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しゅーきゅうっとそーん!のようです 第二話 前編 2011年04月18日 しゅーきゅうっとそーん!のようです トラックバック:0コメント:0


21 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/21(水) 23:49:53 ID:VMJFgJNMO [1/4]


ある郊外のマンションの一室。そこでは夕暮れ時にうら若き乙女が集い、何かよからぬことをしているのであった。


o川*ー)o「乾いちゃった……」

キュートは自身の赤い肉ビラの割れ目に、何か棒状のモノを押し当てて擦り付けていた。

o川*ー)o「ん……」

そんなことなどつゆ知らず、大学の授業を終えたシュールは彼女の家の呼び鈴を鳴らした。

ピンポーン


o川*ー)oビクッ

o川*ー)o「あ、いま出まーす!」

22 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/21(水) 23:53:26 ID:VMJFgJNMO [2/4]

よほど慌てていたのか、キュートは棒状のモノを持ったまま玄関に向かっていた。

o川*ー)o「はーい、どなたーって、シューちゃん?」

ガチャ

lw´‐ _‐ノv「やほー」

lw´‐ _‐ノv「あ、ナイツのマネじゃないからね」

o川*ー)o「う、うん、分かってるよ」

lw´‐ _‐ノv「ところできゅーよ、手に持ってるそれは?」

o川*ー)o「あっ! 見てのとーり……」


o川*゚ー゚)o「リップクリームだよ!」

23 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/21(水) 23:56:18 ID:VMJFgJNMO [3/4]



しゅーきゅうっとそーん!のようです

第二話前編

24 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/21(水) 23:59:10 ID:VMJFgJNMO [4/4]



o川*゚ー゚)o「最近唇が乾燥しちゃって……あ、どうぞ上がって」

lw´‐ _‐ノv「……」

lw´‐ _‐ノv「いや、何でリップクリーム持ってたの?」

o川*゚ー゚)o「ちょうど塗ってたとこで、慌ててたから持ったままだったんだよー」

lw´‐ _‐ノv「なーんだ、てっきりシューを宅配便と勘違いして」

lw´‐ _‐ノv「判子と間違えて持ってたのかと」

o川*゚ー゚)o「えー、間違えないよ―」

lw´‐ _‐ノv「だよねー」

25 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 00:04:08 ID:rBVNBz9YO [1/19]

o川*゚ー゚)o「寝ぼけてて、包丁持って宅配便に出たことはあったけど……」

lw´‐ _‐ノv(なんで台所用品を……形状も全く違うだろ……)

o川*゚ー゚)o「寝起きだとよくあるよねー」

lw´‐ _‐ノv

lw´‐ _‐ノv「うん」

lw´‐ _‐ノv(人生で一度もねえよ……)

o川*゚ー゚)o「あの時は恥ずかしかったなあ……」

lw´‐ _‐ノv「……配達の人、驚いただろうね」

o川*゚ー゚)o「何かを諦めたような目をしていたよ」

lw´‐ _‐ノv「ああ、荷物の中身なんか見なきゃよかったんだ! って?」

o川*゚ー゚)o「アクション映画じゃないんだから……」

26 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 00:07:56 ID:rBVNBz9YO [2/19]

lw´‐ _‐ノv(コメディか……)

o川*゚ー゚)o「ところで、どうして急に?」

lw´‐ _‐ノv「用が無きゃ来ちゃいけないのかよ」

o川;*゚ー゚)o「いや、全然構わないんだけど、メールでも送ってくれればよかったのに」

o川*゚ー゚)o「大体私が居なかったらどうしたの?」

lw´‐ _‐ノv「ずっと待ってたよ……帰ってくるまで」

o川*゚ー゚)o「その執念こええよ……」

27 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 00:11:19 ID:rBVNBz9YO [3/19]

lw´‐ _‐ノv「あ、これお土産」

o川*゚ー゚)o「わーい、なになに―?」


lw´‐ _‐ノvつ【牛肉】


o川;*゚ー゚)o「え、牛肉なんだ……」

lw´‐ _‐ノv「スーパーで買ってきたよ」

o川;*゚ー゚)o「ありがとう、と、とりあえず冷蔵庫入れておくね」

lw´‐ _‐ノv「えっ」

o川*゚ー゚)o「えっ」

28 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 00:15:00 ID:rBVNBz9YO [4/19]

