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ξ゚⊿゚)ξパワードスーツを身に着けて、のようです 5 前編 2011年01月23日 ξ゚⊿゚)ξパワードスーツを身に着けて、のようです トラックバック:0コメント:0


7 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 18:19:37.41 ID:X1uxpBH90
人物紹介

ξ゚⊿゚)ξ ツン。相当常識に疎い。髪の毛はもちろん癖毛。脳内ツッコミ半端無い。その上緊張思惟。一応主人公。

( ^ω^) ブーン。にやけ面、細目、がっちり、ほんのりぷよぷよ。自称、ぷよぷよはヤクのせい。
  _
( ゚∀゚) ジョルジュ。旧式。大体ソウルしか聞かないけど、ジミヘンが凄いことは知ってる。

川 ゚ -゚) クー。世界の誇るスナオモデル一号機。戦闘用なのに巨乳にした設計者を恨んでる。

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`) 流石 父者。「マニュアル・ファンタジスタ」の異名を持つ。トーキョー本部所長。20代からハゲ。

(`∠´) ベル。トーキョー本部副所長。偏見の人。立派な鼻をお持ちの方。

('A`) ドクオ。世界を股に駆ける風来坊。もちろんブサメン。いや、シケメン。ポイズン・ヴォルト()

o川*゚ー゚)o キュート。スナオモデル最新機。バリアを作るのもなかなか疲れる。体系年齢は12歳。

パワードスーツ

(十) 原子王。ツンのパワードスーツ。赤いけど角は一本。

|::━◎┥ 歯車王。ブーンのパワードスーツ。色は黒。

/◎ ) =| ) 蒸気王。ドクオのパワードスーツ。ロマン仕様。キュート曰く、ロマンは人に迷惑をかけること。


9 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 18:22:24.06 ID:X1uxpBH90
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

<ヽ`∀´> テクテク

<ヽ`∀´>「ウリはご機嫌ニダ」

<ヽ`∀´>「だってこんなに天気が良いニダ!」

<ヽ`∀´>「この荒れ果てた土地も喜んでる気がするニダ!」

<ヽ`∀´> テクテク

o川;゚ー゚)o「あっ……すみませーん!」

<ヽ`∀´>「ん?」

<ヽ`∀´>(こんなところで何してるニダ?)

<ヽ`∀´>ノシ「今行くニダー!!」

<ヽ`∀´> テクテク

( A )

o川;゚ー゚)o「あ、あの……」

<;`∀´>「……男の人が倒れてるニダ」


10 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 18:24:47.53 ID:X1uxpBH90
( A )「……は」

<;`∀´>「は?」

( A )「はら……へった……」

<;`∀´>「……おなかへってるニダか?」

o川;゚ー゚)o「そうみたいです……。急に倒れちゃって……」

<ヽ`∀´>

<ヽ`∀´>「実はウリ、この近くの集落で食堂やってるニダ」

<ヽ`∀´>「空腹は万国の敵。今日は特別にウリがご馳走するニダ!」

o川;゚ー゚)o「……いいんですか?」

<ヽ`∀´>「もちろんニダ!」

( A )

( A )「飯……食えるの……か?」

<ヽ`∀´>「そうニダ! 腹いっぱい食べさせてやるニダ!」


12 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 18:27:55.84 ID:X1uxpBH90
o川;゚ー゚)o「やったよ! ドクオ!」

( A )「よ、よかった……」

<ヽ`∀´>「ホルホルホル! さ、ウリがこの人背負うからついて来るニダ!」

o川*゚ー゚)o「大丈夫です。私が持ちますから」

( A ) ガシッ

o川*゚ー゚)o ヒョイ

<;`∀´>「おお……。力持ちニダ」

o川*゚ー゚)o「では、案内お願いします!」

<;`∀´>「そのいろいろガチャガチャしてる荷物も君が持つニダ?」

o川*゚ー゚)o「ええ。ロボットですので」

<;`∀´>「……! 全然気づかなかったニダ」

o川*゚ー゚)o「皮膚、生きてますから」

<;`∀´>「よ、良く出来てるニダ……」


――――――・・・・・・・・・・・・・・・………………................


13 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 18:32:02.06 ID:X1uxpBH90
('A`) ガツガツ

('A`) ムシャムシャ

<ヽ`∀´>「美味いニダ?」

('A`) ガツガツ

('A`) ムシャムシャ

o川*゚-゚)o「ほら、なんか言わないと」

('A`) ガツガツ

<ヽ`∀´>「いいニダ、いいニダ」

('A`) ムシャムシャ

('∀`)「うめええええええええええええええ!!」

('∀`)「これ、何て料理だ?!」

<ヽ`∀´>「こっちの野菜はキムチ、こっちの白いのは米って食べ物ニダ」

<ヽ`∀´>「ウリの知る限り、最高の組み合わせニダ!」

('A`)「キムチ? 米? 聞いたことねえぞ」

<ヽ`∀´>「まあ、普通は知らないと思うニダ」

15 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 18:36:29.90 ID:X1uxpBH90
('A`)「この地方の郷土料理なのか?」

<ヽ`∀´>「米はチョッパリっていう種族の食べ物ニダ」

<ヽ`∀´>「キムチはウリのお爺さんが教えてくれた、無くなった国の料理らしいニダ」

('A`) ムシャムシャ

('A`)「へえ」

o川*゚-゚)o「自分から聞いといて……」

<ヽ`∀´>「いいニダ、いいニダ」

<ヽ`∀´>「ウリはキムチのおいしさをわかってもらえただけで嬉しいニダ」

('A`) ムシャムシャ

('A`) ガツガツ

<ヽ`∀´>「もし大好きなキムチを馬鹿にする奴がいたら絶対に許さないニダ!」


(   )ガチャ

<ヽ`∀´>「……ん? お客さんニダ?」


16 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 18:40:03.84 ID:X1uxpBH90
( <●><●>)

('A`) ムシャムシャ

<ヽ`∀´>「いらっしゃいニダ」

('A`) ムシャムシャ

( <●><●>)

<ヽ`∀´>「こんなところに突っ立ってないで座るニダ」

('A`)「キムチって料理がうめえぞ」

( <●><●>)

( <●><●>)つy= カチッ

<ヽ`∀´> そ

( <●><●>)つy=「治安部隊を呼んでください」

('A`)「……あ?」

o川*゚-゚)o スッ・・・

('A`)「待て、キュート」

18 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 18:44:54.64 ID:X1uxpBH90
( <●><●>)つy=

('A`)「……その背負ってる棺桶、パワードスーツだな? 実際に棺桶で運用してる奴、久しぶりに見たぜ」

('A`)「あんた、何もんだ?」

<;`∀´>「……キ、キムチだけは死んでも渡さないニダ」

( <●><●>)つy=

( <●><●>)つy=「僕は止めなくてはなりません」

('A`)「……何を?」

( <●><●>)つy=「……この腐った計画を」

('A`)「……お前、大丈夫か? 厨二なんじゃねえのか?」

( <●><●>)つy=そ バン!

