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('A`)三年虹組弱虫先生のようです 第十話 2011年04月18日 ('A`)三年虹組弱虫先生のようです トラックバック:0コメント:0


3 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 19:45:28.55 ID:baPOkyoc0 [2/25]
こんにちは、総合が無いのですね

まとめ様
http://eksr.blog115.fc2.com/blog-category-27.html

キャラの血統まとめ
虹組                                            _ 
('A`)蚊(カ) (´・ω・`)虱(シラミ) ( ^ω^)蜘蛛(クモ) ( ・∀・)蝗(イナゴ) ( ゚∀゚)蝮(マムシ)
( ´_ゝ`)木食い虫(キクイムシ) (-@∀@)甲虫(カブトムシ) (-_-)蚯蚓(ミミズ)
ζ(゚ー゚*ζ蟋蟀(コオロギ) ξ゚⊿゚)ξ螽斯(キリギリス) ('、`*川 蟻(アリ) 
螺組
川 ゚ -゚)蟶貝(マテガイ) (´<_` )木食い虫(キクイムシ)|  ^o^ |天頭虫(テントウムシ)
( ∵)蜉蝣(カゲロウ)( ゚д゚ )蜆(シジミ) (‘_L’)腕虫(ウデムシ)(`・ω・´)虱(シラミ)
蚕組
( ><)エロ本(カンガエテナイ)从 ゚∀从蝙蝠(コウモリ)( ФωФ)螳螂(カマキリ)ノパ⊿゚)蛙(カエル)
从・∀・ノ!リ蜜蜂(ミツバチ) (´・_ゝ・`)蛞蝓(ナメクジ) ミ,,゚Д゚彡蚰蜒(ゲジ)

血統とは
この世界の人間には諸事情により『虫の血』が流れております
そのため虫の特性が表れた性格、能力を有しております


8 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 19:47:38.58 ID:baPOkyoc0 [3/27]
('A`)「『以上』の反対は『以下』ですよね」

('A`)「ならばなぜ『未満』の反対が『未空』ではないのですか? 『満』と『空』は対ですよね?」

(゚A゚)クワッ


(♯゚A゚)「私は小さい頃から日本語がだいっっっきらいですよ!!」


('A`)三年虹組弱虫先生のようです
  10話『蝿が笑う』


9 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 19:49:48.49 ID:baPOkyoc0 [4/27]
(*゚∀゚)「アヒャヒャ、相変わらず酒に弱いなードックンは。意味わかんねーし」

(;A;)「私は『未満』が不憫で仕方ないですよ! なんですか対義語が『超過』って! 統一性を考えて『未満』の反対は『未空』でいいでしょう!
    『以上』と『以下』はリア充で『未満』と『超過』は非リアですか!? 『未空』は幽霊ですか!?」

(;*゚∀゚)「まぁまぁ落ち着け、な? バーテンさんが冷たい目でこっち見てるから、な?」

(つA;)「あぁあぁあぁあぁ……グスッ。伴侶が居ない『未満』が不憫すぎる……。私はこの言葉が自分自身と重なって見えてしまいます……。
   もう私は日本語に絶望しました! これからはポロロッカ語で話します!」

(;*゚∀゚)「ポロロッカってどこだよ……。そんなことよりも、本題だ本題ー」

(つA⊂)「……ポロロッカ語で『本題とは何ですか?』はなんと言えば良いのでしょうか?」

(*゚∀゚)「知らねーよ!」

(つA`)「……そうですか。――何か事件の話ですか? それとも他愛無い世間話ですか?」

(*゚∀゚)「アヒャヒャ、どっちかっつーと後者だな。ちょっと気になることがあるんだよ」

('A`)「気になること?」

(*゚∀゚)「おまえ今教師やってるだろ? 我らが母校VIP高校の」

('A-)「ええ、一応は」

(*-∀-)「んでさ、数年前に女子生徒が屋上から飛び降り自殺したじゃん? その件に関していろいろ噂があるんだよ」

('A`)「……噂とは何でしょうか?」


11 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 19:51:49.19 ID:baPOkyoc0 [5/27]
(*゚∀゚)「アヒャヒャ、屋上で女性が一人で居ると、その幽霊に背後から声を掛けられるって噂」