lw´‐ _‐ノv「きゅーは牛肉嫌いなの?」

o川;*゚ー゚)o「どちらかと言えば好きだよ! だけど、その場で生肉を手掴みで食べ出したりしないよ!」

lw´‐ _‐ノv「えっ」

o川*゚ー゚)o「えっ」

lw´‐ _‐ノv「好きか嫌いか聞いただけだけど……」

o川*゚ー゚)o「え? ごめん。シューちゃんなら聞き兼ねないかなと思って」

lw´‐ _‐ノv「私は未開の地の土人かよ」


lw´‐ _‐ノv
アフリカの皆さん、すいません


o川*゚ー゚)o「アフリカでも焼いて食べてるよ!!」

29 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 00:18:52 ID:rBVNBz9YO [5/19]

lw´‐ _‐ノv「エスキモーの名前の意味は生肉を食べる人、なんだよ」

o川*゚ー゚)o「だからって私は生肉食べねえよ……」

lw´‐ _‐ノv「そういえばね、民族学を研究してる先生とその学生がね」

o川*゚ー゚)o「え? なに突然?」

lw´‐ _‐ノv「台湾の奥地の集落に研究に行ったんだって」

o川*゚ー゚)o「うん」

lw´‐ _‐ノv「そこは文明もそれほど発展してなくて」

lw´‐ _‐ノv「人々の大多数は、森の中で狩猟と食物の栽培で暮らしているようなところなんだって」

o川*゚ー゚)o「うんうん」

30 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 00:22:22 ID:rBVNBz9YO [6/19]

lw´‐ _‐ノv「一行は族長に快く迎えられて」

lw´‐ _‐ノv「そこで一番大きなトタン屋根の建物で、族長と共に生活することになったの」

lw´‐ _‐ノv「もちろん機械の類は何も無くて、灯りもランプを使ってるようなとこなんだけどね」

lw´‐ _‐ノv「一つだけ、絶対に入っちゃいけない、っていう部屋があったんだけど」

o川*゚ー゚)oワクワク

lw´‐ _‐ノv「ある日、その部屋が気になった先生は」

lw´‐ _‐ノv「族長の外出している隙に」

lw´‐ _‐ノv「部屋の扉を恐る恐る開けると」

31 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 00:27:06 ID:rBVNBz9YO [7/19]

o川;*゚ー゚)oゴクン

lw´‐ _‐ノv「テレビとか電話、ソファーがばりばりあったんだって」

o川*゚ー゚)o「……」

lw´‐ _‐ノv「……」

o川;*゚ー゚)o「えぇ……」

lw´‐ _‐ノv「うん……」

lw´‐ _‐ノv「ほんとは、そうやって研究とか観光でくる人を」

lw´‐ _‐ノv「その集落まで案内したりする人が貰うお金を分けて暮らせてるらしいよ」

32 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 00:34:39 ID:rBVNBz9YO [8/19]

o川;*゚ー゚)o「現地の人でそういうシステムが出来ちゃってるんだ……」

o川*゚ー゚)o「だけどその伝統的な生活を止めちゃったら」

o川*゚ー゚)o「研究とか観光の人が来なくなっちゃうってことか……」

lw´‐ _‐ノv「うん……だから神に感謝して牛肉食べなきゃね」

o川;*゚ー゚)o「今のお話しのどこに、そんな教訓的な一節を見い出しちゃったの!?」

lw´‐ _‐ノv「感じろよ、神の息吹きを」

o川*゚ー゚)o「吹いてねえよ……」

33 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 00:39:11 ID:rBVNBz9YO [9/19]

lw´‐ _‐ノv「ところでトソは?」

o川*゚ー゚)o「え? メールとか貰ってないし、突然来ないと思うけど……」


ピンポーン

o川;*゚ー゚)o「突然来ちゃったよ!!」

lw´‐ _‐ノv「さっきメールしたし」

o川;*゚ー゚)o「いつの間にだよ!? シューちゃんずっと語ってたじゃん!」

lw´‐ _‐ノv「昨日の夜だけど……」

o川;*゚ー゚)o「時間の捉え方アバウト過ぎるだろ!! ……その時に私にも来ること伝えろよ!」

34 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 00:43:13 ID:rBVNBz9YO [10/19]


ピンポーンピンポーン


o川;*゚ー゚)o「ああ! はい、今行きます!」

lw´‐ _‐ノv「……のど、枯れるよ」

o川;*゚ー゚)o「分かってるよ! もう既にちょっと痛いよ!」


ガチャ

(゚、゚トソン「どうも」

o川*゚ー゚)o「も―、トソちゃんもトソちゃんで来るなら、連絡してくれればいいのに」

35 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 00:46:28 ID:rBVNBz9YO [11/19]