(;'A`)「うおっ!」

<;`∀´>「ひぃ!」

(;'A`)「わ、わかった! わかったから! 落ち着いて!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

20 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 18:47:29.67 ID:X1uxpBH90










     ξ゚⊿゚)ξパワードスーツを身に着けて、のようです

        第五話「情報提供者を守れ! 前編」












21 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 18:52:01.88 ID:X1uxpBH90
( ^^ω)「この部屋でしばらく待っててほしいホマ」

トーキョー本部に着いて案内されたのは第一会議室という場所。
前に副所長に呼び出された部屋より扉が大きく、本格的な会議をする場所だということがわかる。

ξ゚⊿゚)ξ「了解しまし……」
  _
( ゚∀゚)「早く中に入ろうぜ」

ジョルジュが私の挨拶を待たずに言葉を被せた。
そんなに早く中に入りたいのかしら。

移動中も第三部隊が殲滅されたのにも拘らず、第二部隊の人に早く会いたいとか、どんな事言う奴らなのかな、
とか一人でぶつぶつと呟いていた事を思い出す。


( ^ω^)「そんなに入りたいなら入るかお」

( ^ω^)ガチャ

ξ゚⊿゚)ξ

ξ゚⊿゚)ξ「むっ……」

ブーンが扉を開けると同時にヤニの匂いが流れ込んだ。
いや、もはやヤニの匂いとかじゃない。煙そのもの。

部屋から白い煙がもわもわと出ていて、部屋の中は周りが良く見えないほど煙が充満していた。


23 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 18:56:00.16 ID:X1uxpBH90
爪'ー`)y‐

良く見てみると、タバコをふかしている男が少し遠くの席に座っていた。
灰皿なんて無く、そのまま机の上に灰を落としているみたい。


ξ-⊿-)ξ

……最悪。

川 ゚ -゚)「あれが『スモッグ』か。ヘビースモーカー説が有力だな」

ヘビースモーカーってレベルじゃないわよ。
見て、机の上の吸殻の山。
こんもり。
まさしく、こんもり。

( ^ω^)「部屋中が煙だらけ」

( ^ω^)「大変な受動喫煙になっちゃうおね。嫌だお」

ヤク中が何をほざく。


爪'ー`)y‐ プカプカ

写真通りの長髪の男、フォックスは、私たちの会話が聞こえていないのか、聞こえてないフリをしているのかわからないが、
のんきに煙で輪っかを作りながらタバコを楽しみ続けている。
うん。不快な事この上ない。


24 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 19:00:08.22 ID:X1uxpBH90
  _
( ゚∀゚) トントン

ξ゚⊿゚)ξ「ん?」

輪っかの煙を見ていたら、ジョルジュに肩を叩かれた。
  _
( ゚∀゚)σ「あれあれ」

ジョルジュの指差す方向に目を向ける。

……うーん。煙でよく見えない。
何があるの?
  _
( ゚∀゚)σ「そっちじゃないぜ。こっちこっち」

ξ゚⊿゚)ξ「……んー」


▼・ェ・▼

ξ゚⊿゚)ξ「あっ」

ようやく見えた。
噂のキメラロボット、ビーグル。
本当に顔が犬で体は人間だ。

体格はかなり大きい。背はジョルジュ程度。
そして、何故かスーツ着用。

27 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 19:04:13.69 ID:X1uxpBH90
( ^ω^)「今更だけど、犬種はビーグルじゃないおね」

え? そうなの?

川 ゚ -゚)「ああ。データだとシベリアンハスキーだな」

ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ、何でビーグルって名前にしたの?」

川 ゚ -゚)「知らん。直接聞いてみたらどうだ?」

ξ;゚⊿゚)ξ「えー……」

気になるけど、それはそれで勇気がいる。
初対面でいきなり「何でビーグルって名前なんですか」って言うのは失礼極まりない。

  _
( ゚∀゚)「なんだ行かねーのか?」

ξ;゚⊿゚)ξ「勇気無いわよ」
  _
( ゚∀゚)「じゃあ、俺行って来るわ」
  _
( ゚∀゚) スタスタ

ξ;゚⊿゚)ξ「あ……」

ジョルジュが動き出してしまった。

旧式だけあって深くまで考えてないのかしら。
まあ、私にとっては嬉しいけど。

28 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 19:09:17.90 ID:X1uxpBH90
ジョルジュがビーグルに近寄る。


▼・ェ・▼
  _
( ゚∀゚) トントン

そしてビーグルの肩を叩いた。
その瞬間―――

▼ ・ェ・▼つy= ガチャッ
  _
( ゚∀゚)「……お?」

ジョルジュの顎に銃が突きつけられた。
かなり力強く突きつけられているようで、顎に皺が寄ってしまっている。

▼ ・ェ・▼つy=「……俺の体にさわるんじゃねえ」
  _
( ゚∀゚)

呟いたのは威嚇の言葉。
静かでいて、力強い声。


ξ;゚⊿゚)ξ

……何この子。
超怖いんですけど。


31 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 19:12:59.32 ID:X1uxpBH90
(;^ω^)「想像してたのと全然違うお」

川 ゚ -゚)「困ったことになったな」

ξ;゚⊿゚)ξ「……わ、私が行かなくてよかった」

銃を突きつけられたジョルジュは両手を軽く挙げてビーグルを見据えている。
ピリピリと張り詰めた空気が二人から染み出ていた。

▼ ・ェ・▼つy=
  _
( ゚∀゚)「悪かったな。触っちまって」

しばらくの沈黙の後、ジョルジュがゆっくりと喋った。
少し不適な笑顔を浮かべながら。


▼ ・ェ・▼「気をつけろ」

それを聞きビーグルはゆっくりと銃を下ろす。
そして―――

  _
( ゚∀゚)「……気をつける―――」
        _
▼゚ェ(⊂(゚∀゚#)「よ!!」

ビーグルの顔面にパンチが飛んだ。


33 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 19:17:31.02 ID:X1uxpBH90
ビーグルは大きく吹っ飛んで壁に打ち付けた。
そのまま前に倒れこみ、床に突っ伏す。


ξ;゚⊿゚)ξ

なにやってんのよ。
こんな所で喧嘩なんて。
第三部隊も全滅になったって言うのに変な問題増やさないでよ。

  _
( ゚∀゚)「わりぃ。手ぇすべっちまった」

ジョルジュが殴った右手をプラプラとビーグルに見せ付ける。
  _
( ゚∀゚)「フォーマルなスーツが汚れちまったなあ。クレイジードッグ」

▼#・ェ・▼「……貴様」

ビーグルが起き上がり、ジョルジュを睨み付けた。
文字通り、牙を剥いて今にも食いかかりそう。
床にはポタポタとよだれが垂れている。
  _
( ゚∀゚)「おっと、ネクタイ曲がってるぜ」

