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('A`)三年虹組弱虫先生のようです 第四話 2011年04月03日 ('A`)三年虹組弱虫先生のようです トラックバック:0コメント:1


5 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:24:12.09 ID:eABxjRGT0 [1/34]
>>1ありがとうございます

まとめ様
http://eksr.blog115.fc2.com/blog-category-27.html

では投稿します
前回リクエストしてくださった方には結構答えた気がしますよー


7 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:26:14.91 ID:eABxjRGT0 [2/34]
('A`)「クラス替えってワクワクしました?」

('A`)「しかしクラスが変わっても虐められることには変わり無かったんですよね、私」

 
(゚A゚)クワッ
 
(♯゚A゚)「私はクラス替えがだいっっっきらいです!!」


('A`)三年虹組弱虫先生のようです
  第四話『蚕が居る』


12 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:28:19.58 ID:eABxjRGT0 [3/34]
( ><)「そうだったんですか……」

(-A-)「自慢ではありませんが、私はどんなクラスになっても虐められなかったことはありませんでしたよ」

( ><)「悲しい過去があるんですね……」

('A`)「まぁ今の先生ほどでは無いですよ」

( ><)「ですよねぇ……」

('A`)「別名『悪戯組』……。三年蚕組の担任というのは、想像しただけでも体力を使いますよ」

( ><)「時々教師辞めたくなるんです!」

('A`)「しかしそうは問屋が卸しませんね。どうですビロード先生? 一日ぐらいは楽をしてみません?」

( ><)「……楽、ですか?」」

('A`)「私とあなたのクラスを一日だけ交換してみるんです」

( ><)!

( ><)「そんなことしていいんですか!? クラス替えは嫌いじゃないんですか!?」

('A`)「もちろん荒巻先生には秘密でお願いしますよ。というか他言無用でお願いします。生徒達にも厳しく伝えておいてくださいね
   それと、今回の件は何時もお世話になっている御礼です。しかしそれでもちゃんと見返りを求めますよ」

( ><)「はい! 先生、これは前払いなんです!」


14 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:30:21.06 ID:eABxjRGT0 [4/34]
('A`)「はい、ありがとうございます。――何時にも増してハードですね。
    あなたは嫌な事があるたびに枕草紙(エロ本)のジャンルが変わりますね」

(*><)「ドゥヒヒ!」

('A`)「しかしまぁ、今回のは相当に……。失礼ビロード先生。私はケモナーでは無いので、流石にコレはいただけません」

( ><)「そうですか、獣系はダメなんですね、では幼女系を明日持ってきましょう」

('A`)「助かります。あ、それとおまけとしてティッシュを一箱いただけませんか?
   荒巻先生のせいで職員室のティッシュをこっそりと持ち帰る事ができなくなってしまいまして」

(;><)「ティッシュぐらい自分で買ったらどうなんですか!? ――まぁそれぐらいならお安い御用ですけど……」

('A`)「助かります。二回目の『助かります』ですよ。私はあなたという友人が居て本当によかったと、
   心の底から思いますよ」

( ><)「結局『助かります』って三回言っちゃってますよ毒男先生。あと、エロ本ごときでそんなに感謝されても困るんです!」

キーンコーンカーンコーン

('A`)「ではまた」

( ><)ノシ「ありがとうございますなんです! では教室の交換は明日一日! ウチの馬鹿共をヨロシクなんですー!」

('A`)ノシ「こちらこそ。特に兄者君に教卓を齧られないように注意してくださいね、今二個目ですから」


16 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:32:23.55 ID:eABxjRGT0 [5/34]
('A`)「『私は思う。なぜ世の中は争いが絶えないのだろう。人間とは醜いものだ』」

('A゚)「『竿が痛い。流石に深夜遅くまで自慰を連続でやるのはキツイ』」

(゚A。)「『そう、世界平和のためには。ああもう風俗行くか』」

(A)「『うおおおおぉおぉバイアグラ! バイアグラアアァアァアアァア!』」


(A`)「今日は……もう死ねますね」ドサッ


20 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:34:24.60 ID:eABxjRGT0 [6/34]
キーンコーンカーンコーン
('A` )「はい着席ー! 着席しないと入籍するぞー」

('A`)「蚕組の皆さんおはようございます。今日だけ担任の鬱田毒男です」

('A`)(………おかしいですね)

('A`)(全員真面目に座っているじゃありませんか。どこが『悪戯組』なのでしょう?)

