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(ヽ゚ω゚)ブーンが精神病になったようです 第三部 第二十四話 2011年03月24日 ( ^ω^)ブーンが精神病になったようです(ヽ゚ω゚) トラックバック:0コメント:0


475 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/15(水) 17:44:06.47 ID:u4zyimvP0
時刻は朝の9時を回った
せわしく出勤する社会人や、学校に向かう学生の姿も消え、朝の静かな一時が訪れていた

( ;ω;)「ポチ・・・
      ポチ・・・
      苦しくなかったかお?」

ブーンは冷たくなっていくポチをさすり続けた

しかし、ブーンがいくら問いかけても、ポチが答える事はなかった

( ;ω;)「目が開いたままじゃかわいそうだから閉めるお・・・」

ブーンはポチの両目を閉じさせた

ポチはまるで眠ってるようだった

今にも目を覚まして、起き上がりブーンに寄り添ってくるように見えた

479 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/15(水) 17:48:12.19 ID:u4zyimvP0
J(‘ー`)し「ブーン・・・
      このままじゃポチがかわいそうだからお墓に埋めてあげないと」

母は悲しみくれるブーンに優しく語りかけた

( ;ω;)「まだもうちょっとこのまま居たいお・・・
      ポチに触り続けたいお・・・」

J(‘ー`)し「ブーン・・・
       うう・・・」

母も涙を抑えきれない様子だった

( ;ω;)「ポチ・・・
      なんで死んじゃったんだお
      悲しいお・・・」

ブーンはしばらくポチの横に座り、冷たくなっているポチを撫で続けた

535 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/15(水) 19:33:52.88 ID:u4zyimvP0
ブーンは毛布に包まれたポチを抱き上げ、自分の部屋に運んだ

( ;ω;)「ポチ・・・
      きちんと天国に行ける様に、日当たりのいい所で横になるお」

ブーンは部屋で一番日の光がよく当たる箇所にポチをそっと置いた

ブーンは日に当たり暖かそうにしているポチを見つめた

( ;ω;)「ポチ・・・
      いつも一緒に居てくれてありがとうだお・・・」

ブーンはポチと過ごした日々を思い出していた



538 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/15(水) 19:38:13.19 ID:u4zyimvP0
ブーンは辛い事や悲しい事があった時、そばでポチが一緒に寝てくれた事を思い出した

U゚∀゚U「ワン!」

( ^ω^)「ポチ・・・
      慰めてくれてるのかお」

ブーンが悲しそうにしていると、ポチは決まって顔を舐めてきた

ブーンはもうポチがいないのだと思うと、悲しくてたまらなかった

( ;ω;)「ポチ・・・」

ブーンはポチの閉じられた目を撫でた

542 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/15(水) 19:51:06.47 ID:u4zyimvP0
ブーンはポチの遺骸と共に、じっと部屋に佇んでいた

日が傾き始め、部屋に入ってくる日差しも赤くなってきた
ポチの淡い茶色の毛並みも日の光で赤みを帯びている

ブーンは部屋から動く事ができなかった

動くとポチと完全に別れなければならない気がしたのだ

ひょっとしたらポチはまだ生きているんじゃないか
ブーンはそう思いたかった

いや、そう思い込もうとしていた

まだ14歳のブーンにとって、ポチとの別れは現実としてきちんの受け入れる事ができないほど
ショックな出来事だったのだ

572 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/15(水) 21:18:38.46 ID:u4zyimvP0
翌日、ポチの遺骸はペット霊園で永眠する為に業者のトラックで運ばれていった
ブーンはトラックが見えなくなるまで見送った

( ^ω^)(ポチ・・・
      バイバイだお・・・)

トラックが見えなくなり、家主のいなくなったポチの犬小屋を見た時
ブーンはポチが本当にいなくなったことを実感した

( ^ω^)(これでもう二度とポチには会えないんだお)

ブーンは心の中でポチにさよならを告げた

573 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/15(水) 21:23:15.77 ID:u4zyimvP0
それからしばらくの間、ブーンは塞ぎ込みあまり喋らないようになった

(  )「ブーン
    生あるものは必ず死ぬんだ
    これはこの世の決まりなんだよ」

( ^ω^)「・・・」

(  )「誰もが必ず別れの時は来るんだ
    トーチャンだって、いつかは必ずブーンとお別れするんだよ」

( ^ω^)「・・・」

(  )「人はいくつもの出会いと別れを通して成長していくんだ」

576 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/15(水) 21:28:05.46 ID:u4zyimvP0
父はブーンに別れを乗り越える強さを身に着けてほしかった

(  )「ブーン
    強くならないといけないよ
    これからブーンが生きていく中でいくつもの別れを体験しなければならない
    でも、そこで悲しみに浸ってるだけじゃ道は開けないんだ
    強く強く前を向いて生きていかないといけない時が来るんだよ」

( ^ω^)「うんだお・・・」

(  )「ポチがいなくなって今は悲しいかもしれない
    けど、ブーンが悲しんでると天国のポチも悲しいよ
    ポチの分までブーンが精一杯生きる事がポチへの供養になるんだ」

( ^ω^)「うんだお・・・」

581 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/15(水) 21:35:29.73 ID:u4zyimvP0
( ^ω^)(強くなるんだお!)

ブーンは悲しみに押し潰されそうな心を必死に奮い立たせようとした

( ^ω^)(ポチ・・・
      僕はポチの分まで一生懸命生きるお!
      だから、いつまでも天国から見守っててお、ポチ・・・)

ブーンは悲しくなると、ポチの顔を思い浮かべて、ポチが悲しまないようにと
自分に言い聞かせた

また、ポチがいつも天国から見守っていてくれると思うと、不思議と気持ちが落ち着いた

そして穏やかに、しかし確実に月日は流れていった





(ヽ゚ω゚)ブーンが精神病になったようです 第三部 第二十五話
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