▼#・ェ・▼ グルルルル・・・

ビーグルは喉を鳴らして、腰を少し折り、手を前に突き出して、ゆっくりと肘を曲げ、引っかくように指を立てた。
独特の戦闘態勢。

35 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 19:22:10.83 ID:X1uxpBH90
  _
( ゚∀゚)「ヒュー! まるで獣だ」

▼#・ェ・▼ グルルルル・・・

川 ゚ -゚) スッ

ハラハラしながら見ていたらクーが二人の間に割って入った。
さっきまで私の隣に居たはずなのに……。

  _
( ゚∀゚)「おいおい、クーにゃん。邪魔するつもりかよ」

▼#・ェ・▼「ちっ……スナオモデルか。優等生は引っ込んでろ」

川 ゚ -゚) キュイッ

クーの両手が音を立てて変形した。
両手とも手首から先は長いバレル。

腕を広げ、それを二人に向けている。
  _
( ゚∀゚)「oh...」

▼#・ェ・▼「何のつもりだ」

川 ゚ -゚)「ここで問題起こされちゃ困るんでな」

また、長い沈黙。


36 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 19:28:30.98 ID:X1uxpBH90
どうしよう。
クーが割って入ったとはいえ、空気は変わりないし。

(;^ω^)「うーん……」

ブーンは頼りないし。

爪'ー`)y‐ プカプカ

フォックスって人はのんきにタバコ吸ってるし。

ξ;゚⊿゚)ξ

私は怖くて何も出来ないし。

所長が来るのを待つしかないみたい。
……早く来て。


ハハ ロ -ロ)ハ 「ハーイ! みんな仲良くしてくだサーイ!」

突然、沈黙に包まれた会議室で明るい声が響いた。
手を広げながら三人に近づく人影が見える。

良く目を凝らすと姿がはっきりと見えた。
黄色いロングの髪の毛、黒い縁の眼鏡、整った顔。

確か名前はハローと書いてあったはず。


40 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 20:00:33.05 ID:X1uxpBH90
▼#・ェ・▼
  _
( ゚∀゚)

ビーグルとジョルジュがハローを睨み付けた。

ハハ ロ -ロ)ハ「私たち、フレンズ! 仲間デース!」

それに対し、ニコニコと明るい口調で返すハロー。

すごい勇気だ。
ビビッて何にも出来ていない私とは大違い。


ハハ ロ -ロ)ハ「ほら! 仲直りのゴーメンナサーイをしまショウ!」
  _
( ゚∀゚)

▼#・ェ・▼
  _
( ゚∀゚)「お嬢ちゃんの大きなおっぱいに免じて謝ってやる」
  _
( ゚∀゚)「ゴーメンナサーイ」

▼#・ェ・▼

▼ ・ェ・▼「ちっ。しらけちまった」

そう一言呟き、ビーグルはその場を離れた。


42 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 20:04:12.35 ID:X1uxpBH90
ξ;-⊿-)ξ「ふぅ……」

どうやら収まったみたい。
大事にならなくて良かった。


川 ゚ -゚) キュイッ

クーが変形を解き、両手が普通の状態に戻る。
そして、ハローの方を向き、助かった、と礼をした。

私も礼をしようとハローに近寄る。
その後ろからブーンも着いて来た。


ξ゚ー゚)ξ「ありがとう、助かったわ」

( ^ω^)「僕たちじゃ何も出来なかったお」

ハハ ロ -ロ)ハ「HAHAHA! いいデース! お礼なんて、恥ずかしいデース!」

ハローは手を横に振り答えた。
強めな顔に反して明るく、優しい性格だ。
そして何よりも胸がでかい。

でも、この喋り方はなんなんだろう。
ブーンの喋り方よりも気になる。

まぁいいか。

43 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 20:07:53.90 ID:X1uxpBH90
ξ゚⊿゚)ξ「ほら、あんたもしっかりお礼言いなさいよ」
  _
( ゚∀゚)「ああ。ありがとよ」

ハハ ロ -ロ)ハ「OH! これからは穏やかにいきまショウ」

爪'ー`)y‐ プカプカ

爪'ー`)y‐「俺は見たかったけどな。お前らの喧嘩」

真横から声がするので見てみるとフォックスが立っていた。
隣に来てたことに全然気がつかなかった。

口から吐き出された煙が私の顔にかかる。
少し不愉快だ。

ハハ ロ -ロ)ハ「フォックス。アナタ、見てみぬ振りをしていたんですカ……」

爪'ー`)y‐「まあな」

爪'ー`)y‐「それに、止めるなんて柄じゃねえよ」


本部に来て10分程度。
なんだか第二部隊の人たちの特徴がわかったような気がする。

私たち以上に濃い面々が揃っているようだ。


49 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 20:36:16.37 ID:X1uxpBH90
*****************

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)ガチャ

程なくして所長が入室。
全員が姿勢を正して直立し、所長を迎える。

所長はゆっくりと中央の台に立ち、隊員を座るように促した。
それを見て、私たちは一斉に座り始める。


 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「ずいぶん煙いね。フォックス君かな?」

爪'ー`)「いや、そんなに吸ったつもりは無いのですが……」

信じられない。

あんなに吸殻の山を作っておきながら、あれでも吸い足らないようだ。
肺を二つに割って見てみたい。
きっと見たこと無いくらいに真っ黒に違いないわね。

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「聞いてほしいことが幾つかある。まず、ワープ特別対応部隊の結成が急だったことは申し訳ない。
       君たちの臨機応変な対応に感謝している。では本題に入ろう」

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「第三部隊がワープしてきたと見られる敵一機に殲滅されたことはもう知ってるね?」


51 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 20:41:15.05 ID:X1uxpBH90
 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「その敵機は現在潜伏中。行方がわからない」

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「ワープした直後の衛星写真を見ると、今回は生きたままの人間を確認した」

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「が、その人間は敵機に殺されている。今までには無かった例だ」

どういうことだろう。

そのロボットがおかしくなってしまっているのかな。
それとも、その人間を殺すように言われていたのか。

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「おそらく……私の推測では、この一連の流れは全て実験だろう」

実験?