('A`)「………」

『キャハハハッ』

(;'A`)!?

('A`;)三(;'A`)「な、何ですか今の声は!? 今の笑い声は誰の声ですか!? 脳内に直接響きましたよ!?」

ミ,,゚Д゚彡「ああ、先生。それはこの教室に住み着いた亡霊の所為さ」

(゚A゚)「ボボボーボ・ボーボボウレイ!?」


23 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:36:25.88 ID:eABxjRGT0 [7/34]
( ФωФ)「その亡霊はその昔、教師にレイプされてから殺されたそうである。今でも童貞の教師が来ると、
      ときどき悪さしに来るそうである」

('A`)「先生童貞じゃないですよ」

(´ФωФ)

('A`)「風俗という便利なものがあるんですよ、世の中」

从・∀・ノ!リ「どうやらこの教師クズだったのじゃ」

('A`)「いえ、しかし風俗というものはお金がかかるので一度しか行ったことがありませんよ。
   男子生徒諸君に言っておきます。金の無駄です。枕草紙を買いなさい」

(´・_ゝ・`)「インターネットがあるので要りません」

('A`)「そうですか」

从 ゚∀从「そんなことよりおっさん! てめぇ何しに来たんだよ!」

('A`)「おっs……。………。私は雑談をしに来ましたよ」

ノハ♯゚⊿゚)「ビロード先生みたいにオチンチンギャグはしないのかああぁあぁあぁあ!」

(A)「ビロード先生……。生徒の前で何をやってるんですかあなたは……」

从・∀・ノ!リノ「そんなことよりセンセー! 亡霊はまだここに居るみたいなのじゃー!」


28 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:38:28.23 ID:eABxjRGT0 [8/34]
('A`)

『キャハハハハハッ!』

('A`)(ここは落ち着いた方がいいのです。そう、ビロード先生から生徒名簿を預かっています)

('A`)(これを見ればこの怪現象の謎も掴めるはずです……。えーと……)

从>∀・ノ!リ  【蜜蜂(ミツバチ)】 从 ゚∀从b【蝙蝠(コウモリ)】 ( ФωФ)【螳螂(カマキリ)】
d(´・_ゝ・`)【蛞蝓(ナメクジ)】 m9ミ,,゚Д゚ 彡【蚰蜒(ゲジ)】ノハ>⊿<)【蛙(カエル)】

('A`)(能力の初期ステータスが強い生徒を集めた少数精鋭の学級ですから、流石にわかりやすいですね)

(-A-)「この脳内に響き渡るような音……」

('A`)「蝙蝠の超音波ですね!」

从 ゚∀从「ファイナルアンサー?」

('A`)ノ「ファイナルアンサー!」

从・∀・ノ!リ「よし! なのじゃ」

('A`)「え?」

从 ゚∀从「はずれだよ変態先生」


30 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:40:29.82 ID:eABxjRGT0 [9/34]
从・∀・ノ!リ「蜂は記号的コミュニケーションの天才なのじゃ! 情報をダンスにして仲間に伝えることができるのじゃ!」

从・∀・ノ!リ「妹者は足でリズムをとることによって遠く離れた人間に情報を『直接伝える』能力を持っているのじゃ!」タンタントントン

('A`)←対象者

『死ね』  『ボケ』   『どうせ童貞なんだろ』  『うわっ臭っ!』   『キモイからコッチ見ないでくれる?』
  『のび●さんのエッチ!』    (lli゚A゚)「うわああぁああぁああぁあああぁあ!」   『やーいお漏らしー!』
 『うっわ……アイツの……』     『黒いな……』     『やーいおまえのカーチャンうーんーこー!』

(♯゚A゚)「能力を悪用するんじゃありません!」

从*・∀・ノ!リ(虐め甲斐のある人なのじゃ! 気に入ったのじゃ!)