('A`)「声を掛けられるだけですか?」

(*゚∀゚)「それに答えてしまった場合は呪われて、数日間の内に不幸が訪れるそうだ」

(-A-)「馬鹿馬鹿しいですね、そういった事を考えるのは大半が女性ですよ」

(*゚∀゚)「んで、私は個人的にその真偽を確かめたいんだ。ちょっとした暇つぶしみたいなモンかな?」

('A`)「……小さい頃から変わりませんね、つー。計画性ゼロの計画ですか――。しかし今回ばかりは私も協力しましょう」

(*゚∀゚)「お? なんか今日は何時ものドックンとは一味違うな」

('A-)「例えば、信じられないものを目の当たりにした人間は、信じられないものを信じてみようとする気になるのですよ」

(*゚∀゚)「……? よくわからねぇが、何かあったか?」

(-A-)「ええ、まぁコチラの話ですよ。それに『幽霊』というものは実に怖いものです――。実に。
    私は『怖いもの』が大の苦手ですからね、居ないならば居ないという証明が無ければ怖くて仕方がありません。
    そういった事を踏まえて、幽霊探しに協力しましょう」

(*゚∀゚)「『怖いものを減らすために怖いものを探す』って矛盾してね?」

('A`)「矛盾の無い世の中など世の中ではありませんよ。――それで、私は何をどうすればよろしいのでしょうか?」

(*゚∀゚)「写真部の生徒とコンタクトを取ってくれ! 深夜にも学校に来られる奴な! 作戦は明日の夜! 校門前二時半集合だ!」

('A`)「了解しました、草木も眠る丑三つ時ですね……」


12 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 19:53:59.84 ID:baPOkyoc0 [6/27]
(;-@∀@)「……まさか僕にそんな話が回ってくるとは思っていませんでしたよ」

('A`)「協力してくれませんか?」

(-@∀@)「……僕は親が反対するからダメでしょうね。他の部員じゃダメですか?」

('A`)「私は部活動云々には疎いので写真部の構成を知らないのですが、他の部員には誰が居るのですか?」

(-@∀@)v「ロマネスク、ヒートの二人です」

(;'A`)「凄い組み合わせですね……。二人は運動部かと思っていましたよ……」

(-@∀@)「ロマネスクは顔に似合わず静止しているものを撮るのが好きで、場合によっては二時間ほど蝉の脱皮を観察していたりします。
     僕は動物の活き活きとした場面を撮りたいので、何時もヒートに動物を驚かせてもらってます」

('A`)「なるほど、役割分担というわけですね」

(-@∀@)「ちなみにヒートは極度の機械音痴で、カメラを壊すのが得意です」

('A`)「得意になってはいけないものを得意になってしまっているのですね」

(-@∀@)「ええ」

<うおおおおおぉおおぉおおぉおお!!
<ヒート、廊下を走ってはダメである

(-@∀@)「おや、噂をすれば」

('A`)「ヒートさんは何時も通りのようですね……」


13 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 19:56:16.49 ID:baPOkyoc0 [7/27]
ノハ*゚⊿゚)ノ「おお毒男先生! こんにちはだぞおおおぉおぉおおおおお!!」

( ФωФ)「む、先生こんにちはである。今日はどのような用でここにやって来たのだ?
     場合によってはタダでは済まぬぞ」

(;'A`)「こんにちはヒートさん、ロマネスク君。タダでは済まないって君……」
    
(-@∀@)「カクカクシカジカシカクイブーム」

|  ^o^ |「よびましたか?」

('A`)「なぜココにブーム君がいるのですか?」

|  ^o^ |「とおりすがり ここにあらわる」

( ФωФ)「今取り込み中である」

|  ^o^ |ノシ「ばいばい きんにく しょうぐん」

ノハ*゚⊿゚)「……で! 明日の夜にはこのVIP高校に忍びこむワケだな!」

('A`)「ええ、ヒートさんは来ますか?」

ノハ*゚⊿゚)「行く行く! 幽霊を私の手でフルボッコしてやるぜえぇえええぇえええ!!」

(;'A`)「いえ、まあ今回の件は幽霊を探す事が目的であり、決して幽霊を退治する事が目的ではないのですが……」

( ФωФ)「しかし、その幽霊は悪霊なのだろう? ならば斃しても誰も文句は言うまい。我輩も行くぞ」


16 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 19:59:34.73 ID:baPOkyoc0 [8/27]