(゚、゚トソン「いえ、シューがサプライズパーティーにしようと」

o川*゚ー゚)o「確かに驚いたけど、その先に何も見えてこねえよ……」

(゚、゚;トソン「あなたは時々、おかしな物言いをしますね」

o川*゚ー゚)o「そんなことないよ」

(゚、゚トソン「言語社会に物申しますか?」

o川*゚ー゚)o「キャラ違う上にパクッちゃだめだよ!」

o川*゚ー゚)o「あれ? そのスーパーの袋は?」

(゚、゚トソン「ええ、夕食を作ろうかと思って」

o川*゚ー゚)o「あ、もうそんな時間か―」

36 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 00:52:05 ID:rBVNBz9YO [12/19]

(゚、゚トソン「今晩は、シュー」

lw´‐ _‐ノv「へろー」

o川*゚ー゚)o「ご飯、なにを作ってくれるの―?」

(゚、゚トソン「今日はビーフシチューを作ろうと思います」

o川*゚ー゚)o「おぉー豪華」

(゚、゚トソン「シュー、牛肉はちゃんと買ってきてくれましたか?」

lw´‐ _‐ノv「うん、きゅーの冷蔵庫に眠ってるよ」

o川*゚ー゚)o(だからシューちゃん牛肉持ってきたんだ……)

(゚、゚トソン「そうですか、ありがとう」

o川*゚ー゚)o「え?」

o川;*゚ー゚)o「ていうか牛肉だけ分担しちゃったの!? 同じスーパーだよね!?」

37 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 00:55:11 ID:rBVNBz9YO [13/19]

(゚、゚トソン「重いじゃないですか」

o川;*゚ー゚)o「だったらハーフ:ハーフにすべきだよ! 何で1:9の割合なんだよ!」

lw´‐ _‐ノv「たしかに」

(゚、゚トソン「シューは絶対に変な物を買うだろうなと思って、牛肉だけ任せました」

o川;*゚ー゚)o「ああ、うん……」

lw´‐ _‐ノv「そうなんだ……」

o川*゚ー゚)o「あ、お金いくらだったの?」

(゚、゚トソン「いえ、普段キューの冷蔵庫から勝手に材料使わせてもらっているので」

lw´‐ _‐ノv「私もそれにあやかってるからお構いな―く―」

38 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 00:59:51 ID:rBVNBz9YO [14/19]

o川;*゚ー゚)o「えー何だか悪いなぁ」

(゚、゚トソン「だったら2万円下さい」

o川*゚ー゚)o「子供かっ! そして妙に生々しい金額言うなよ!」

lw´‐ _‐ノv「私は……」

lw´‐ _‐ノv「あらゆる可能性が欲しい」

o川*゚ー゚)o「既にその手に握ってるよ……」

(゚、゚トソン「早速ですが、私は調理してきますね」

o川*゚ー゚)o「あ、うん、いつもありがとね」

lw´‐ _‐ノv「ありがとう、未来の三ツ星シェフ」

39 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 01:02:07 ID:rBVNBz9YO [15/19]

(゚、゚トソン「いえいえ」

o川*゚ー゚)o「ううん」

(゚、゚トソン「……」

o川*゚ー゚)o「……」

(゚、゚トソン「……」

o川*゚ー゚)o「?」

(゚、゚トソン「……居間とキッチンって、狭い部屋ながらも多少離れているじゃないですか」

o川*゚ー゚)o「狭い部屋は余計だけど、それがどうしたの?」

40 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 01:09:08 ID:rBVNBz9YO [16/19]

(゚、゚トソン「……会話に参加し辛いんですよね」

o川;*゚ー゚)o(寂しいんだ……)

lw´‐ _‐ノv(寂しいのか……)

o川;*゚ー゚)o「あ、あの、煮込んでる合間とかにちょくちょく戻ったらいいんじゃないかな?」

(`、`トソン「ええ、そうします……」

(`、`トソン~

o川;*゚ー゚)o(トボトボ歩いてったよ……)

lw´‐ _‐ノv「まるで、未来から来たロボットが五月病になったみたいだったね」

o川;*゚ー゚)o「どんな例えだよ!」

41 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 01:11:17 ID:rBVNBz9YO [17/19]

lw´‐ _‐ノv「……」

o川*゚ー゚)o「……」

lw´‐ _‐ノv「私、お料理手伝ってこようかな?」

o川*゚ー゚)o「え、じゃあ私も行くー」

lw´‐ _‐ノv「嘘でしたー。はい、きゅーは手伝ってくるー」

o川;*゚ー゚)o「えぇ……」

42 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2010/04/22(木) 01:13:28 ID:rBVNBz9YO [18/19]

続く





しゅーきゅうっとそーん!のようです 第二話 後編
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