('A`)「全く、節度というものを考えt――ちょっとロマネスク君、何をしているんですか?」

( ФωФ)「ちょっと筋トレしたい気分なのである」

('A`)「そのウエートリフティング(重量挙げ)用のバーベルはどこから持ってきたのですか?」

( ФωФ)「我輩の私用である。何か文句があるのか?」

('A`)「席に着きなさい」シャキン

('A`)「シャキン?」


33 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:42:32.01 ID:eABxjRGT0 [10/34]
(゚A゚)「おや、おかしいですね。私の和服は何時の間に半袖になっていたのでしょう? 格好悪いですね」

( ФωФ)「我輩の手の第一形態は確かに人間の手である。――しかし、第二形態は容赦できぬ刃である」

(♯ФωФ)「我輩は――、降り掛かる火の粉は迷わず蹴散らす! 我輩を倒せるのは魂の篭ったこぶs('A`)「今日はいい天気ですね」

(´ФωФ)

ミ,,゚Д゚彡「おい先生よぉ! さっきから黙って見てりゃあアンタ調子に乗ってんじゃねぇのか!」

('A`)「座りなさいフサギコ君。私のクラスとは別の種類の活気がありますねこのクラスは」

ミ,,゚Д゚彡「俺の特技を見たらおまえは驚かずにはいられないぞ!」

('A`)「どんな能力なんですか? 私は浅学ですからね。失礼ながら蚰蜒という生き物の事をよく知りません」

ミ,,゚Д゚彡「フッフッフ。実は俺はですね――」

ミ,,゚Д゚彡「複眼と思いきや偽複眼なんですよ! つまり目がいいんです!」

('A`)

('A`)「……そうですか」

ミ,,゚Д゚彡「今白けませんでした?」

('A`)「気のせいです」

ミ,,゚Д゚彡「それならいいんですけど!」


36 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:44:35.79 ID:eABxjRGT0 [11/34]
('A`)「もっと面白い能力は無いんですか?」

ミ,,゚Д゚彡「よくぞ訊いてくれました! なんと俺、足の先端がちょっと伸びるんです! 見ててくださいよ! ホラッ!
     十センチぐらい背が高くなるんですよ! 身長の低い人が羨むでしょう!」

('A`)

('A`)「……ええ、シークレットシューズ顔負けですね」

ミ,,゚Д゚彡「でしょう!」

('A`)(なぜこの子はこのクラスに……? あ、そういえばこの子は転校生で、
    一番人数の少ないこのクラスに割り当てられたんでしたっけ)

('A`)(流石に他の生徒達と比べるとかなり見劣りしてしまいますねぇ。
    しかし校則違反の髪型のおかげで強そうに見えますから、これはこれでいいのでしょう。
    この子は荒巻先生の目につかないように保護しなければなりませんね)

ミ,,゚Д゚彡「ちなみにこの髪型は生まれたときからです!」

('A`)「それは凄いですね」

ミ,,゚Д゚彡「でしょう!」


39 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:46:39.50 ID:eABxjRGT0 [12/34]
从 ゚∀从「おい先生よぉ! なんか面白い話しろよ!」

('A`)「えーと、あなたは高岡さんですか……。車椅子は不便そうですね」

从 ゚∀从「蝙蝠は生まれながらに足が弱くて立つことができねぇんだっつーの! 仕方ねぇっつーの!」

('A`)「説明口調でありがとうございます」

从 ゚∀从「あ、あと俺の事は『ハイン』って呼んでくれよ。俺なんとなく先生気にいったから」

(´・_ゝ・`)てそ ガビーン!

从 ゚∀从「あー、ビロードの奴がいたらパシリ出来たんだけどなー」

('A`)「ビロード先生はパシリですか……」

从 ゚∀从「あとスマブラの対戦相手だな」

('A`)「学校でスマブラをやっていたのですか……」

ミ,,゚Д゚彡「先生スマブラ知ってんのか! 意外だな!」

('A`)「ええ、名前程度は。ドンキーコングが相手を掴んで自殺するゲームでしょう?」

ミ,,゚Д゚彡「そうでs从;゚∀从「絶妙に勘違いしてるぞ先生!」

ミ,,゚Д゚彡

ミ,,゚Д゚彡「え、違うの?」


42 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:48:49.34 ID:eABxjRGT0 [13/34]
('A`)「えーと、君はデミタス君ですか」