(-A-)「……本当にその幽霊は悪霊なのでしょうか?」

(-@∀@)「どういうことですか?」

(-A-)「妙な噂のせいで屋上で聞いた風の音を人の声だと思い込み、
   その後に悪い事があればそれを幽霊の所為にしている、ということは有りえませんか?」

( ФωФ)「なるほど、悪い事があったら直ぐに占いの所為にする輩と同じであるか」

ノハ♯゚⊿゚)「占い程度でモチベーションが上下する奴は気合が足りないっっ!」

(-@∀@)ノ「自分も先生と同じ意見ですよ。人間の自分勝手な解釈の所為で、
    『いないはずの人間が存在している』ように考えてしまうんじゃないでしょうか?」

('A-)「『いないはずの人間』ですか……。まぁ、そういう事なのでしょうかね?」

(-@∀@)「疑問文に疑問文で返したら0点ですよ、先生」

('A`)ノシ「――私の人生は赤点ですよ。――では、ここら辺でお暇させていただきましょうかね」

( ФωФ)ノシ「またな先生、我輩の拳を借りたければ何時でも言うのである」

ノハ*゚⊿゚)ノシ「またなああああああぁあぁあぁあああ!!」

(-@∀@)ノシ「カメラは用意しておきますよー」


(-A-)「……これでよし、と。下準備はコレで終わりですね、
   後はクー先生の今日のパンツの色を確認して私の一日は終了です」

17 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:01:40.36 ID:baPOkyoc0 [9/27]
('A`)「『今日は本当に久しぶりにつーと会った』」

('A`)「『彼女から連絡が来た時には、心臓が飛び出るかと思った。あまりにも突飛な出来事で、なんというか、嘘のようだった』」

('A`)「『彼女は警察だ。花柄の和服姿に市女笠という、視界が悪く、走る事もできそうに無い格好だが、彼女の喧嘩のセンスはおそらくそれをカバーするのだろう』」

('A`)「『料理以外の物に対して包丁を振るう彼女の姿は、小さい頃から私の憧れの対象だった』」

('A`)「『私の唯一の親友と呼べるのも、私が始めて恋心を寄せたのも、おそらくは彼女だ。――告白こそはしなかったものの、だが』」

('A`)「『明日、私達は夜の学校を探検する。――何があろうとも、私の「強さの象徴」を私は守りきってみたいと思う』」


('A`)「さて、寝ましょうか」

('A`)「あ……あの事を書かねば」


('A`)「『黒』」


(-A-)「さて……寝ましょう、そうしましょう」

('A-)「……つー、ヒートさん、ロマネスク君……。頼もしい事この上ありませんね」

(A`)「今日も一日、嫌な日でした……」


18 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:03:58.62 ID:baPOkyoc0 [10/27]
――そして深夜――
ピンポーン
(つA`)「む……、どちら様でしょうか?」

( ФωФ)ノ「夜分遅くにお邪魔するのである」

ノハ*>⊿<)「お邪魔しまああああぁあぁあぁぁああぁす!」

バタン(A`;)

<なぜ閉めたあぁああぁあぁああ!?

('A`)「あなた達は今が何時かわかりますか?」

<一時である

('A`)「集合時間は?」

<二時半である

(-A-;)「早過ぎでしょう……。しかも集合場所は校門前です……」

<待ちきれなかったぞおおぉおおぉおおぉお!!
<あらかじめアサピーから先生の家を教えてもらっていて正解だったのである

('A`)「……仕方ありませんね、このままでは近所迷惑になるので、とりあえず中に入ってください」

ノハ*゚⊿゚)「お邪魔しまああぁあぁぁああす!」

( ФωФ)「お邪魔するぞ」

19 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:06:04.84 ID:baPOkyoc0 [11/27]
( ФωФ)「……必要最低限は何も無い部屋だな、寂しすぎる部屋である」

('A`)「ええ、ティンダロスの猟犬は防げませんが、泥棒は防げると思いますよ。
   なにせ盗むものがありませんから」

ノハ*゚⊿゚)「あ、このパソコンなんだ?」

('A`)「クー先生(の机の下)と繋がっているのです。弄らないで下さいね、ヒートさんは機械音痴と聞いていますからね」

ノハ*゚⊿゚)ヘー

ノパ⊿゚)

ノパ⊿゚)「あれ? 動かなくなったぞ?」

('A`)「………速いですね」

( ФωФ)「………速かったな」

ノパ⊿゚)「………」

ノハ*>⊿<)人ゴメン!

