwHE90
J(‘ー`)し「ブーンは自分でやりたいことを見つけてくれた
       それがカーチャンは嬉しいわ」

( ^ω^)「・・・」

J(‘ー`)し「お金を事は心配しないでね
       絶対に大学まで進学できるようにするから」

母はブーンに微笑みかけながら話した

ブーンは母からにじみ出る慈愛を感じたのだった


134 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 23:22:41.93 ID:YYYRwHE90
日が傾き始め、建物の影の近くまで降りた太陽が水面を赤く照らしていた

( ^ω^)「カーチャン、僕は幸せだお
      ここまで育ててくれたトーチャンとカーチャンには
      将来絶対恩返しするお」

J(‘ー`)し「ブーン・・・」

( ^ω^)「ここまで育ててくれて本当にありがとうだお」

J(‘ー`)し「この子ったら・・・」

母は目頭が熱くなり、涙を浮かべた
涙がこぼれない様に、上を向いた

J(‘ー`)し「・・・綺麗な夕焼けね」

136 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 23:25:08.82 ID:YYYRwHE90
U゚∀゚U「ワン!」

( ^ω^)「ポチが帰りたがってるお」

J(‘ー`)し「そうね
       そろそろ帰ろっか」

( ^ω^)「うんだお」

J(‘ー`)し「ブーン・・・」

( ^ω^)「何だお?」

138 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/14(火) 23:27:45.19 ID:YYYRwHE90
J(‘ー`)し「カーチャンも本当に幸せだよ
       いつまでもこの幸せが続いてくれるだけで
       カーチャンは満足だよ」

( ^ω^)「カーチャン・・・」

そう語る母はどこか寂しげな笑みを浮かべていた

( ^ω^)「きっと、ずっと今の幸せが続くお!」

ブーンは力強く答えた





(ヽ゚ω゚)ブーンが精神病になったようです 第三部 第二十二話
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