(´・_ゝ・`)「僕はあなたが嫌いです」

(;'A`)「え……ええっ…?」

(´・_ゝ・`)「僕は先生を許しません」

('A`)「……理由を教えて頂けますか?」

(´・_ゝ・`)「どうせ先生なんて蛞蝓に塩をかけるような非情な人でしょ」

(;'A`)「いえ、そんなことは一度もやったことがありませんが……」

(´・_ゝ・`)「先生は銅みたいな匂いがします。銅イオンと同じ感覚があります。近寄らないで下さい」

(つA`)「あなたは…なぜそこまで必死になって私を虐めるんですか……?」

『ソイツは先生がハインに気に入られて妬んでいるのじゃー』

('A`)「なるほど!」

(;´・_ゝ・`)「先生、いきなり叫んでどうしたんですか?」

('A`)「高岡さん! 私は高岡さんの事を高岡さんと呼びます! ハインさんなんて図々しい呼び方しませんからねー!」

从;゚∀从「急にどうした」

(´・_ゝ・`)(まぁ……そういうことなら別に敵意抱かなくてもいいか)


45 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:50:52.75 ID:eABxjRGT0 [14/34]
('A`)「えーと、最後にヒートさんですか」

ノハ♯゚⊿゚)「ワタシだああぁああぁああぁああぁああ!!」

('A`)「元気がいいですね」

ノパ⊿゚)「おうっ! このクラスで元気があるといえば私とロマネスクだぞっ!」

( ФωФ)「我輩は決して元気なわけではない。ただ強いだけだ」

('A`)「この三人で喋るのはまずいですよ。どこかの長編を連想させてしまいますから」

( ФωФ)? ノパ⊿゚)?

('A`)「しかし、私もヒーローに憧れる時代もありましたねぇ……」

从 ゚∀从「なんか語り始めたぞ」

ミ,,゚Д゚彡「よくわからんけど、このクラスのヒーローと言ったら俺だよな!」

从・∀・ノ!リ「影の支配者と言ったら妹者なのじゃー!」

从 ゚∀从「は? 影の支配者と言ったら俺様だろ」

(´・_ゝ・`)「いえいえ、僭越ながら自分が勤めさせていただきますよ」

(゚A゚)「ヒーローより影の支配者の方が人気があるってどういうことですかっ!」


48 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:52:53.93 ID:eABxjRGT0 [15/34]
( ФωФ)「我輩は村人Aだな」

('A`)「全身が筋肉ムキムキの村人Aがいたら、私は迷わず電源ボタンを押しますね」

( ФωФ)「見よこの美しい肉体美を!」

('A`)「どこかの錬金術師みたいになってますから止めましょうね。先生はあまりアニメのネタのツッコミが得意じゃありませんから」

('A`)「というかロマネスク君。鎌を使うのに肉体を鍛えるというのは何故ですか?」

('A`)「螳螂ならば、それこそ私のように細身で、俊敏な動きで相手を翻弄するキャラの方が格好いいと思いますが」

(´ФωФ)「それは先生の偏見である」

('A`)「そうですか」

( ФωФ)「例えばヒョロ身のショタがニメートル程の鎌を持っているのと、
      体長が二メートル程あるマッチョの大男がニメートル程の鎌を持っていた場合、どちらが強そうに見える?」

('A`)「どちらかというと、後者は一撃で殺られるタイプの人間だと思います。
    かませ犬という奴ですね、ピッコロ大魔王の靴磨きになることができそうだった人だとか」

( ФωФ)「……」

('A`)(黙ってしまった)


50 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:55:07.50 ID:eABxjRGT0 [16/34]
キーンコーンカーンコーン
('A`)「あ、チャイムが鳴りましたね。では学級委員、号令ー」

『起立!』

('A`)「テレパシーではなく、普通の声でお願いします」

从・∀・ノ!リ「起立! 気を付け!」

从>∀<ノ!リ「テヘッ!」

('A`)「「「ありがとうございましたー!」」」

从;・∀・ノ!リ(あ……あれ!? 予定が狂ったのじゃ……。ツッコミがこないとは思っていなかったのじゃ……)

♪~('A` )Lizzie Borden took an axe♪ Hit her father forty whacks♪

( ФωФ)(ふむ、マザーグースは久しく聞いてなかったである)

('∀`)[毒男先生と一緒に歌おう! 楽しいマザーグース]
Lizzie Borden took an axe,
(リジー・ボーデン斧を手に)
Hit her father forty whacks.
(お父さんを40回)
When she saw what she had done,
(われに返ってから)
She hit her mother forty-one
(お母さんを41回メッタ打ち)