('A-)「………。そういえばヒートさんは今日は私服ですね、スカートですね」

ノパ⊿゚)「ああ、そうだけど……」

((-A-))(全知全能のパンチラ神よ……我に力を授けたまえ……!)

ノパ⊿゚)?

22 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:09:42.97 ID:baPOkyoc0 [12/27]
( ФωФ)「にしても、本当に何も無い部屋である。インテリアとかしないのであるか?」

('A`)「何か絵画でも絵に掛ければ雰囲気が出るのでしょうか?」

( ФωФ)「そんな先生に、この面である」
  ィ'ト―-イ、
つ以`゚益゚以⊂


(;'A`)「その面は……?」

( ФωФ)「我輩が最も尊敬する人間の顔を模して作った面である。これを壁に掛ければたちまち幸運が押し寄せるのである」

ノハ*゚⊿゚)「格好いいよな!」

( ФωФ)「定価五十万円のところを、今だけ三十万にするのである。チャンスは今だけ、金輪際こんな価格で売る事は一切ないのである」

('A`)「………」

( ФωФ)「先生?」

(;'A`)「………いや、買いませんよ?」

(´ФωФ)

ノハ*゚⊿゚)つ「五十円なら私が買うぞおおぉおぉおぉお!」

(ФωФ`)「ヒート、おまえは売る側の人間……」

('A`)「ヒートさんに物品の販売は無理だと思います」

24 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:14:27.09 ID:baPOkyoc0 [13/27]
(;-A`)「やはりまだ夜は寒いですね……。和服は失敗でしたか」

( ФωФ)「ジャージが一番である。みよこの筋肉が作る肉体b('A`)「警察呼びますよ」

(´ФωФ)

ノハ*゚⊿゚)「私はちょっとお洒落してみたぞおおぉおぉお!! ……動き辛いけど」

('A`)「似合ってますよヒートさん。……と、あれはつーさんですね」

( ФωФ)「む? どこだ?」

m9('A`)「あの校門前で包丁でジャグリングをしている不審者の女性ですよ、私と同じ和服の」

ノハ*゚⊿゚)「あ、あの人か! 綺麗な人じゃないか!」

(♯ФωФ)「先生も隅におけない……いや、炭にしてやろうか」

('A`)「脅迫以外の何物でもないですよね、それは」

ノハ*゚⊿゚)「ちょっと一足お先に挨拶してくぞおおぉおおぉおおぉ! うおおおぉおおぉおぉお!」

('A`)(風でスカートが……!)

(゚A゚)「見えたっ! 水玉っ!」

(´ФωФ)「先生……」

('A`)「何ですk(´ФωФ)b「二千円でヒートのパンツの写真売るのであr('A`)「十枚買います」


27 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:20:30.02 ID:baPOkyoc0 [14/27]
ノハ*゚⊿゚)「へー、ツンさんはVIP高のOBなんですか!」

(*゚∀゚)「ああ、元々テニス部で暴れてたぜ!」

('A`)「あなた方は深夜の学校なのにテンションが変わらないのですね」

(*゚∀゚)「ドックンも変わってねぇじゃねぇかよ!」

('A`)「今にも失禁しそうですg……失禁しましたがね」

(*゚∀゚)「帰れ」

('A-)「冗談ですよ。……つきましたよ、学校の屋上に入る唯一のドアです」

(*-∀-)「……屋上の扉、俺とドックンが鍵壊した時から変わってないんだな」

(-A-)「あの扉はあのままですよ。――もしもあの扉が塞がれるような時があれば、そのときは私が壊しますよ。
    教師としてではなく、鬱田毒男として」

(*゚∀゚)「アヒャヒャ、おまえ大人になっても全然性格変わんねーのな」

('A-)「あなたも何も変わってませんよ、つー」

(*゚∀゚)「バストが変わったぞ」

(A):;*ゴフッ

(*゚∀゚)「下ネタに弱いのも変わんねーなー」

(A)(あなたの裸を見てからですよ、あなたの言う下ネタに弱くなったのは……ああ、過去の私の過ちよ……)