ξ゚⊿゚)ξ「ワープのですか?」

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「そう。おそらくロボットと人間を使った大規模な実験だ」

( ^ω^)「……なるほど。だとしたら括り付けられた死体も、人間を殺した件のロボットも説明がつくお」

……。
わからない。
なんで説明がつくんだろう。

52 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 20:44:48.51 ID:X1uxpBH90
ξ;゚⊿゚)ξ「なんで説明がつくの?」

▼・ェ・▼「そんなのもわからんのか」

うっ……。

▼・ェ・▼「資料に書いてある通り亜空間というのが不安定な物なら、脆い人間を壊さないままワープさせるのは簡単じゃない」

▼・ェ・▼「そもそも人間だけでは、亜空間を抜けることが出来ないかもしれない。途中で空間の乱れに捕まったりしてな」

▼・ェ・▼「だからロボットに括り付けられていたんだろ。途中で飛ばされてしまわないように」

爪'ー`)「最初に出てきた敵機、いかれてたらしいじゃねえか。ありゃ、ワープのせいだな」

爪'ー`)「きっと初期段階ではロボットにも悪影響があったんだ」

爪'ー`)「改良を重ねた結果、ロボットの自我が保てるようなワープが出来た」

爪'ー`)「残る問題は、人間の損傷のみ」

爪'ー`)「人間の体が無事なまま移動が出来るように改良を重ねつつ実験した」

爪'ー`)「で、大成功。この事を喋られたり、治安部隊に捕まる前に殺してしまえ、って事だろう」

……あんましわかんない。
私もちゃんと資料に目を通しておけばよかった。
そうすればこんなに惨めな思いをしなくて良かったかもしれないのに。
帰ったら亜空間について調べよう。これがわかれば何とかなる気がする。

53 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 20:50:25.96 ID:X1uxpBH90
 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「ご名答。おそらく次の段階に進むだろう」

川 ゚ -゚)「人間単体での移動実験、ですか」

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「そう。でも、人間の損傷の可能性が無くなったからその実験はすぐに成功するはずだ」

ワープうんぬんの実験の話はなんとなくわかった。
でも、わからないのは……。

ξ゚⊿゚)ξ「何の目的でこんな事をしているんですか……?」

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「それがわからないから困ってるんだよねえ……。
       そもそも稼働率を限界突破させた状態で移動させるのも目的がわからないんだもの」

まあ、そうよね。
謎は深まるばかり。

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「……とりあえず、第三部隊の穴を埋めなくてはならない。一応ラウンジに掛け合って見る」

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「それと……」

(`∠´;) ガチャ

所長が話している中、突然扉が開いた。入ってきたのは副所長。少し焦った様子だ。

55 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 20:54:51.17 ID:X1uxpBH90
(`∠´;)「所長」

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「ん? どうしたベル君」

副所長が所長に耳打ちをし始めた。
また何か起きたのかな。


所長は深刻な顔つきで副所長の話を聞いている。
そして、少し会話した後、副所長はこの部屋から出てしまった。

所長が向き直り、私たちを見た。

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「あー。諸君」

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「なにやらワープを使う組織について話をしたいという人が現れたようだ」

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「この件については是が非でも話を聞きたい。悪戯かも知れないけど、第一部隊で行ってくれないか?」

ξ゚⊿゚)ξ「全員でですか?」

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「……いや。ビーグル君。君も一緒に行ってくれ」

話を聞きに行くだけなのにずいぶんな大所帯ね。


57 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 20:58:22.32 ID:X1uxpBH90
▼・ェ・▼「別に構わないが……」

ビーグルも何か言いたそうだ。

( ^ω^)「うーん。こんなに人は必要ですかお?」

そこで、誰もが気になっていたことをブーンが口にする。

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「念のため、だね。こんな事があった直後だから、私もびびってるんだよ。行方を眩ましたロボットが
       襲って来ないとも限らない…」

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「それに、情報を持っていることが本当だとしたら殺しに来る事も考えられるだろう。どうしてもばれたくないみたいだし」

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「殺されてしまえば、この一連の流れの真相について一歩遠のくことになる。その時は君たちに情報提供者を守ってもらいたいんだ」

そうか。
そうよね。
ということは戦闘になるかもしれないわけか。
少しだけ緊張してきた。

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「すまないが、今すぐ行ってくれ。出来ればその人を本部まで連れてきてほしい」

ξ゚⊿゚)ξ「了解です」

私が立ち上がるのと同時に第一部隊とビーグルが一斉に立ち上がった。


59 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 21:02:59.54 ID:X1uxpBH90
  _
( ゚∀゚)「念のため戦闘用アームで行くか」

ジョルジュが右腕を外し始め、

川 ゚ -゚)「ああ。油断は禁物だ」

クーが左手で紙を撫で、

▼・ェ・▼

ビーグルが何も言わずにネクタイを直し、

( ^ω^)「……残り三本。戦闘になったら減っちゃうお」

ブーンが胸ポケットにある注射器の数を数える。

爪'ー`)「何も無いといいな」

ハハ ロ -ロ)ハ「何かあったらすぐに駆けつけマース」

そして、フォックスとハローが私たちに向けてヒラヒラと手を振り、

ξ゚ー゚)ξ「そっちも私たちが居ない間に何もないといいわね」

私もそれに手を振って答えた。

任務、開始。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

61 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 21:07:46.01 ID:X1uxpBH90
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

(//‰ ゚)「お待ちしておりまシタ」

∥ΞΞФΞ∥

∥ΞΞФΞ∥ カシュッ

( ´∀`)カポ

( ´∀`)「単身でのワープ成功。ついでにパワードスーツの異常も無しモナ」

( ´∀`)「座標のズレは?」

(//‰ ゚)「まだ大きくズレてマス。その辺は改良が必要でショウ」

( ´∀`)「そうモナか……」

( ´∀`)「……とにかく、今はワカッテマスを殺すことが先モナね」

(//‰ ゚)「ハイ。現在地の座標は届いていマス」

( ´∀`)「横堀。今回はこの『加速王』の実戦テストと、ブーメランワープのテストも兼ねてるモナ」

( ´∀`)「僕は少しでも危険になったらブーメラン出来るかテストに移るモナ」

(//‰ ゚)「わかりまシタ。うまくラウンジに戻れるといいですネ」

( ´∀`)「多分大丈夫だと思うモナ。行きが成功すれば帰りも成功するモナ」

63 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 21:13:39.59 ID:X1uxpBH90
(//‰ ゚)「さて、任務の話ですが、現在、殺害目標に治安部隊が近づいているようデス」

( ´∀`)「数は?」

(//‰ ゚)「近づいているのはロボットが3、人間が2。殺害目標の近くには人間が2、ロボットが1と連絡が入っていマス」

( ´∀`)「多いモナね……」

(//‰ ゚)「大丈夫でショウ。一度交戦しましたが、そこまで強くはありませんでシタ」

( ´∀`)「そうモナか……。それなら治安部隊にもうちょっと打撃を与えておくモナ。その方が後々やり易いモナ」

(//‰ ゚)「宜しいのでスカ? 大事になり過ぎるとラウンジの治安部隊まで出てくる可能性もありマス」

( ´∀`)「大丈夫モナ。ラウンジの治安部隊は絶対動かないモナ。それぐらい世界は腐ってるモナ」

( ´∀`)「横堀。君にはワカッテマスの殺害を命じるモナ。どんな形であれ絶対殺すモナ」

(//‰ ゚)「了解しまシタ」

( ´∀`)「僕はうまく治安部隊に打撃を与えるモナ。危険になったら逃げるけどね」

( ´∀`)「とにかく、詳しい作戦は近づいてから決めるモナ。案内、よろしく」

(//‰ ゚)「ハイ。では着いてきて下サイ」

爪(//‰ ゚)爪 ガション

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


65 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 21:19:35.43 ID:X1uxpBH90
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ξ゚⊿゚)ξ「……ここね」