55 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 20:58:23.22 ID:eABxjRGT0 [17/34]
('A`)「『今日はビロード先生と教室を交換した』」

('A`)「『明日、ビロード先生が私の虹組の生徒をどう評価するのか、楽しみだ』」

('A`)「『実を言うと、私は蚕組が「悪戯組」と言われるワケは、ビロード先生にあるのでは無いかと思っている』」

('A`)「『ビロード先生はこの上なく無邪気な人間だ。彼に感化された生徒達が、悪戯に走っているのではないのだろうか?』」

('A`)「『虫の上に天と書いて蚕。彼らの「天」がビロード先生ならば、彼らの虫としての性格も「天」になるのだ』」

('A`)「『おそらく、あの生徒達は先生想いなのだ。先生達を敬っているからこそ、染まってしまったのだ』」


('A`)「さて、寝ましょうかね」

(A`)「もう枕草紙を見るのが嫌になってきました」


57 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 21:00:25.21 ID:eABxjRGT0 [18/34]
( ><)「先生のクラスの生徒は凄く普通だったんです!」

('A`)「おちんちんギャグはやってませんよね?」

(; ><)「な、なぜそのことを知ってるんですか!? ……流石に人様のクラスでやる度胸は無いんです……」

('A`)「そうですか、ならいいのです。――蚕組の皆さんも普通でしたよ。最初は少し驚かされましたが」

( ><)「……実は、蚕組の『悪戯組』という名に恥じない行動をした後、毒男先生とは普通に接してくれと言っておいたんです!」

('A`)「……先生は、『悪戯組』を愛称として考えているんですね」

( ><)「はい! 『悪戯』は子供であるが故のストレス発散方法のようなものなんです! 僕のクラスの生徒達はまだまだ子供なんです!
    子供達はいっぱいいっぱい叱られて、成長していくもんなんです!」

('A`)「しかし先生、もう彼らは子供ではありませんよ」

( ><)「いいえ、子供なんです! まだ成人になっていないんです!」

('A`)「年齢の問題ではありません。心の問題です。
   彼らは悪戯といっても暴力的な行為は一切行なった事がありませんね?
   それぐらいのモラルがあれば、最低限社会に出ても大丈夫な域だと私は考えていますよ」

( ><)「………。では、僕はこれからどう彼らと接していけばいいんでしょう?
    僕は何をすればいいんでしょう?」

( ><)「そう考えると夜も眠れないんです。もう、何も――」

( ><)「わかんないんです……」


58 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 21:02:57.87 ID:eABxjRGT0 [19/34]
('A`)「……それは私が答えを言うべきではありません。なぜなら、三年蚕組の担任はビロード先生、あなたなんですから」

( ><)「……そう、ですか」

('A`)「では、報酬を頂きますよ」

( ><)「……幼女詰め合わせとティッシュ二箱なんです」

('A`)「ありがとうございます。ティッシュ二箱とは気前がいいですね。
   今後もよろしくお願いしますよ」

( ><)ノシ「ハイなんです! 僕、頑張るんです!」

('A`)ノシ「ええ、お互い頑張りましょう」



( ><)ノ……

( <●><●>)カッ

( <●><●>)「先生が僕の心配をしてくれていることは、わかってますよ……毒男先生」

( <-><->)「本当に……ありがとうございます」


60 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 21:05:00.24 ID:eABxjRGT0 [20/34]
キーンコーンカーンコーン
('A` )「あなた、着席する? 席に座る? それともお・す・わ・り?」

('A`)「虹組の皆さんは元気でしたか?」

ミセ*゚ー゚)リ「退屈でしたー!」

('A`)「ビロード先生は真面目な方だったでしょう」

(-@∀@)「ええ、つまらなかったです」

('A`)「随分と酷評ですね」

( ・∀・)「あの人はユーモアのセンスがいまいちでしたね」

(´・ω・`)「僕の下ネタに対応できない人でした」

('A`)「まぁあの人は男色に関しては全く知識が無いでしょうからねぇ。私も無いですけど」

ζ(゚ー゚*ζ「先生の方が面白いです」

('A`)「ありがたいお言葉ですね。何か裏があるのではないかと疑ってしまうほどですよ」

( ゚∀゚)「先生! 向こうの生徒のおっぱいはどうでしたか!」

('A`)「貧乳が多かった気がします。なんだかジョルジュ君変わりましたね」
  _ _
( ゚∀゚)「俺の眉毛ファンが前スレに居t('A`)「今日は本当にいい天気です」
  _ _
( ゚∀゚)