29 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:24:35.64 ID:baPOkyoc0 [15/27]
ノハ*>⊿<)「とうちゃああぁああぁああぁああぁあく!」

('A`*)「パンチラヒャッホオオオオォオオオォオオゥ!」(ここが夜の学校の屋上ですか、不気味ですね)

(´ФωФ)「先生、本音と建前が逆である」


(*゚∀゚)「うっひゃーフェンス錆び錆びだな! これ誰かが乗ったら落ちるんじゃねーの?」

('A`)「一応男子生徒一人分ぐらいならば耐えられますよ」

(;*゚∀゚)「誰か実験したの!? 怖っ!」

('A`)(まあ実験というより実践ですが)

( ФωФ)「先生。声の主は女性一人の時しか聞こえないのだろう? ということは、我輩達は屋内で待っていた方がいいはずである」

('A`)「それもそうですね……。ではつー、私達は屋内にいますから、いざとなったら助けを呼んでくださいね」

(*゚∀゚)ノ「わかったよ。カメラスタンバイしておけよー」

( ФωФ)「吾輩は携帯電話、ヒートはデジタルカメラを用意してきたのである」

('A`;)「アナログカメラは使わないのですか!?」

( ФωФ)「ヒートが全て壊したのである」

('A`)「ああ……」

31 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:27:17.82 ID:baPOkyoc0 [16/27]
(-A-)「……さて、退屈ですね」

ノハ*゚⊿゚)「先生、何かゲームしようよゲーム!」

( ФωФ)「ついにコレの出番か」
  ィ'ト―-イ、
つ以`゚益゚以⊂

('A`)「それで何をするのです? ……しりとりでもしましょうか」

ノハ*゚⊿゚)「しりとりするぞおおぉおぉぉおぉおぉお!」

(´ФωФ)「……。我輩も参加するのである」

('A`)「……では『しりとり』の『り』から。『りんご』」

( ФωФ)「『ゴーイングマイウェイ』」

ノパ⊿゚)「『イ……イリオモテヤマネコ』」

('A`)「『コ……コンドーム』」

(´ФωФ)「先生そういう教育上よくない言葉は――『うわあぁああぁああぁああああぁあ!?』
       
('A`;)! (;ФωФ)! ノハ;゚⊿゚)!

('A`;)「行きますよ二人とも!」

(♯ФωФ)「応!!」ノハ♯゚⊿゚)ノ


34 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:30:18.55 ID:baPOkyoc0 [17/27]
(*-∀-)(んー、暇だ。やっぱり噂は噂かねぇ……?)


     『――ねえ、そ……人』


(*゚∀゚)「――ん?」


      川д『私……知っ……る?』  『ねぇねぇねぇねぇ!』


(;*゚∀゚)「……」

      『わたs……、てる?』д川


(;*-∀-)(幻聴じゃねぇよな……)


    川∀『ねえね……ね…って……ば!』


(;*-∀-)(とりあえず声を出さずに待つか……? いや、でも合図無しじゃ毒男達が来ない……)

(*-∀-)「………ハァ」

        『今……声だ……た?』д川

(*-∀-)「………?」

35 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:32:46.35 ID:baPOkyoc0 [18/27]
つ(;*゚∀゚)「――ッ!」





д川つ(*゚∀゚)

д川つ(;*゚∀゚)「………」

川∀川つ(゚∀゚*;)「………」



『みーつけt『うわあぁああぁああぁああああぁあ!?』
    川∀川つ(゚∀゚*;)

『……私の名は貞『うわあああぁあぁああぁあああああぁああぁ!! あああぁああぁあぁああああ!!』
    川∀川つ(゚∀゚*;)









                  『黙れ』『はい』
                  川д川つ∀*)

36 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:35:23.22 ID:baPOkyoc0 [19/27]
川д川「逃げなくていいわ。私があなたに声を掛けたのは言うまでもない……。あなたとお喋りするため」

(*゚∀゚)「ん……お喋り? 呪いとかは?」

川д川「私がそんな怖い事するように見える?」

(*゚∀゚)「めっちゃ見える」


===川♯д川つ)∀゚):;*ドゥフッ


(*メ∀メ)「見えない。全然見えないよ。めっちゃ優しそう」

川*д川「ところで、話題は何が良い? え? 生前の私について? 照れるなぁ……」

(∀゚*)(毒男達遅いな……。コイツ勝手に話進めるし……)