レーダーに受信された目的地に着いた。

小さな集落の中にある小さな食堂。
名前は「マンセー」。
いったいどういう意味なんだろう。

私はジープを止めて地に降り立った。
後続のジープからブーンも出てくる。

もちろんロボットたちは私たちより先に着いてこの食堂の前で待っていた。

  _
( ゚∀゚)「見ろよ、随分チープだろ?」

ジョルジュが食堂を指差しながら私を見て呟いた。
大きな腕を地面に食い込ませて安定させている。
もちろん昼に新しく貰った装備だ。

太陽に照らされて黒のメッキが怪しく光る。


川 ゚ -゚)「そう言うな。慎ましく営業してるんだ。マンセーと言う名前もユニークじゃないか」

いつものようにジェットを背負っているクー。
戦闘準備もジェットを背負う位で、普段と大して変わらない姿がなんとなく私を落ち着かせる。


67 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 21:23:00.94 ID:X1uxpBH90
▼・ェ・▼

ビーグルはと言うと、彼らの会話に入ることも無くそっぽを向いていた。
彼は移動時、ジェットを使わずに四つんばいになって本当に犬のように走っていた。
ジェットを使っていないのにクーたちと同じペースで走っていたので、身体のスペックはかなり高いと思う。

でも、スーツと革靴で走り辛くなかったのかな。


( ^ω^)「どうしたお? 早く中に入るおツン」

ξ;゚⊿゚)ξ「え? あ、うん」

いろいろ考えていたらブーンに心配されてしまった。

私は扉に近づき、手を掛けた。
ロボットたちも私に近づく。


ξ゚⊿゚)ξ ガチャ

扉を開けるとすっぱい匂いが鼻を衝いた。
嗅いだ事の無い変なにおい。

何かしら、この嫌な匂いは。

69 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 21:26:48.36 ID:X1uxpBH90
o川*゚ー゚)o「あ! ツンさん」

('A`)「フッ……。三日ぶりだな」

ξ゚⊿゚)ξ

あれ?
なんでこの人たちがいるの?
  _
( ゚∀゚)「ツンちゃん、知り合い?」

ξ;゚⊿゚)ξ「え、ええ。この間話した助けてもらった人よ」

ドクオさんの目の前には食器。
どうやら、たまたまここでご飯を食べてただけみたいね。

川 ゚ -゚)「……君はスナオモデルか」

o川*゚ー゚)o「そうです。貴女もスナオモデルですね。……数少ない四人の姉妹」

私の隣ではスナオモデル同士の会話。
話が弾むものかと思いきや、その一言で話は終わった。

そして、ドクオさんの横に座っている大柄な男。

( <●><●>)

おそらく、情報提供者。


70 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 21:29:50.92 ID:X1uxpBH90
私は机を挟んで男の前に座る。

ξ゚⊿゚)ξ「あなたが情報提―――」

<ヽ`∀´>「いらっしゃい。キムチどうぞニダ」

<ヽ`∀´> トンッ

ξ;゚⊿゚)ξ「……なにこれ、臭ッ!」

話を切り出した途端、目の前に置かれた壷。
そこから異様な臭いが漂ってくる。これが充満してる臭いの原因か。

<#`∀´>「ファビョーン!! 臭いとは何ニダ!!」

<#`∀´> プンスカ

ξ;゚⊿゚)ξ

てか、あんた誰よ。
こんなエラの張った人、居たっけ?

('A`)「これはキムチって食べ物だ。美味いぞ」

ξ;゚⊿゚)ξ「そ、そうなの?」

<#`∀´>「美味いから食べてみるニダ!」

私、情報提供者と話をしに来ただけなんですけど……。


73 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 21:34:11.12 ID:X1uxpBH90
<#`∀´>「さあ、さあ!」

なんか厄介なのに捕まっちゃったかな……。
どうしよう。


ξ;゚⊿゚)ξ「ブーン。私、この人と話するから、このキムチってやつ食べてて」

(;^ω^)「ぼ、僕がかお?!」

私は腰を捻って後ろを向き、キムチとかいう壷をブーンに突きつけた。
持ってるだけでも臭って来る。
早く放したいわ。

(;^ω^)「しょ、しょうがないお……」

ブーンが渋々と壷を受け取った。
これでようやく話が出来る。


<ヽ`∀´> 「……おいしいニダ?」

<ヽ`∀´> ワクワク

(;^ω^)「まだ食べてないお」

出来るだけ長く引き付けときなさいよね。
私はじっくりと自分の仕事をするから。

74 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 21:39:01.90 ID:X1uxpBH90
ξ゚⊿゚)ξ「で、あなたが情報提供者ね?」

( <●><●>)「はい」

男は私の目をしっかりと見据えて話した。
右は深い緑の瞳。左は澄んだ青い瞳。
どちらも綺麗な色をしている。

オッドアイ……だったかしら。
実際には始めて見た。

ξ゚⊿゚)ξ「詳しくは本部で話してもらうけど、少しいいかしら?」

( <●><●>)「構いません。僕はそのためにここに来たんですから」

ξ゚⊿゚)ξ「名前と歳は?」

( <●><●>)「ワカッテマス。苗字はありません。歳は19です」

19……。
私より3歳も若い。
全然そうは見えないのに。


ξ゚⊿゚)ξ「そう。じゃあ軽くで良いから最近起きている現象について教えてもらえる?」

ξ゚⊿゚)ξ「曖昧な情報で本部に連れて行くわけにも行かないから」

( <●><●>)「わかりました」


76 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 21:43:32.47 ID:X1uxpBH90
( <●><●>)「……僕はある組織から逃げてきました」

ξ゚⊿゚)ξ「それがワープを使っている組織ね」

( <●><●>)「はい。その組織はある計画を実行しようとしています」

ワカッテマスの唇が震え始めた。

( <●><●>)「その計画の名前は『全人類意識共有化計画』」

( <●><●>)「通称、『Xanadu計画』です」

ξ゚⊿゚)ξ「……Xanadu?」

川 ゚ -゚)「桃源郷、か」

クーがボソッと呟く。

桃源郷……。
歓喜の都、とか理想郷に近い意味の言葉だったはず。


( <●><●>)「この計画は人類が平和のことを考え、二度と争いが起こらないように意識を共有化させるものです」

普通に良い計画ね。
是非とも実行して頂きたいわ。

78 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 21:48:04.13 ID:X1uxpBH90
( <●><●>)「全ての人間が同じ意識を持ち、全ての人間が常に笑顔で、全ての人間が人やロボットを愛するようになります」