62 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 21:07:00.87 ID:eABxjRGT0 [21/34]
('、`*川ノ 「センセー、今日の授業はー?」

('A`)「とりあえず昨日の話でもしませんか? ビロード先生の授業内容には興味があります」

(-_-)「特に何もありませんでしたよ。ただ普通の現国の授業でしたから、一日中」

('A`)「皆さんは真面目に授業を受けましたか?」

「「「もちろん!(受けるわけが無いです)」」」

('A`)「それを聞いて安心し――……安心しました」

ξ゚⊿゚)ξ「何で今言葉に詰まったんですか?」

('A`)「特に意味はありません」

( ^ω^)ノ「先生、兄者君が机食べてますお」

(。´_ゝ`)「今日寝坊して朝ご飯食べ忘れちゃいまして」

('A`)「兄者君が寝坊とは珍しいですね、何かワケがあるんでしょうか?」

( つ_ゝ;)「聞いてくださいよ! 妹が『初恋の相手を見つけたかもしれない』なんて事を言ってきましてね。
      一晩中すすり泣きしていたら、眠る時間が無くなってしまいました」

('A`)「一晩中一つの部屋からすすり泣きが聞こえてきたらホラーですよ兄者君」

( ;_ゝ;)「うおぉおぉおぉ妹者あぁぁぁぁぁあぁあああぁ! お兄ちゃんはここに居るぞおおぉおおぉお!」


64 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 21:09:24.24 ID:eABxjRGT0 [22/34]
('A`)「……妹者さん、ですか? もしかして妹者さんは兄者君の――」

( つ_ゝ;)「――妹者は小さい頃に養子として流石家に来たんです。誕生日が弟者の後ですから、妹と考えています。
      自分にとっては可愛い可愛い妹です」

('A`)「道理で似てないわけですね、血統も全く違う種類ですし」

(*´_ゝ`)「可愛い可愛い妹です」グヘヘ

('A`)「兄者君、マイワールドに入り過ぎないで下さいね、教室に変態は一人で十分です」

(´・ω・`)ノ「今呼ばれた気がするんですが」

('A`)「気のせいです」

('A`)「――にしても、妹者さんの初恋の相手って誰なんでしょうねぇ」

ζ(゚ー゚*ζ「先生かもしれないですよ」

('A`)「そういう冗談は好きではありませんよ……」


67 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 21:11:36.37 ID:eABxjRGT0 [23/34]
('A`)「さて、お昼ご飯の時間ですね」

川 ゚ -゚)「おや毒男先生、また蜂蜜ですか?」

('A`)「例によって蜂蜜です。クー先生は?」

川 ゚ -゚)「私はこの水筒さえあれば体がもつのですよ」

('A`)「ははぁ、やはり食費が安くていいですねぇ……」

川 ゚ -゚)「それよりビロード先生に聞きましたよ。クラス交換をしたそうじゃないですか」

('A`)「ビロード先生は相変わらず女性に対しては口が軽いですねぇ……。ええ、まぁ」

川 ゚ -゚)「面白そうですね、私もやらせていただけないでしょうか?」

(;'A`)「まさかクー先生から言ってくるとは思いませんでしたよ……。私は構いませんが……」

川 ゚ ー゚)「先生の指導する生徒がどの程度の学力か、一回計ってみたいんですよ」

('A`)「学力云々はダメですね。先生の螺(ツビ)組の生徒さんと比べたら月とスッポンでしょう」


68 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 21:13:39.62 ID:eABxjRGT0 [24/34]
川 ゚ -゚)「私のクラスは真面目な人間が多くて先生には合わないかもしれませんね。
   弟者を筆頭にシャキン、ミルナ、ビコーズ、ブーム、フィレンクトと無愛想を絵にかいたような奴等ばかりです」

('A`)「そういえば、螺組はVIP高校が出来上がった当初の一組にあたるクラスで、
   男子校だった時の名残として、男子しかいないクラスでしたね」

川 ゚ -゚)「ええ、華はありませんよ」

('A`)「私のクラスのショボンという奴を、そちらの教室に連れて行きたいですよ」
    
川 ゚ -゚)?