川д川「ああ、あなたの愉快な仲間達ならドアが開かずに悪戦苦闘してるよ。もちろん私の所為だけど」

(*゚∀゚)「……チッ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
('A`;)「ドアが開きません!」ガチャガチャ

ィ'ト―-イ、
以`゚益゚以「やはり悪霊か……?」

( 'A`)「ロマネスク君、見てないで手伝ってくださ……。やっぱいいです」


38 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:39:05.00 ID:baPOkyoc0 [20/27]
川д 川「……私は自殺したの。虐めが原因で自殺したの。私を虐めていた人達の目の前でね、あそこ辺りから跳んだの」

(*゚∀゚)「そうか……。で、話はそれで終わりか?」

川♯д川「……あなたは何をしにここに来たの? 私を冷やかしに来たの? 私はただここに居るだけなのになぜ来たの?」

(*゚∀゚)「ん? 俺はおまえの存在を確かめに来ただけだよ? 今すぐにでも帰ってもいいかも。あ、写真撮影していいか?」

川д川「私は確かに存在してるよ。写真撮影はお断り。――なんだ、自殺願望じゃないんだ? だったらさっさと帰ってよ」

(*゚∀゚)「んー、や、そういえばちょっと聞きたいことがあるんだが」

川д川「何?」

(*゚∀゚)「おまえって何で成仏しないの?」

川д川「………」


<るうぅうぅうぅううぅぅうぅぅううぅ!!

川д 川!


39 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:42:04.06 ID:baPOkyoc0 [21/27]
ドッゴーーン!
ィ'ト―-イ、
以`゚益゚以つ「到着である」※ロマネスクです

('A`;)「これはまた派手に扉を壊しましたねぇ……。粉々じゃないですか」

ノハ*゚⊿゚)「あ、幽霊!」

川д川「………あなた達も冷やかしに来たの?」

('A`)「いえいえ、あなたの存在を確認しに来ただけで――」

川♯д川「近寄るな!」

(('A`))「ヒャイ」

ノハ*゚⊿゚)カシャカシャカシャカシャカシャ

川♯д川「写真を撮るな!」

ィ'ト―-イ、
以`゚益゚以白ピロリーンピロリーン

川♯д川「携帯でもダメッ!」

('A`)(注文の多い人ですね)

ィ'ト―-イ、
以`゚益゚以(幽霊発見なう……と)カチカチ

42 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:47:30.52 ID:baPOkyoc0 [22/27]
川♯д川「何なのあなた達は! 早く帰りなさいよ!」

(-A-)「ええ、わかりました」

川;д;川「即答すんなよ!」

('A`)ノシ「私は目標であるパンチr……幽霊を確認することができたので満足なのですよ、帰らせていただきます」

川д川「じゃあ呪うわ」

('A`)「まあまあ、これから週に一回程度はお供え物を持ってきますから」

川♯д川「BL小説を御願いします!」

('A`;)「え……ええ……?」

(*゚∀゚)(アヒャヒャ、男に頼むものじゃねぇな)

川д 川「あ、夜が明ける……」

('A`)「……学校から見る日の出は、なかなか美しいものですね」

(*゚∀゚)「ああ、そうだな」

ノハ*゚⊿゚)「うおおおぉおおぉおぉおおぉ綺麗だぞおおぉおおぉおぉお!」

ィ'ト―-イ、
以`゚益゚以ピロリロリーン ピロリロリーン


48 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:50:16.02 ID:baPOkyoc0 [23/27]
(-A-)「『あの後、貞子さんはすんなりと私達を帰してくれた』」

(-A-)「『――これが私が『学校』で体験したことの一部始終だ。こうして私は幽霊が居るという「確信」を得ることができた』」

(-A-)「『そして確信を得た私にとっての本当の問題は、その後だった』」


49 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:52:20.02 ID:baPOkyoc0 [24/27]
(*゚∀゚)「……本当にいいのかよ、学校休んで」