( <●><●>)「即ち、人類規模の洗脳です」

洗脳……。

ξ゚⊿゚)ξ「要するにみんな笑顔になって、平和主義者になっちゃうわけね」

( <●><●>)「そうです」

( <●><●>)「聞こえは良いかも知れませんが、全ての人間の脳内をコントロールする計画。間違っている行為です」

何言っちゃってんのかしら。
そんなの無理に決まってるじゃない。
どうやって世界中の人間を洗脳するのよ。
  _
( ゚∀゚)「馬鹿か? そんなのどうやってやるんだよ」

馬鹿のジョルジュに言われてしまった。
私が突っ込もうと思っていたのに。

( <●><●>)「詳しい方法まではわかりません。が、この計画には段階があります」

( <●><●>)「一つ目は、ロボットの稼働率を限界突破させること。二つ目はワープ理論の確立」

( <●><●>)「その後のことはわかりませんが、この計画を実行するのは可能です」

……。
じゃあ今はまだ二つ目の段階、ってことね。


80 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 21:51:43.76 ID:X1uxpBH90
('A`)「……よくわかんねーけど、その計画って良い計画じゃねえのか?」

('A`)「手荒なやり方だけど、結局は平和になるんだしよ」

ドクオさんの喋り方が素になっている。

( <●><●>)「……人間を人間たらしめるのは意識と考え方です」

( <●><●>)「それを奪われたら、私たちはロボットと何も変わらない」

ドクオさんの言うことも最もだけど、ワカッテマスの言うことも最も。
どっちが正しいのかしら?
うーん。
わからない。

('A`)「……ま、みんな同じ考えってのは気味悪いよな」

川 ゚ -゚)「ふむ……」

クーが腕を組んで考え込んでしまった。
こうなってしまうと、長い。
いつまでもいつまでも考えたまま。

川 ゚ -゚)「……そうだな。人間を人間たらしめるのは意識だ。それを奪うことは許されない」

あれ?
もうシンキングタイムお終い?
意外とあっさり納得したみたい。


81 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 21:55:23.98 ID:X1uxpBH90
  _
( ゚∀゚)「ふーん……」

ξ゚⊿゚)ξ「ジョルジュは納得したの?」
  _
( ゚∀゚)「考えてもわかんねーから考えるのやめた」

よし。
あなたは馬鹿でよろしい。
永遠に私の見方よ。
  _
( ゚∀゚)「でよ、なんでトーキョーにワープしてくるんだ? 理由でもあんのか?」

( <●><●>)「まずはトーキョーエリアの座標にしっかりとワープすることが目的だからです」

まだしっかり設定した場所に着ける訳じゃなかったんだ。

( ^ω^)「ワープの精度を高めて何かするのかお?」

ブーン。
あんた聞いてたんだ。

( <●><●>)「……目的は素直シュールの誘拐」

川 ゚ -゚)「母さんを誘拐?」

o川*゚ー゚)o「お母さんを誘拐してどうするの?」

クーとキュートはそれを聞いて二人同時に疑問を投げかけた。それも、かなり力強い口調。


83 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 21:59:22.71 ID:X1uxpBH90
素直シュール。

スナオモデルの創設者で、たしかブーンが世界二大天才の一人だって言ってた。
最高のロボットを作る技術と、常識を覆す発想。
それらを最大限に生かした「スナオモデル」が世界を驚愕させた。

そんな凄い人がどうやらトーキョーに居るらしい。
それにも驚いたが、まずエリアVIPに世界二大天才が二人とも居ることに驚きだ。


( <●><●>)「詳しくはわかりませんが、おそらく計画に協力してもらうためです」

川 ゚ -゚)「こんな計画に加担するとは思えないが」

( <●><●>)「そんなものは洗脳すればいいだけの話です」

ワカッテマスから出た言葉にゾクッとした。
まだ頭の何処かで、こんな計画成功するわけない、と思っていたけど、その言葉を聴いて現実味を帯びてきた。
もし彼の言う計画が成功したら、世界は平和になるかもしれない。
そうかもしれないけど、何か違う。

直感だけど、この計画は危険だ。


ξ゚⊿゚)ξ「とりあえず、この続きは本部で聞くわ」

( <●><●>)「わかりました」

私が机に手を付き、立ち上がった時だった―――

84 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 22:03:51.62 ID:X1uxpBH90
o川*゚-゚)o「―――!!」

目の前に突如広がる青い波紋。
優しい光が私たちを包んだ。

それと同時に爆音。
食堂の壁が爆ぜ、破片が当たりに勢い良く飛び散る。
爆風が髪をひどく乱した。

その後は何も見えない。
ただただ、粉塵。


ξ;-⊿゚)ξ「な、何?!」

目の前には机の上に乗り、右手を前に出して空間に波紋を作り出す少女。

o川;゚-゚)o「間に合った……」

(;^ω^)「どうやら暗殺者さんのお出ましのようだお」
  _
( ゚∀゚)「随分派手なアサシンなこと」

粉塵が風に流れて消えた。
遠くに見えるのは一つの人影。

こんなことをするなんて。
周りの家には人も住んでるのに信じられない。


88 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 22:09:37.18 ID:X1uxpBH90
(//‰ ゚)

粉塵が全て消え、ようやく目視できた。
顔面の皮膚が取れて内部がむき出しになっている。
聞いていた第三部隊を殲滅したロボットの特徴通りだ。


(;<●><●>)「僕を殺しに来たか……」

▼;・ェ・▼「ちっ……。ふざけやがって」

川 ゚ -゚)「……たしか、キュートと言ったか。そのまま情報提供者と店主を守れるか?」

o川;゚-゚)o「大丈夫です!」

<ヽ`∀´>「……ウリの店が。ウリのキムチが」

のんきに話を聞いてる場合じゃなかった。
のんびりしてたお陰で、すでに戦闘に突入している。


(;^ω^)「ツン! 何してるお! はやくパワードスーツを取らないと、破壊されたら終わりだお!」

ξ;゚⊿゚)ξそ

そうだ。
パワードスーツが破壊されたらこの先何も出来なくなる。
それは何としてでも避けなくちゃ。


91 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 22:14:22.58 ID:X1uxpBH90
(;'A`)「おいキュート。俺の蒸気王は何処やった!」

o川;゚-゚)o

o川;゚-゚)o「外」

(;'A`)「やべえええええええええ」


川 ゚ -゚)「ツン、ブーン。ここは私たちロボットに任せてくれ」

川 ゚ -゚)「何とか守ってみせる。パワードスーツを着たら加勢を頼みたい」

ξ;゚⊿゚)ξ「了解! 後は任せたわ」

私とブーンは一緒のタイミングで外に走り出した。
少し遅れてドクオさんも。
出来るだけ急がなくちゃまずい。

瓦礫を飛び越えて精一杯走る。
こんなことならもうちょっと寄せてジープを止めて置けばよかった。


(;^ω^)「ああああ……。着替えてここまでくればよかったお!」

それもそうだ。
あれだけ所長に戦闘になるかもしれない、と言われていたのにジープで来た私たちのミス。
なんであの子達も気が付かなかったのかな。


93 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 22:19:04.63 ID:X1uxpBH90
***

……ツンたちは行った様だ。

川 ゚ -゚)「ジョルジュ。適当に高台から頼むぞ」
  _
( ゚∀゚)「OK。怪我すんなよ」
  _
( ゚∀゚) ゴウ・・・!