(A`)「いえ、こちらの話です。ではまた」


71 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 21:15:44.43 ID:eABxjRGT0 [25/34]
('A`)「次回は螺組とクラス交換ですか……。まぁクー先生ならば口が堅いですし、何も問題は無いでしょうね」

キーンコーンカーンコーン
('A` )「はい着席しなかったらおしおきー」

( ´_ゝ`)「ですから先生、それだとショボン君が座りませんって」

(´・ω・`)「どうぞ」

('A`)「私としたことが同じ失敗を二回も……。着席」

(´・ω・`)「遠慮なさらずに」

('A`)「それはさておき、またクラス交換のお知らせです」

「「「えーーーーーっ!!」」」

ミセ*>ー<)リ「もうビロード先生はヤダー!」

('A`)「クー先生です」

( ・∀・)「先生、いつクラス交換するんですか?」

('A`)「おそらく明日でs( ・∀・)「『あ? もしもし僕だ。明日の朝に綺麗な花束を用意してくれたまえ』」

('A`)「モララー君、気が早いですね」

(´・ω・`)(モララー君、ミセリの事が好きじゃなくなったのかなぁ……?)
  _ _
( ゚∀゚)o彡゜「おっぱいおっぱい!」

75 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 21:17:45.93 ID:eABxjRGT0 [26/34]
('、`*川 「クー先生って堅苦しそうでちょっと苦手かもー」

ζ(゚ー゚*ζ「でも優しそうだよね!」

ξ*゚⊿゚)ξ「香水の種類訊きたい!」

ζ(゚ー゚*ζ「あ、それわかるー!」

('A`)「女性陣は盛り上がってますねー」

(-@∀@)「クー先生はユーモアありそうですよね」

('A`)「まぁ、私に対しては結構鋭いツッコミ……。いえ、ブラックジョークの種類でしょうかね、あれは」

(´・ω・`)∂「そういえば先生、ちょっと話が」    ('A` )「何ですか?」

(´・ω・`)『今さっき、先生の盗撮カメラ二号機がバレました』 (゚A゚ )ゲーーーッ!

(´・ω・`)「職員室でクー先生と先生が別れてものの三十秒後ですね。これで蚊取り線香の刑ですね」

('A`)「なんということでしょう……! 私のマイホームが処刑場に早代わり……っ!」

(´・ω・`)「とんだビフォーアフターですね」

('A`)「全くですよ」

(´・ω・`)「あ、螺組には僕の兄がいるので、優しくしてやってくださいね」

('A`)「君の兄……。想像できませんね」


79 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/02(土) 21:19:52.70 ID:eABxjRGT0 [27/34]
(゚A。)「『幼女幼女! 幼女幼女幼女幼幼幼幼幼幼幼幼幼幼幼幼幼幼幼』」

(。A゚)「『竿がかゆうま! かゆうま! 酷い酷い酷い痛い! 女女女女女女女女女女女女姦姦女姦姦』」

(●A●)「『うわああああああああぁあぁぁあぁあストリキニーネエエェエエェエェエエ!』」


<ちょっと! 煩いですよ!

('A`)「申し訳ありません大家さん」

<静かにしてくださいね!

('A`)「以降気を付けます。もう寝ます」

('A`)「ふぅ……。私の日記がここ二日分だけ狂気に満ちていますね――。
    いえ、この程度で狂気に満ちているというのは少し大げさでしょうか」

('A`)「ビロード先生の枕草紙はおそろしい威力です……。『酒は飲むとも飲まるるな』と言いますが、
    枕草紙も同じようなものなのでしょうかね」

('A`)「だとしたら今の私は飲まれていますね。枕草紙に飲まれています」

('A`)「しばらく自慰を自重しましょう。これ以降の日記が呪詛のようにならないためにも」

(A`)「今日も一日、嫌な日でした……」

('A`)三年虹組弱虫先生のようです
  第四話『蚕が居る』(終)






※読者さんからの支援絵 擬人化注意
yowamushi1
('A`)三年虹組弱虫先生のようです 第五話
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コメント

すっごく面白いんだけど、やっぱり虫の種類がわかりにくいかも。読み仮名ふるんならいっそ全部カタカナ表記にしたらいいのに…
  1. 2011/04/03(日) 19:56:14 |
  2. URL |
  3. #-
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