(-A-)「風邪ということにしておきましたよ。私の教師生活初めての仮病です」

(*゚∀゚)「学校を休んでまでおまえは何をやりたいんだ? ひょっとして俺とセッ('A`)「違います」

(*゚∀゚)「アヒャヒャ、釣れないなぁドックン」

('A`)「頼めばしてくれるとでも?」

(*゚∀゚)b「俺は別にいいけどな」

('A-)「私の方が遠慮しておきますよ。――あなたの『成仏』の条件がそれだと言うなら、なおさらです」

(*-∀-)「……やっぱり気づいてたのな?」

('A`)「ええ、始めから。あなたから連絡が来たときには、心臓が飛び出るかと思いましたよ」


51 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:54:21.05 ID:baPOkyoc0 [25/27]
(*゚∀゚)「俺の死因は知ってるか?」

('A`)「殉職とは聞いていますが、詳しくは」

б(*゚∀゚)「暴力団に殺られた。頭を一発バンってな」

('A`)「そうですか……。申し訳ありませんね、つー。
    私はあなたの死を認めたくなくて、あなたの葬式にも行っていません」

(*-∀-)「いや……今となっては感謝してるぜ?」

('A`)「え?」

(*゚∀-)「俺が思うに、幽霊は信じる人しか見えないんだよ」

('A`)「そういえば、私があなたの容姿を言った瞬間、ロマネスク君とヒートさんはあなたを認識しましたね……」

(*゚∀゚)「そう、たぶん貞子も女子達の噂で『存在している』って言われてるから、あそこに留まっていられるんだと思うんだ」

('A`)「つまり私があなたを『存在している』と心のどこかで思っていたわけですね――。葬式に行ってしまったら、おそらくそれが出来なかった」

(*-∀-)「その通り。――おまえは本当に弱虫だよ。現実から逃げて、自分の中で私を勝手に生かして」

(-A-)「……返す言葉もありませんよ」

(*゚∀゚)「アヒャヒャ、それが俺の好きなドックンなんだけどな」

(*-A-)「照れますよ」

(*゚∀゚)「おいおい、女子みたいに頬赤らめるんじゃねーよ、気持ち悪いな」

57 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 20:58:39.03 ID:baPOkyoc0 [26/27]
(*-A-)「……この酒場の人達が私達を見ても、私が独り言を呟いているようにしか見えないのでしょうね」

(*゚∀゚)「ああ、幽霊を信じる人間はそういないだろうしな。あのバーテンも前と同じ冷たい目だ」

('A-)「――それでも、あなたはココに居てくれます。私はそれだけで救われる気持ちですよ」

(*゚∀゚)「……『未空』」

('A`)「はい?」

(*゚∀゚)「幽霊はたぶん、おまえの言う『未空』なんじゃねーの?
    本当はそんなモン存在しないのに、誰かがそれを使い始めれば確かにそこにある事になる、そんなもんだ」

(-A-)「……なるほど、わかりやすいですね」

(*゚∀゚)「アヒャヒャ、もう一度言う。おまえには本当に感謝してるぜ」

('A`)ノシ「……私はここで失礼しますよ。これ以上ここに居ると泣いてしまいそうです」

(*゚∀゚)「俺の胸の中で泣けばいいのに」

('A-)「………。また、会いましょうね」

(*゚∀゚)ノシ「……ああ、またな」



(-A-)「……つー。あなたが『未空』なら、私は『未満』になれますか? それとも……もうなっていますか?」

(つA-)グリグリ

59 名前: ◆vTW8/HN3gg [sage] 投稿日:2011/04/18(月) 21:00:50.12 ID:baPOkyoc0 [27/27]
('A`)「『……以上が今日の私の体験談だ』」



('A`)「『今日から、私は幽霊が怖くなくなった。――むしろ幽霊が居なくなる方が怖い』」

('A`)「『弱虫の要素が一つ私から抜け落ちて、また別の弱虫の要素がそこを埋め合わせた。――そんな感じだ』」

('A`)「『今度彼女と会った時は、昔と同じように談笑しようと思う』」

('A`)「『――昔と同じように笑いたいと思う』」



(-A-)「……寝ましょうかね」

(A`)「今日は一日、嬉しい日でした……」д川『約束、忘れないでよ』

( 'A`)「……幻聴ですよね?」

(A`)「今日は一日、嬉しい日でした……」д川


('A`)三年虹組弱虫先生のようです
  10話『蝿が笑う』(終)





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