ジョルジュが私の指示を受けて移動を始めた。
ジェットから噴出された旧式らしい赤い炎が粉塵を巻き上げる。


川 ゚ -゚)「ビーグル。稼働率、コンタクトの計算は?」

▼ ・ェ・▼「………黙れ」

出来ない、か。

川 ゚ -゚)「キュート。情報提供者の安全を確保しながらビーグルのサポートを頼む」

o川;゚-゚)o「……了解しました!」

これで準備は整った。
後は敵機がどう来るか。
第三部隊を一機で殲滅したと言うのだから間違いなく厄介な相手だろう。


96 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 22:24:42.58 ID:X1uxpBH90
だが、ジョルジュの攻撃次第で何とでもなる。
あれだけの高精度のキャノンだ。
テストで見せた通りやってくれれば何等問題は無い。


(//‰ ゚)「始めるか」

(//‰ ゚) ガション

突如敵機の胸が開き、ミサイルが顔を見せる。
そして、一斉に正射した。

計13発。
一つ一つが白い尾を引き、折れ曲がったように軌道を変化させながらこちらへ向かって来る。
動きが全く読めない。

恐らく狙いは情報提供者。


▼ ・ェ・▼「……糞っ」

ビーグルが被弾するタイミングにあわせ、高く跳んだ。

▼ ・ェ・▼「チェアッ!!」

宙でミサイルを蹴り落としていく。
まるでしなやかな鞭のように足を自在に操る。
うまく弾頭に当て、全てを処理した。
頭上に広がるのは爆発と轟音。これらを生身で受けてもあまりダメージは無いようだ。


97 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 22:29:40.06 ID:X1uxpBH90
▼ ・ェ・▼ スタッ

ビーグルが立て膝で着地した。
ゆっくりと立ち上がり、スーツを叩いて埃を落とす。

▼ ・ェ・▼「行くぞ、スナオモデル」

川 ゚ -゚)「了解した」

川 ゚ -゚) キュイッ

手首から先をレーザーブレード変形。
薄い緑の閃光が腕と垂直に走る。

(//‰ ゚)

爪(//‰ ゚)爪 ガション

敵機の背部にウイング確認。
銀の翼が夕日に照らされてフラッシュのように反射した。

ウイングをつけている機体など珍しいものだ。
私のジェットでも飛べないことは無いが、高度は限られる。
どうやら相当苦戦しそうである。

爪(//‰ ゚)爪 ゴォォォ・・・

敵機の後方に大きな粉塵が上がり始めた。
敵機背部ジェット稼働率290%。

99 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 22:34:27.05 ID:X1uxpBH90
ウイングを持ってる相手なら距離を開けては危険だ。
出来るだけ付いて、接近戦に持ち込むのが得策。

私もジェットを稼動し、

川 ゚ -゚)ゴウ・・・!

一気に間合いを詰める。
地を強く蹴り、体が置き去りになるほどの速度で飛び出した。
姿勢を低く、右手を水平に保ち、極限まで加速。

▼ ・ェ・▼ バッ・・・!

私が飛び出すと同時にビーグルも地を思い切り蹴った。
私は右から、ビーグルは左から。
敵機がどう動こうと双方から対応する。


爪(//‰ ゚)爪バフォォォォオオ!

やはり距離を詰められたくないのか十分にウォームアップしないまま敵機が飛び出した。
二、三歩地を蹴り、大きな音を立てて足が地を離れた。
ウイングからも赤い炎が噴出し始める。

敵機は高く高く天に向かっていく。
上空から情報提供者に立て続けに射撃されれば、いくらバリアを張っているとは言え、長くは持たないだろう。
時間との勝負だ。

100 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 22:37:51.09 ID:X1uxpBH90
敵機との距離が徐々に離れていく。
攻撃が届かなくなる前に打ち落とさなくては。

川 ゚ -゚) キュイッ

左手を変形。
手首から先に長いバレル。

私は左腕を天に掲げた。
速度を落とさないまま、敵機に標準を合わせる。

川 ゚ -゚)「ビームガン射出用意」シュタタタタタタ

川 ゚ -゚)「ファイア……!」バフィィ!

解き放たれる緑の閃光。
それが輝かしい輝きを保ちながら天へと伸びていく。
向かう先は、白い尾を引きながら凄まじいスピードで空を翔る敵機。

だが、敵機は急降下。
華麗に避けられてしまった。


▼ ・ェ・▼「……厄介だな」

▼ ・ェ・▼つy= スッ

ビーグルが四つん這いの走行を二足走行に変更。
胸から小銃を取り出す。

103 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 22:43:16.33 ID:X1uxpBH90
爪(//‰ ゚)爪 ガシャ

それと同時に敵機の胸が開いた。
まだミサイルが残っているというのか。

▼;・ェ・▼つy=「糞っ! 間に合え……!」

▼;・ェ・▼つy=「エレキバレット射出……!」

小銃から乾いた音が響く。
放たれたのは黄色く輝く弾。

とは言え、たかだか小銃。
飛距離は限られているはず。

しかし、私の予想を反して弾は軌道を変えながら敵機へと伸びる。

……磁石か。
強力な磁石だ。


爪(//‰ ゚)爪 ガンッ

敵機被弾。

∑爪(//‰ )爪そ バチバチ

被弾した瞬間、敵機に電撃が纏わり付いた。
なんとかミサイルの射出は免れたようだ。


104 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 22:47:27.46 ID:X1uxpBH90
爪(//‰ -)爪「くっ……」

だが、敵機を地に落とすことには至らない。
威力が小さすぎる。
大きな打撃を与えるほか無いようだ。

▼;・ェ・▼[……どうするスナオモデル]

ビーグルからの通信。

▼;・ェ・▼[こうして走り回っているだけでは何も出来ないぞ]

川 ゚ -゚)「……ジョルジュに頼るしかない」

▼;・ェ・▼[あの旧式に何が出来る]

川 ゚ -゚)「奴にしか出来ない事というものがある」

ジョルジュのキャノンが敵機に被弾すれば、あるいは。
まだか、ジョルジュ。


爪(//‰ ゚)爪「……あのバリア搭載のロボットは厄介だな」

爪(//‰ ゚)爪「接近」

敵機が降下を開始。
キュートから叩くつもりか、それともバリアを突き破って提供者を殺すつもりか。
どの道、地に近づくことになる。チャンスだ。


108 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 22:53:25.32 ID:X1uxpBH90
***

(十)

よし。
装着完了。
なんとかパワードスーツは無事だった。
起動も問題ない。

|::━◎┥

|::━◎┥「ツン」

(十)「何? さっさと行くわよ」

|::━◎┥「レーダーがアンノウンを捉えてないかお?」

……本当だ。
ということは二機いるってこと?

距離は、すぐそこ。
……来る。

|::━◎┥「ツン! ひとまず散開するお!」

(十)「了解!」

私は強く地を蹴って右へ、ブーンはジェットを吹かし左へ。
勢い良く散開。

110 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 22:58:12.13 ID:X1uxpBH90
その瞬間、私たちが居た場所に砲撃。
粉塵と爆煙が凄まじい勢いで上がる。


|::━◎┥[……ツン。3時の方向に敵機。その上、パワードスーツだお]

(十)「えっ……?」

∥ΞΞФΞ∥

土で作られた家の上に佇んでいる黄色いパワードスーツ。
大きなバズーカを担いでいる。
そのバズーカからは青白い硝煙。

何より特徴的なのは背部のジェット。
肩から上に伸びており、右と左に一つづつ。
さながらパワードスーツ用のジェットではなく、戦闘機や旅客機に取り付けるような形のジェットだ。
とにかくでかい。
後ろに持っていかれてしまうんじゃないかというくらいに突出している。

アンバランス。
それが私の第一印象。


|::━◎┥[……残り二本になっちゃうお。節約したかったのに]プス

ブーンが腕に注射を刺したようだ。
いつものことなのでほっとこう。
うん。


112 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 23:01:51.93 ID:X1uxpBH90
∥ΞΞФΞ∥

∥ΞΞФΞ∥ゴゥゥウウウウウン・・・!

敵機のジェットが異様な音を出して稼動し始めた。
周りには風が舞い、砂埃を派手に巻き上げている。

見た目だけで判断すると、早さに物を言わせるタイプのパワードスーツだろう。
間違いなく一気に間合いを詰めてくる。
固まって戦うのは危険かもしれない。


|::━◎┥

|::━◎┥[来た来た来た来た!!]

|::━◎┥バッフゥゥゥウウウウ!!

またブーンのテンションが壊れ始めてしまった。
歯車王からは白い煙が勢い良く出始める。


相変わらず声が裏返って気持ち悪いわ。
きっと目を血走らせて唾を垂らしながら叫んでるんだろうな……。
想像してしまった。

114 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 23:05:51.32 ID:X1uxpBH90
(十)「……来るわよ、ブーン」

|::━◎┥[ああ! ぐっちゃぐちゃにしてやんよ!!]

|::━◎┥[さあて、愛の共同作業としゃれ込むか!!]

(十)

……。

ばばばば馬鹿じゃないの?!
何が愛の共同作業よ!!
あああああああああああああ。
恥ずかしい。恥ずかしい。

で、でもそれってブーンも私の事……。



∥ΞΞФΞ∥ゴオオオオオオオオオオオオオ!!!

ぎゃあああああああああああああああああ!!
こっち向かってきたあああああああああああああああああ!!





        ξ゚⊿゚)ξパワードスーツを身に着けて、のようです つづく

116 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 23:09:29.18 ID:X1uxpBH90







        おまけ:もう少し詳しく知りたい人のためのパワードスーツ設定資料集

         *容姿にはあんまり触れません
         *かんぜんにただのオナニー
         *みっつだけ








118 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 23:11:35.08 ID:X1uxpBH90

(十)

名前:原子王[ツン・デレ機](正式名称:原子動力式パワードスーツ・原子王型第二世代機)

身長:2m10cm

重さ:190k

カラーリング:真紅

内蔵武器:右腕部内蔵ビームガン(B)、腰部ハイカノン(B)、レーザーブレード(B)
((B)はビーム兵器)

内蔵機能:頭部衛星情報受信角、各種換装機能、脚部ホバー


・稼動時に顔面の十字ラインが青白く光る(原子王型は共通して見られる)
・カラーリングが赤なのは特注だから(普通は黒)
・角があるのは指揮官機の証だが、ツンは指揮官でもなんでもないので治安軍のルールを全く無視している
・第二世代機は起動性を重視しているため、非常に小回りが利く。その分、内蔵武器は少ない
・しかし、基本的に変わった機能は付いてないため、スタンダードなパワードスーツとも言える
・軍の新人訓練で使われるのも原子王型(電気動力加工)


119 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 23:14:26.32 ID:X1uxpBH90
|::━◎┥

名前:歯車王[内藤ホライゾン機](正式名称:原子動力式パワードスーツ・歯車王型第一世代機)

身長:2m50cm

重さ:230k

カラーリング:黒

内蔵武器:右腕部内蔵ビームガン(B)、レーザーブレード(B)

内蔵機能:各種換装機能、脚部ホバー、ロックオン


・歯車王型の特徴として、並外れた馬力、厚い装甲、モノアイはそのままに原子動力に加工したもの
・基本的に他のパワードスーツを格闘戦で圧倒することをコンセプトに開発されたパワードスーツなので、ほとんど武器を持たない
・とは言え、各種換装パーツも取り付けることが出来るので、遠距離、中距離も補うことが出来る。
・ロックオンが付いているのも歯車王型の特徴。普通のパワードスーツには付いていない
・内藤ホライゾン機は特注。馬力の底上げを主に特殊チューンを施している
・ちなみに、腕部の一部に注射用の穴が空いている
・ジェットをフルブーストさせると妖精の様な青い羽が出来る


121 名前: ◆24es8un4MA [] 投稿日:2011/01/23(日) 23:16:38.06 ID:X1uxpBH90
/◎ ) =| )

名前:蒸気王[鬱田 毒男機](正式名称:原子動力式パワードスーツ・蒸気王型カスタム機)

身長:2m80cm

重さ:200k

カラーリング:ノーカラーリング(鉄色)

内蔵武器:背部キャノン、腕部内蔵マシンガン、肩部ホーミングミサイル、チャージ砲(B)(装備)、

内蔵機能:脚部ホバー、電子ステルス


・特殊カスタム機。後方支援用パワードスーツを無理やり機動性を上げ、中距離にも対応できるようになった
・その分装甲は薄い。機動性も決して高いとはいえないので中途半端
・元々は後方支援用なので電子ステルスを積んでいる
・基本的に蒸気王は優れたパワードスーツの為、特殊カスタムをしていても武装のバランスは失われなかった
・バランスは失われていないが、ビーム兵器は排除されている。ドクオ曰く「ビーム兵器はロマンじゃない。ただしチャージ砲、おめーは良い」
・脚部はカスタム前の名残を受けて大変大きい。スリムな形にすることも可能だったが、ドクオはそれを拒否した
・カラーリングをしていないのも、ドクオのこだわり





ξ゚⊿゚)ξパワードスーツを身に着けて、のようです 6 後編
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